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お買い得な8年ぶりのGoogle本気タブレット「Pixel Tablet」をPixel 7 Pro&Foldと比べた

ASCII.jp / 2023年7月27日 10時0分

 パフォーマンスについてはいつもの定番ベンチマークでチェックした。「AnTuTu Benchmark V10」の総合スコアは884075、「Geekbench 6」のMulti-Core Scoreは3602、Single-Core Scoreは1384、「3DMark」のWild Lifeは6513、「AI Benchmark」の総合スコアは594.8となった。

 記事執筆時点のAnTuTu Benchmarkのランキングトップは「vivo X90s」で、総合スコアは1619144。Pixel Tabletはその約55%のスコアということになる。

 「Google Tensor G2」を初搭載したPixel 7/7 Proが発表されたのは2022年の10月。元々ベンチマークスコア自体は低かったこともあり、最新スマートフォンと数値的に見劣りすることは仕方ない。とは言え、Pixel Tabletが現在のAndroid用アプリを利用するために実用上十分な処理性能を備えていることはお伝えしておこう。

“8年ぶりのGoogle本気タブレット「Pixel
「AnTuTu Benchmark V10」の総合スコアは884075、「Geekbench 6」のMulti-Core Scoreは3602、Single-Core Scoreは1384、「3DMark」のWild Lifeは6513、「AI Benchmark」の総合スコアは594.8

 タブレット端末で写真を撮影する方は少数派だとは思うが、最後にPixel Tabletでカメラテストを実施してみた。前述のとおり、リア、フロントともに800万画素、1.12μm、1/4インチ、F2.0、84°、固定フォーカスとスペックは決して高くはない。しかし、Google Tensor G2を搭載し、最新スマートフォンと同等の画像処理を行なっているのであろう。発色はかなり忠実だ。

 ただし解像感については木の葉のような不定型なものについては、少々ぼやけて見える。また、「夜景モード」では暗部のノイズと、強い光源のにじみがやや気になった。とは言え17インチぐらいまでのディスプレーなら十分綺麗に鑑賞できる。タブレットに搭載されているカメラとしては優秀な部類に入る。

“8年ぶりのGoogle本気タブレット「Pixel
Pixel Tabletで撮影(1倍)
“8年ぶりのGoogle本気タブレット「Pixel
Pixel Tabletで撮影(2倍)
“8年ぶりのGoogle本気タブレット「Pixel
Pixel Tabletで撮影(5倍)
“8年ぶりのGoogle本気タブレット「Pixel
Pixel Tabletで撮影(1倍)
“8年ぶりのGoogle本気タブレット「Pixel
Pixel Tabletで撮影(1倍、ナイトモード)

長期間安心して利用できる 自宅用Androidタブレットとして大本命の1台

 Pixel Tabletは、充電スピーカーホルダーが同梱されていることを考慮すると、Androidタブレットとしてはかなり安い価格設定だ。ハブモードが使えることは最大の売りだが、1万7800円で販売されている充電スピーカーホルダーなしで、さらに安価に提供してほしいと考えている方も多いのではないだろうか?

 とは言え、Pixle TabletはHDRコンテンツを再生可能で、スタイラスペンも利用できる。メモリー、ストレージも十分な量だ。そしてGoogle製端末だから、5 年間のGoogle Pixelアップデートが提供される。長期間安心して利用できるAndroidタブレットとして、大本命の1台だ。

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