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RTX 4060で15万円台と驚きのコスパ! フルHDゲームプレイ用BTOPCならコレ!

ASCII.jp / 2023年7月24日 15時0分

「FRGAG-B760/4060」

 次々と魅力あるスペックのオリジナルBTOパソコンを投入しているインバースネットの「FRONTIER」ブランド。今回紹介する、ゲーミングパソコン「GAシリーズ」の「FRGAG-B760/4060」も、価格を抑えながら、10コア/16スレッドのCore i5-13400Fと、NVIDIA最新ミドルレンジGPUのGeForce RTX 4060といった人気のゲームタイトルを楽しめるスペックを備えた1台となっている。セール期間中の価格は15万4800円から。

 そしてゲーム用、仕事用に使う際に毎日目にするデザイン面も優秀で、パソコン内部がのぞける強化ガラスパネルこそ搭載していないが、フロントパネルトップに赤色LEDギミックを備え、カラバリも黒色と白色を選べるようになっている。

 そんな「FRGAG-B760/4060」のゲーミングパフォーマンスを、定番人気と最新のゲームタイトルを使って確認していこう。

「FRGAG-B760/4060」は、CPUにCore i5-13400F、GPUにGeForce RTX 4060を搭載する

倒立配置を採用する「GA」シリーズの外観と内部をチェック

フロントは、シンプルなフラットデザイン。カスタマイズで薄型の光学式ドライブが搭載可能になっている

 「FRGAG-B760/4060」は、効率的な吸排気設計とともに高い拡張性を備えているのが特徴となるコンパクトミドルタワーだ。

 マザーボードは、もっとも発熱するビデオカードがトップに配置されている倒立タイプを採用。ビデオカードは、トップから新鮮な空気を取り込み、サイドから排気する仕組みになっている。フロントにも2基の120mm径ファンを装備し、空冷CPUクーラーや水冷ラジエーターにも新鮮な外気を取り込めるようになっている。

従来のPCケースとは、逆向きにマザーボードを配置する倒立タイプ。ビデオカードがトップに位置するようになる
ビデオカードは、トップから外気を取り込み。温まった風は、ケースサイドから排気する仕組みになっている
フロントに吸気用の120mm径ファンを2基備えている
試用機には空冷CPUクーラーが採用されていた。2フロント吸気ファン、CPUクーラー、排気ファンが一直線に並んでいる

 フロントインターフェースは、デスク下に設置した際に使いやすいケーストップに装備。USBポートは、USB 2.0×2、USB 3.1 Gen1×2と、ゲーミングデバイスや外付けストレージなど、取り外すこともある周辺機器の接続に困ることのない数が備わっている。リアインターフェースにも、8ポートのUSBポートを装備と充実しているのもポイントだ。

赤色LEDギミックととともに、フロントトップにインターフェースを備えている
倒立タイプのリアインターフェースは、従来とは逆側のボトムよりに配置されることになる
トップパネルにはダストフィルターを備えている
マグネットタイプで、簡単にメンテナンスできる
ボトムの電源ユニット部にもダストフィルターを装備している

FRGAG-B760/4060のゲーミングパフォーマンスをチェック

FRGAG-B760/4060のゲーム性能をチェックしていく

 FRGAG-B760/4060の外観と内部に続いて、もっとも気になるゲーミングパフォーマンスを定番ベンチマークソフトと、人気のゲームタイトルでチェックしていこう。

 まずは定番の「3DMark」から確認していこう。テストには、APIのDirectX 12 Ultimateに対応し、メッシュシェーダやレイトレーシングなどを使った重量級ベンチマーク「Speed Way」と、DirectX 12対応の「Time Spy」を実行している。

「Speed Way」の結果
「Time Spy」の結果

 さすがに重量級テストの「Speed Way」は、3000スコアを切り、テスト中の平均フレームレートも25fpsになったが、多くのゲームが対応する「Time Spy」は1万スコアをマーク。

 フレームレートは負荷の高いGraphics test 2では57.91fpsと60fpsを切っているが、Graphics test 1では68.02fpsを記録している。テスト解像度は、FRGAG-B760/4060が搭載するGeForce RTX 4060のターゲットとなる、1920×1080ドットを上回る2560×1440ドットなので、十分な結果といえる。

 続いて、人気ゲームタイトルの公式ベンチマークで確認していこう。まずは格闘ゲームの金字塔で、シリーズ最新作となる「STREET FIGHTER 6」だ。画質は最高に設定し、解像度は1920×1080ドットと2560×1440ドットで実行した。

「STREET FIGHTER 6 ベンチマークツール」の結果、2560×1440ドットで計測

 2560×1440ドットでも、快適にプレイできる100点満点のスコアを記録している。ハードウェア格差をなくすため、フレームレートが60fps固定になっている対戦はもちろん、プレイヤーたちのコミュニケーションハブとなる「BATTLE HUB」や、シングルプレイのストーリーモード「WORLD TOUR」も、90~100fpsのフレームレートが出ていた。当然、1920×1080ドットのフルHD解像度なら、フレームレートはさらに伸び、110fps台を記録している。

 オンラインアクションRPG「BLUE PROTOCOL」もチェック。ベンチマークはプリセット「最高画質」を選択し、解像度1920×1080ドットと2560×1440ドットで実行した。結果は解像度2560×1440ドットで最上位の評価となる「極めて快適」を獲得、ベンチマーク中の平均フレームレートも90fps前後となっていた。

「BLUE PROTOCOL ベンチマークソフト」の結果。2560×1440ドットで計測

 フルHD解像度では、平均フレームレートは135fps前後まで伸びている。試しに「最高画質」プリセットから、表示距離やアンチエイリアシング、テクスチャなどといった項目をアップさせた状態でもベンチマークを実行したが、それでもフルHD解像度なら110fps台と余裕のある結果になっているので、最高画質で「BLUE PROTOCOL」の世界を満喫することができる。

 最後は「ファイナルファンタジーXIV」のパフォーマンスを、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」で確認していこう。画質は「最高品質」に固定し、解像度1920×1080ドットと2560×1440ドットで実行している。

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」の結果

 ここまでのタイトルと同じく、2560×1440ドットで快適なプレイを実現できる最上位の評価を獲得しており、平均フレームレートも110fps台と余裕のあるフレームレートを記録している。エンドコンテンツまで、快適にプレイできるパフォーマンスになっている。

「Apex Legends」は144Hz張り付きプレイも狙える

 続いては定番eスポーツタイトル「レインボーシックス シージ」と、「Apex Legends」のパフォーマンスを確認していこう。「レインボーシックス シージ」は、最高画質でレンダリングのスケーリングは標準の「50%」に加え、「100%」に設定した。フレームレートの計測には、内蔵ベンチマークを利用している。

「レインボーシックス シージ」の結果

 軽量級ゲームタイトルとあって、WQHD解像度、スケーリング50%ならリフレッシュレート240Hz駆動のゲーミングディスプレーを活かしたプレイを十分視野に入れられる。さらにフルHD解像度では、スケーリング100%でも240Hzの張り付きプレイが可能なフレームレートになっている。

 人気バトルロイヤル「Apex Legends」のパフォーマンスを確認していこう。画質設定は、スポットシャドウディテールを「最高」にしたほかは、最高の状態に設定。ゲーム内の「射撃訓練場」を一定ルート移動した際を「CapFrameX」で記録し、平均フレームレート(avg)と、全体を100分割して最小値から1%の数値となる1パーセンタイル点(min 1%)を抽出している。

「Apex Legends」の結果

 フルHD、WQHDともに最高設定でも、144Hz駆動ゲーミングディスプレーを使ったスムーズなプレイを実現できるパフォーマンスを叩き出している。「FRGAG-B760/4060」は、低価格化進んでいるフルHD解像度、144Hz駆動ゲーミングディスプレーと組み合わせて、144Hz張り付きプレイでの「Apex Legends」デビューにもオススメできる。

GeForce RTX 40の本領発揮! DLSS FGで「Cyberpunk 2077」を快適プレイ

 最後は発売から3年、大型有料DLC「仮初めの自由」が9月に発売される「サイバーパンク 2077」で確認していこう。

 レイトレーシングに対応する重量級ゲームタイトルだが、GeForce RTX 40シリーズの最大のメリットであるフレームレート爆上げアップスケリング技術のDLSS FG(Frame Generation)に対応している。

 ここでは、レイトレーシングを効かせない「ウルトラ」プリセット、最高品質でレイトレーシングを効かせた「レイトレーシング:ウルトラ」。加えてDLSS FGを有効にし、DLSS品質を「バランス」に設定した状態でチェック。解像度はここまでと同じく、1920×1080ドットと2560×1440ドットで、ゲーム内ベンチマークを利用している。

「サイバーパンク2077」の結果、1920×1080ドット
「サイバーパンク2077」の結果、2560×1440ドット

 ベンチマークは実ゲームよりも軽めだが、フルHD、「ウルトラ」でも最小フレームレートレートは60fpsを下回っている。レイトレーシングを効かせると、フレームレートは大幅にダウンし、最小値は18fpsとかなり厳しい結果になってしまう。

 ところが、GeForce RTX 4060でも活用できるDLSS FGを活かすと、フレームレートは平均101.51fps、最小72.32fpsと、平均で3倍、最小で4倍も伸び、快適なプレイを実現できるようになっている。しかし、フレームレートを爆上げするDLSS FGを活用しても、「Cyberpunk 2077」のWQHDゲーミングは、ちょっと厳しいといえる。

 GeForce RTX 4060搭載の「FRGAG-B760/4060」なら、DLSS FGへの対応が必要だが、重量級ゲームを高いグラフィックス設定で楽しむことが可能なのは魅力的だ。

基本のパフォーマンスも確認

 15万円台で、多くの定番、最新ゲームタイトルをスムーズに楽しめる実力を示した「FRGAG-B760/4060」。最後にCPUやストレージといった基本のパフォーマンスを確認していこう。

 評価機のストレージは、PCIe3.0×4インターフェースを採用するMSI「M390 1TB」で、リード2900MB/s台、ライト1200MB/s台だった。ライトはちょっと低めだが、リードはPCIe3.0×4の限界値に迫っている。

「CrystalDiskInfo 9.1.1」の結果
「CrystalDiskMark 8.0.4」の結果

 次に3DCGのレンダリングを行ない、CPUの処理能力を計測する「CINEBENCH R23」の結果をみていこう。スコアはマルチコアが12738pts、シングルコアが1662ptsを記録した。

「CINEBENCH R23」の結果

 最後はパソコンのトータル性能を測る「PCMark 10」を実行していこう。

「PCMark 10」の結果

 総合スコアは7433を記録。テストごとのスコアはアプリ起動速度、ビデオ会議、Webブラウジングの性能を測る「Essentials」が9903、表計算や文書作成といったOfficeソフトの性能を測る「Productivity」が10025、写真や動画の編集などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が11223という結果になっている。

 Core i5-13400Fは、10コア/16スレッドだけあって、ビジネスワークや、写真の編集なども快適に行なえることがわかった。

高駆動とWQHDゲーミングを楽しめるおすすめの1台に

 ゲーミングパフォーマンスをメインに「FRGAG-B760/4060」の実力を試してきたが、ゲーミングパソコンの購入理由に最もあげられる「Apex Legends」をはじめ、今話題を集めている「BLUE PROTOCOL」や、鉄板MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」といったタイトルをスムーズに楽しめる実力を発揮。

 さらにゲーミングディスプレーを組み合わせて高リフレッシュレートで遊ぶ、高精細なWQHD解像度で、DLSS FGを使った重量級ゲームタイトルを遊ぶ際などにも、コストを抑えながらさまざまなゲーミングスタイルに対応できる1台となっている。

 この夏に20万円アンダーの予算で、PCゲームデビューを考えている人や、お子様用ゲーミングパソコン、ゲーミングパソコンの買い替えなどを考えている人は、是非とも候補に入れてみてほしい。

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