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「Galaxy S23」は使いやすいサイズに機能が超詰まった高性能モデル!

ASCII.jp / 2023年6月15日 12時0分

 今回レビューするのは、サムスン電子の「Galaxy S23」。コンパクトなボディーにトリプルカメラを搭載したSシリーズの最新ハイエンドモデルです。なお、上位の「Galaxy S23 Ultra」も登場していますが、今回はあえてベーシックモデルのGalaxy S23をチョイスしました。

 4月20日よりNTTドコモが13万6620円(税込以下同)、auが13万6330円、楽天モバイル13万8700円で発売。カラーは「クリーム」「ファントムブラック」「ラベンダー」の3種となっています(楽天モバイルではラベンダーの取り扱いなし)。

 今回はauが取り扱うGalaxy S23をお借りして使用しました。

取り回しやすいコンパクトボディーがうれしい

 本体は片手でしっかりと握れるコンパクトなサイズ。縦、横、厚さのどれも取り回しやすいサイズになっています。ちなみに、上位モデルのGalaxy S23 Ultraが角ばっているのに対し、本機は丸みのあるデザインを採用しています。今回お借りしたのは「ラベンダー」。ハイエンドらしい上品さを感じます。

サイズは約71×146×7.6mm、重量は約168g
丸みのあるフレーム

 本体右側に電源ボタンと音量ボタン。下部にSIMカードスロットとUSB Type-Cポートを搭載します。

右側に電源ボタンと音量ボタン
SIMカードスロット、USB Type-Cポート

 画面は約6.1型のDynamic AMOLED(有機EL)ディスプレー。解像度は2340×1080ドットのFHD+。ベゼルの太さが上下左右均一なため、画面は大きくないものの、動画視聴時にスッキリとした印象を与えます。また、優秀だと感じたのがサウンド性能。横向き時に音の左右差をほぼ感じず、本体から直に再生しても音楽を楽しめるクオリティーだと感じました。

インカメラは小さいパンチホール型

夜景&ポートレートが強力 どのシーンもハイクオリティー

 背面のアウトカメラは、約1200万画素(超広角)+約5000万画素(広角)+約1000万画素(望遠)の3眼構成。仕上がりとしては、さすがハイエンドという印象。苦手なシーンはなく、とりわけ暗所での撮影に強みを感じました。

 日中の風景を試してみると、実際よりもわずかに色彩が濃く出るように感じますが、不自然な感じはありません。超広角カメラも歪みのない広角写真が撮れます。ズーム倍率を変更する際に画面が切り替わらずスムーズにできるのも便利です。

通常倍率で撮影
超広角(0.6×)で撮影
最大ズーム(30×)
ズームは各倍率のボタンをタップして変更可能(左)。また、最大ズーム時は右上を見るとどこを拡大しているかがわかる(右)

 食事モードではフォーカスエリアを調節でき、好きな場所に絞ってピントを合わせられます。通常時と比較すると、暖色が強くなっていることがわかります。

左は通常モード。右の食事モードでは、周囲に強めのぼかしがかかる

 ポートレートモードは、被写体と背景の識別が非常に正確。輪郭の通りにぼけがかかるのは、さすがハイエンドといったところでしょう。モノクロなどライティングを適用する機能もあります。

きれいにぼけがかかっている
複数のライティングを選択可能

 夜景撮影に適したナイトモードは、光量に応じて露光時間を調節。通常モードと比べると、明るさを確保しつつ、光の色が強く出ていることがわかります。なお、超広角レンズもナイトモードに対応しているため、広角の夜景写真も撮れます。

左が通常モード、右がナイトモード。ナイトモードのほうが歩道の街灯と観覧車のライトの色が濃く出ていて、メリハリが効いている印象

 インカメラは約1200万画素の広角レンズ。ポートレートモードはぼかしの精度が高く、アウトカメラと同様にライティングも選択可能。デュアルピクセルオートフォーカスにより、暗所での自撮りも素早くきちんとピントが合います。

髪や耳など細かな部分も背景としっかり区別できている

 今回は試せなかったのですが、カメラアプリでは別途「Expert RAW」アプリをダウンロードすることで、高解像度のRAWフォーマットで撮影可能。天体写真も撮影できるとのことです。ダウンロード後はカメラアプリ内からモードを切り替えることができます。

「その他」にある「Expert RAW」をタップしてダウンロード可能。また各撮影機能はドラッグして移動できる

最新チップセットで動作は快適!

 OSはAndroid 13、CPUはクアルコム社のSnapdragon 8 Gen 2。メモリーは8GB、ストレージは256GB。動作は非常に快適で、常にサクサクと動作してくれました。バッテリー容量は3900mAhと最近のモデルにしてはやや少なめ。外出先で電池切れする心配は要らないとしても、各機能を使い倒すことを考えると1日に1回は充電が必要になるかなと思います。また、ワイヤレス充電に対応しています。

Geekbench 5での計測スコア(左)。ゲームプレイに最適な設定に変更できる「Game Booster」機能もある

 そのほか、生体認証は指紋と顔の両方に対応し、どちらも認証はスムーズ。IPX5/8の防水性能、IP6Xの防塵性能を備えます。NFC、おサイフケータイに対応。

【まとめ】コンパクトボディに高機能が詰まった 使いやすいハイエンド

 Galaxy S23は、コンパクトなボディーにスマホの基本機能を余すところなく搭載した、最新ハイエンドモデルです。各機能はただ搭載されているだけでなく、どれも高性能なのはさすがハイエンドといったところ。取り回しやすいサイズになっているのも、使いやすいポイントでしょう。

 本機は、コンパクトサイズ+高性能というスマホの1つのスタンダードを示している機種だと感じました。ハイエンドを求めるなら、まず本機に触れてみてはいかがでしょうか。

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