【格安スマホまとめ】モトローラ、FeliCa搭載の新SIMフリー機 OPPOも新「Reno A」の6/13発表を予告

　主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、モトローラがFeliCa搭載の新SIMフリー機「moto g53j 5G」を発表。また、OPPOも「Reno A」新モデルの13日リリースを予告している。

モトローラから国内向けカスタマイズモデルの第2弾「moto g53j 5G」が発表

若干スペックは控えめだが、実用性は高い FeliCa搭載の新モデル、モトローラ「moto g53j 5G」

　まずは6月16日発売のモトローラの新製品「moto g53j 5G」から。詳しくは別記事も参照いただきたいが（「FeliCa搭載のモトローラ新SIMフリー機「moto g53j 5G」はスペックより中身!?」）、昨夏登場した防水＆FeliCa対応の「moto g52j 5G」と比べると、価格は5000円安い3万4800円ながら、円安の影響も受けているためか、スペック的にはやや控えめとなっている。

moto g52j 5Gと比べると各種スペック以外に、薄型＆軽量化という違いもある

　画面解像度がg52jのフルHD＋なのに対してHD＋のほか、防水もIP52止まりと防滴レベル、カメラも標準＋マクロの2眼構成となった。ただ、画面解像度がやや低い分、動作は快適で、メモリーも8GBと増強（g52jは6GB）されているなど、使い勝手はなかなか優秀。また厚みが約8.1mmで、重量は約183gと比較的抑えられているのもプラスとなっている。moto g52j 5Gとはややクラスが異なる製品と言えるかもしれない。

nanoSIM＋eSIMとは別にmicroSDの追加も可能。なお、5Gについては引き続きドコモ5Gの4.5GHz帯は非対応

ミドルクラスの人気モデルの一角「OPPO Reno A」の新製品が 6月13日の発表を予告

　昨夏登場したミドルクラスの人気SIMフリースマホと言えば、モトローラ「moto g53j 5G」、シャオミ「Redmi Note 11 Pro 5G」、OPPO「OPPO Reno7 A」の3製品だが、その一角であるOPPOがReno Aシリーズの新製品発表を6月13日（火）にすると告知している。

＼OPPOからの発表〜❗️／ 6/13（火）、皆さんに新たなお知らせがあることを今ここで発表します！📣 楽しみにしていてくださいね☺️#発表の発表pic.twitter.com/Q4A9djL7I4

— OPPO Japan (@OPPOJapan) June 8, 2023

　Reno Aシリーズと言えば、防水・防塵とFeliCaへの対応以外にも、日本のユーザー好みのシンプルで清潔感あるデザインも人気の理由。ティザー画像を見る限り、その路線を継承している感があるが、実際はどうなるだろうか。注目と言えそうだ。

HIS Mobileが新プラン「自由自在スーパープラン」を発表 20GB＋1回5分までの通話定額付きで月2190円とahamo対抗

　HIS Mobileが発表会を開催。新プラン「自由自在スーパープラン」を7月に開始することを公表した。

HIS Mobileから新プランが登場

　HIS Mobileの現行の主力プラン「自由自在290プラン」は、100MB以下で月290円、3GBで月770円、7GBで月990円と基本料の安さはもちろん、通話定額も1回5分までが月500円、かけ放題も月1480円と安く、しかも通話アプリ不要で高音質と注目のサービスとなっていた。一方で、ユーザー数が増えてきた中容量、特にahamoと直接比較しにくいことが難点だった。

新プランはハッキリとahamo対抗を意識したものだ

　そこで「自由自在スーパープラン」では月20GB＋1回5分までの通話定額がセットとahamoと同等にしたうえで、ahamoの月2970円に対し、月2190円と料金の強みをハッキリとアピールした形だ。なお、実際の開始までに「自由自在スーパープラン」を申し込んだユーザーに、契約事務手数料相当となる3300円をキャッシュバックするキャンペーンも実施する。

各社の月20GBプランとの比較。料金的に最安値クラスで、しかも1回5分までの通話定額も付いてくる

人気の音声通話付きSIMの料金表（税込）

^{※1：au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある ※2：加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円） ※3：加入から1年無料のキャンペーンで通信量が増量される（2年目以降、月550円）}