メモリー8GBでさらにサクサク！ミドルの新定番スマホ「OPPO Reno9 A」登場

ASCII.jp / 2023年6月13日 11時0分

　防水＆FeliCaに早くから対応するなど、国内ユーザー向けにカスタマイズされたミドルクラス機として、高い人気を誇る「OPPO Reno A」シリーズ。今年もその新モデル「OPPO Reno9 A」が発表された。SIMフリーモデルのほかY!mobile／楽天モバイルからも登場し、6月22日から順次発売される。実売価格はSIMフリー版がECサイトで4万円台前半など。

シンプル＆清潔感のあるデザインで、人気が高い前モデルを継承 8GB RAMや独自技術により、長期間サクサクで利用できる

　前モデルの「OPPO Reno7 A」は、“十分なスペック”と同時に、使いやすいサイズ、そしてシンプルかつ清潔感のあるデザインというバランスの良さが、日本のユーザーに広く受け入れられたが、この路線は今回も継続している。

サイズ感はほぼReno7 Aと変わらず。サイズは約74×160×7.8mmで、重量は約183g

若干分厚くなったが、それでも8mm切り。イヤホン端子も搭載されている。なお、スピーカーはOPPO Reno7 Aと同じくモノラル

　まずデザインについては、引き続き独自の背面加工技術「OPPO Glow」を採用。今回はガラス素材を用いつつも、サラサラとした優しい手触りはそのまま。それでいてカメラ周りはその光沢感を残してアクセントを付けている。

　一方でハードウェアのスペック面では、SoCはReno7 Aと同じSnapdragon 695 5Gを搭載しつつ、メモリーは8GBに増量。ストレージ領域を活用したRAM拡張機能で16GB相当にできるため、多数のアプリを使っても動作は快適とする。実際にSnapdragon 695 5G搭載機の中でもスムーズな動作を体感できた。

メインメモリーは8GBに。将来を考えても余裕がある。さらにストレージを使って、もう8GBを拡張可能

Antutu 9とGeekbench 5のスコア。メモリーが8GBな分、これまでのスナドラ695搭載機より若干向上しているが、基本的にはほぼ同等だ

　また、このサクサク感を長期で実現すべく、Reno7 Aと同様に「システム劣化防止機能」を搭載。36ヵ月の利用後でも劣化を5％以下に抑制するとしている。また、独自の「DCE（Dynamic Computing Engine）」ではマルチタスク時のリソース配分を最適化して、動作を安定するとともに、快適性が向上するとのことだ。

　主なスペックは、ディスプレーは90Hzリフレッシュレート対応の6.4型有機EL（20：9、1080×2400）、Snapdragon 695 5G、8GBメモリー、128GBストレージ、4500mAhバッテリー（18W充電対応）、FeliCa、防水・防塵（IP68）、画面内指紋センサー（＋顔認証）など。OSはAndroid 13ベースのColorOS 13。カメラはメインが約4800万画素で、超広角800万画素、マクロ200万画素の3眼構成（インカメラは1600万画素）、スピーカーがモノラル、SIMスロットはnanoSIM×2またはnanoSIM＋eSIMの2とおりの組み合わせが可能になっているのもReno7 Aと同じだ（Y!mobile版はシングルSIM）。