ライブドア、ニュース記事の要約をAIが自動で生成する新機能のβ版をリリース

　ライブドアは6月13日、同社が運営するライブドアニュースにおいて新機能「ざっくりポン」のβ版をリリースした。

　本機能は、自然言語処理モデル「T5」に基づいて構築された日本語ニュース記事特化型のAI要約機能。この機能はライブドアニュースの過去10年分の要約データを事前に学習しており、ニュース記事を3つのポイントに要約した独自の見出し「ざっくり言うと」をAIが自動で生成するという。この新機能を活用することで、より多くの記事に対してざっくり言うとを付与し、読者に短時間でより多くの記事を閲覧してもらうことが可能になるとしている。

　また、ざっくりポンはライブドアニュースのスマートフォン版、PC版の両サイトで導入され、同社が運営する「Kstyle」や「みんかぶマガジン」などの媒体を対象に要約を提供する予定とのこと。

　なお、本機能の本リリースは2023年夏頃を予定。本機能の開発を皮切りに同社が蓄積している独自のデータを活用し、記事の見出しやTwitter投稿文などのテキスト生成AIの開発を推進していくという。