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FeliCa搭載のモトローラ新SIMフリー機「moto g53j 5G」はスペックより中身!?

ASCII.jp / 2023年6月11日 12時0分

 モトローラから発表されたFeliCa搭載の新SIMフリースマホ「moto g53j 5G」。6月16日の発売で、価格は3万4800円。昨年登場の「moto g52j 5G」とは、ポジション的にもやや異なる位置付けの製品となっている。詳しいスペックを確認するとともに、発表会での実機の写真も合わせて見ていこう。

モトローラからFeliCa搭載の新SIMフリー機「moto g53j 5G」が登場。前年モデルの「moto g52j 5G」の純粋な後継機というわけではなさそうだ

円安の影響が大きかったか!? 前年モデルと比較して、5000円安いがスペックは控えめ

 昨年モデルのmoto g52j 5Gは、同社初となる防水&FeliCa対応もあって、SIMフリーのミドルクラス機の中では、OPPO「OPPO Reno7 A」、シャオミ「Redmi Note 11 Pro 5G」と並ぶ人気製品となっていた。

 ただ、その3製品が登場した昨夏以降、急激な円安や物価上昇が発生。影響は広範囲に及んでいる。そのこともあってか、moto g53j 5Gは、価格が抑えられている代わりにスペック的にはやや控えめとなった。

 具体的には、ディスプレーは6.5型液晶で画面解像度は720×1600(g52jは6.8型液晶/1080×2460)、SoCはSnapdragon 480+(同Snapdragon 695)、カメラも5000万画素+200万画素(マクロ)の2眼で超広角カメラは省略。また、IP68の防水・防塵をサポートしていたg52jに対して、防滴レベルのIP52となっている。

6.5型液晶の採用で、横幅は75mm弱。一回り小さくなっている
背面はサラサラとした手触りで指紋も付きにくく好印象
カメラは標準+マクロの2眼構成に。超広角カメラがなくなったのをどう判断するか

 一方でメモリー/ストレージは8GB/128GB(同6GB/128GB)となり、バッテリー容量は5000mAhとg52jと同じ。FeliCa/NFCを引き続きサポートするほか、スピーカーはDolby Atomos対応のステレオ。また、液晶パネル搭載でありながら、約8.19mmと比較的薄く、重量も約183gと軽いのはプラス要素だろう(同9.1mm、206g)。

液晶パネル採用ながら、厚みは8mm強と比較的抑えられている。防水を諦めたという要素もある?
イヤホン端子にステレオスピーカーも
SIMスロットはnanoSIM+eSIMで、それとは別にmicroSIMの増設も可能。なお、対応バンドでは今回もドコモ5Gの4.5GHz帯には非対応
こちらはインクブラックのカラバリ

実際に使ってみると、よくまとまった“使える”1台 メモリー4GBのワイモバ版は一括2万円強、MNPで1円

 実機を操作してみると、スペック以上に使い勝手がいいことがわかる。元々Snapdragon 480は400番台のスナドラと言っても、十分な性能を持つSoCだが、画面解像度がHD+なこともあって動作は快適。リフレッシュレートが120Hz対応という点もあって、引っかかりをあまり感じさせない。液晶の画質もなかなか良好だ(解像度の差はさすがにわかるが)。エントリー~ミドルクラスのスマホとしては、よくまとまった1台と言える。

 なお、Y!mobile向けバージョンの「moto g53y 5G」はメモリーが4GBと少なくなるが、一括価格は2万1996円で、MNP契約時は1円で提供。メモリーの少なさはやや気になるものの、「1円スマホ」の中ではかなり“使える”スマホとなりそうだ。

 カラバリはインクブラック、アークティックシルバーの2色で、moto g53y 5Gにはさらにもう1色、ペールピンクも用意される。

Y!mobile版は3色構成
ペールピンクはゴールドのようでもあり、ピンクのようでもありという感じだが、派手すぎずに落ち着いた雰囲気だ
 

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