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ニコン「Z8」実機レビュー = フラッグシップの性能を70%のボディーに凝縮したお買い得モデル

ASCII.jp / 2023年5月29日 10時0分

ISO感度別に撮影した写真の一部を拡大して比較。左上からISO800・ISO1600・ISO3200・ISO6400・ISO12800・ISO25600・ISO51200(拡張感度)・ISO102400(拡張感度)。使用レンズ「NIKKOR Z 24-120mm F4」・絞りF5.6・WBオート・ノイズ処理標準。
ISO6400で撮影。拡大してみると少しノイズ感もあるが、気になるほどではない。使用レンズ「NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6」・絞りF5.6・シャッタースピード1/400・WBオート・ノイズ処理標準。
ISO12800で撮影。やや解像感低下はあるが十分実用できる画質だ。使用レンズ「NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6」・絞りF5.6・シャッタースピード1/160・WBオート・ノイズ処理標準。
常用感度最高のISO25600で撮影。細部の解像感は気になるが、ノイズは思いのほか目立たない。使用レンズ「NIKKOR Z 24-120mm F4」・絞りF4・シャッタースピード1/25・WBオート・ノイズ処理標準。

 手ブレ補正のメーカー公称値はレンズ協調で最大6段となっている。とはいえZマウントのレンズは手ブレ補正を搭載しないレンズが多く、実際の効果は気になるところだ。「NIKKOR Z 24-120mm F4」で試してみると広角側遠景なら1/4秒程度でかなりの高確率でブレを防止してくれた。

 実際に試用してみた感覚としては機能や画質はもちろん、レスポンスやシャッターフィーリングなども「Z9」とまったく遜色は無い(もちろんプロスポーツなどハードな現場では違いがあるのかもしれないが)。

 またボディーが小型化したためバッテリー消費が心配だったが、試用初日にRAW+JPEGや「ハイスピードフレームキャプチャ+」など織り交ぜながら撮影した結果、満充電から残13%の時点での撮影枚数は計2198枚と予想を超えるスタミナだった。

 約60万円という価格もフラッグシップ同等と思えば妥協できる。ハイエンドを求めるニコンファンにはぜひ注目して欲しいカメラだ。

「NIKKOR Z 24-120mm F4」の焦点距離24mm、シャッタースピード1/2秒で撮影。厳密に見ればブレているがギリセーフとした。
「NIKKOR Z 24-120mm F4」の焦点距離120mmで撮影。望遠側でも遠景なら1/4秒でブレずに撮れた。
満充電から撮影しバッテリー残量警告表示になった時の電池チェックの画面。ほぼ公称値通りの数値だ。なお「ハイスピードフレームキャプチャ+」の連写中は撮影回数1回とカウントされる。
 

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