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友達とPCゲームしたい! を13万円以下で叶える、フルHD144Hzの15.6型ノートPC

ASCII.jp / 2023年6月10日 15時0分

「GALLERIA RL5C-R35」

 サードウェーブが販売する「GALLERIA RL5C-R35」は、15.6型ディスプレーを搭載したエントリー向けのゲーミングノートパソコンだ。第13世代インテルCoreプロセッサーやGeForce RTX 30シリーズ、高リフレッシュレートに対応するディスプレーなどを搭載。このスペックで13万円を切る価格におさめられており、コスパのよさが魅力の1つになっている。

 今回その実機を試すことができたので、製品の外観や使い勝手、パフォーマンスなどを紹介していこう。

日常用途にも使いやすい洗練されたデザインを採用

 サードウェーブの「GALLERIA(ガレリア)」は、PCゲームを楽しみたいユーザーをターゲットにしたハイスペックなパソコンを展開するゲーミングパソコンブランドで、初心者からヘビーゲーマーまで幅広い層に向けた多彩な製品がラインナップされている。

 そのうちノートパソコンは最新の技術やコンポーネントを搭載した「U-Series」と、高性能パーツを搭載したハイエンドモデル「Z-Series」、スペックとコストのバランスが取れたミドルモデル「X-Series」、コスパに優れたエントリーモデル「R-Series」の4シリーズが展開されている。

 今回試した「GALLERIA RL5C-R35」は「R-Series」の機種の1つで、リーズナブルながらフルHDでゲームをプレイするには十分な性能を備えているのが特徴。直販サイト「ドスパラ」では、税込で12万4980円からという手頃な価格で販売されており、これからPCゲームを始めるユーザーが初めての1台として購入するのにはピッタリな製品だ。

 エントリーモデルとはいっても本体の質感は高く、天板とキーボード面にはメタリック調の上品な表面仕上げが施されている。ゲーミングノートパソコンというと大柄で未来的なフォルムを思い浮かべる人もいるかもしれないが、本製品の場合はシンプルかつ洗練されたデザインで、パッと見は一般的なノートパソコンとあまり変わらない。

本体はメタリック調の表面仕上げが施されており高級感がある
本体底面。ディスプレーのベゼルやボトムケースのカラーはブラックが採用されている

 本体カラーもダークシルバーやブラックを基調とした落ち着いた色合いなので、自宅だけでなく、オフィスやカフェ、コワーキングスペースなど、場所を選ばずに使用できそうだ。

 15.6型という、ノートパソコンとしては大きめのディスプレーを搭載しているが、ナローベゼルの採用でフットプリントは幅約360mm、奥行き約244mmに抑えられている。厚みも22mmとスリムで、質量が約2.1kgとゲーミングパソコンの中では比較的軽いため、いざというときはバッグなどに入れて持ち運ぶことも十分可能だ。

厚みは最薄部(本体前方)が22mmとなっている

 インタフェースは、本体左側面にセキュリティースロット、USB 2.0 Type-A、マイク入力、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子が、本体右側面にSDカードリーダー、USB 3.2(Gen1)Type-A×2が、本体背面にMini DisplayPort 1.4a、USB 3.2 Gen2 Type-C(データ伝送のみ)、HDMI 2.1、LAN、電源入力端子が搭載されている。

本体左側面には、セキュリティースロット、USB 2.0 Type-A、マイク入力、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子が搭載されている
本体右側面には、SDカードリーダー、USB 3.2(Gen1)Type-A×2が搭載されている
本体背面には、Mini DisplayPort 1.4a、USB 3.2 Gen2 Type-C、HDMI 2.1、有線LAN端子、電源入力端子が搭載されている。なおUSB Type-Cはデータ伝送のみでPower DeliveryやAlternative Modeには対応していない

 映像出力端子はMini DisplayPortとHDMIの2系統あり、本体内蔵ディスプレーと合わせて最大3画面のマルチディスプレーが可能だ。

 このほか、ディスプレー上部にはHD画質のWebカメラが内蔵されており、テレビ会議にも活用できる。無線LANは最新のWi-Fi 6Eを搭載しており、対応ルーターとの組み合わせで最大2.4Gbpsの高速・低遅延通信を実現することが可能だ。さらにSound Blaster Studioを搭載しており、臨場感あふれる3Dサウンドを体感できるのも特徴の1つになっている。

高リフレッシュレートディスプレーを採用

15.6型フルHD(1920×1080ドット)解像度のノングレアディスプレーを搭載する。視野角が広く斜めから見た場合でも発色があまり変わらない

 ディスプレーは、フルHD(1920×1080ドット)のノングレアパネルが採用されている。視野角が広く斜めから見ても色合いの変化が少ないうえ、色再現性も良好で、写真編集といったクリエイティブ用途にも安心して使用することが可能だ。

 リフレッシュレートは一般的なディスプレーの60Hzを大きく上回る144Hzを実現しており、マウスポインターやページスクロールの動きなどがスムーズに表示される。ビデオカードの性能やゲームの重さなどにもよるが、ゲームプレイ時の映像もより滑らかに表示することが可能となっている。

リフレッシュレートは最大144Hzまで対応している

 とくにFPSやTPSなどの動きの激しいゲームは残像感が低減して、敵の動きが目で追いやすくエイムなどもしやすくなる。ゲームで勝ちにこだわりたい人にとってはうれしいポイントだ。

 キーボードはテンキーが標準搭載されており、表計算ソフトでの数値入力がしやすいのが特徴。キーピッチは実測で約19mmだが、スラッシュやアンダーバーなどの記号キーがやや幅狭になっており多少の慣れは必要。もっともキーストロークが十分あってタイピング自体はしやすく、ミスタイプは起きにくく感じた。

キーボードは日本語102キー。キーピッチは約19mmで、3列テンキーが標準搭載されている

 キーボード右奥には、電源スイッチと並んでモード切り替えスイッチが搭載されており、押すたびに動作モードを「オフィス」、「ターボ」、「スタンダード」の3種類に変更することができる。利用シーンに合わせてワンタッチで切り替えられるのはとても便利。

 通常は使用状況に合わせてファンの回転などを自動調整してくれる「スタンダード」にしておくのが良さそうだが、ゲームをプレイする時はパフォーマンスを最大に引き出してくれる「ターボ」モードにしておくのがおすすめだ。

 ちなみに、キーボードにはRGBバックライトが内蔵されており、プリインストールされているユーティリティー「Gaming Center」を使えば好みの色や輝度に設定することができる。単色だけでなく自動的に色を変えながらカラフルに光らせることもできるので、ゲームプレイ時といったテンションを上げたい際に役立ちそうだ。

キーボードはRGBバックライトが内蔵されている。ゾーンごとに異なる色を設定することはできない
プリインストールされているユーティリティー「Gaming Center」の画面。キーボードバックライトを好みの色に設定できる

 タッチパッドはクリックボタン一体型で、操作スペースは幅約116mm、奥行き約74mmと大きめ。指感触もよく、サラッとしているため、ジェスチャーなどの操作がやりやすく感じた。

 メタリック調の洗練されたデザインの本体に、高リフレッシュレートのディスプレーやバックライト内蔵キーボード、充実したインターフェースを搭載した「GALLERIA RL5C-R35」。今回は、その外観や使い勝手を中心に紹介したが、次回はベンチマーク結果などを交えながら気になるパフォーマンスを紹介していこう。

(C) THIRDWAVE CORP. All Rights Reserved. ※価格・構成については、2023年6月30日時点の情報です。最新情報についてはドスパラにてご確認ください。 ※本製品はBTO製品の為注文時期によって内部で使用されているパーツが異なる場合があります。その為計測した結果と実際の数値が異なる場合があります。

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