JR九州、LINEで忘れ物を探せる「落とし物クラウドfind」9月から開始

　findは7月24日、同社が提供する「落とし物クラウドfind」を九州旅客鉄道（JR九州）が導入することを発表した。

　現在、JR九州の利用者が駅や列車内で忘れ物をした場合は、駅係員やJR九州忘れ物案内ダイヤルへ問い合わせる必要があるが、findを導入することで、JR九州の駅や列車内での忘れ物をLINEから24時間問い合わせることが可能になる。

サービスの内容

　本サービスでは、専用のLINEアカウント（@jrkyushu_find）より、ウェブフォームに忘れ物情報を入力すると、AIおよびオペレーターが問い合わせに対応し、素早く正確に自身の落とし物に関する情報を取得できる。

　LINEでの問い合わせは9月1日開始を予定している。駅係員向け業務用アプリ（拾得した落とし物をシステムに登録）は8月1日から導入する。LINEでの問い合わせサービスの利用時間は全日9時～21時で、21時～翌9時は自動受付のみとなる。

　JR九州では年間20万件近くの忘れ物を取り扱っており、忘れ物に関する問い合わせや返却、警察への届け出など多岐に渡る業務があるという。今回、駅係員向けの業務用アプリも導入することで、忘れ物にかかわる業務負担軽減を図る。

落とし物クラウドfind

find導入後のJR九州の業務フロー