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1億画素の最先端カメラ「GFX100Ⅱ」実機レビュー

ASCII.jp / 2023年9月29日 10時0分

GFX100Ⅱ実機レビュー
通り過ぎる新幹線でも運転席を素早く検出してくれた。「GF100-200mmF5.6R」・絞りF5.6・シャッタースピード1/800秒・ISO200・ホワイトバランスオート。
GFX100Ⅱ実機レビュー
鳥や動物は形状でも検出するらしく、少し精度は甘いが後頭部を検出していた。「GF100-200mmF5.6R」・絞りF5.6・シャッタースピード1/600秒・ISO320・ホワイトバランスオート。
GFX100Ⅱ実機レビュー
コレも被写体は小さめだが、瞳を検出したので、拡大すると毛並みがわかるほどバッチリとピントが合っている。「GF100-200mmF5.6R」・絞りF5.6・シャッタースピード1/280秒・ISO640・ホワイトバランスオート。

中判なのに毎秒8コマで撮る快感 手ブレ補正の強化もありがたい

 連写も従来機の秒5コマから秒8コマにアップ。バッファもふんだんでJPEGのみならCFexpressは1000枚以上とほぼ無限、UHS-ⅠのSDカードでも143枚の連続撮影ができた。

 秒8コマで撮影するにはメカシャッターでRAWは14Bitと条件はあるが、中判デジカメとは思えない連写速度だ。

GFX100Ⅱ実機レビュー
電子シャッターの連写はブラックフリーで秒5.3コマ、35mmクロップなら秒8.7コマも可能。ただ動体歪みはある。
GFX100Ⅱ実機レビュー
秒8コマで約5秒間連写した写真をまとめてGIFアニメに。闇雲に連写するとデータ量もハンパないので注意。「GF100-200mmF5.6R」・絞りF5.6・シャッタースピード1/950秒・ISO800・ホワイトバランスオート。

 ボディー内手ブレ補正も8段に向上(「GFX100」は5.5段で「GFX100S」は6段)。ヘビー級のボディーなのに、遠景なら1/4秒でも高確率でブレを防止してくるのは心強い。

GFX100Ⅱ実機レビュー
少々反則気味にガードレール寄り掛かり撮影したら1/2秒でもブレてなかった。「GF32-64mmF4R」・絞りF8・シャッタースピード1/2秒・ISO125・ホワイトバランスオート。
GFX100Ⅱ実機レビュー
この写真は1/8秒だが、近景なら1/15秒より速いほうがブレ防止の確率は高くなる。絞りF1.7・シャッタースピード1/8秒・ISO1000・ホワイトバランスオート。

 GFX100Ⅱは、AFや連写のレスポンスに手ブレ補正が強化され、フルサイズ並の手軽さで中判デジカメならではの高画質を引き出してくれる。まさにハイエンドと呼ぶのにふさわしいカメラだ。

 とはいえ……やはり気になるのはこの価格。おいそれと手をだせるものではない。そうなると画質面では遜色なく、それでいて約50万円も安い「GFX100S」は、かなりお買い得なのでは思えてきた。。

 

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