【格安スマホまとめ】ミドルの定番「AQUOS sense8」発表！ 中身の進化は大 Pixel 8は10万円超えで8aに期待!?

　主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週の話題は、定番ミドルクラスの新モデル「AQUOS sense8」の発表。外観はあまり変わらないが、中身は大きな進化。「Pixel 8」も登場したが、10万円以上と高め。コスパ重視派は来年の「Pixel 8a」に期待!?

AQUOS sense8が発表。SoC・カメラ・ディスプレーと前モデルから大きく進化した

シャープ「AQUOS sense8」が登場　カメラにOIS＆90Hz対応 外観は前モデルと変わらないが、中身は大きく進化した

　ミドルクラスではキャリア／SIMフリーの両方で定番となっているシャープ「AQUOS sense」の新モデル「AQUOS sense8」が発表された。今秋以降の発売予定で、SIMフリー版のリリースもすでに公表されている。SIMフリー版の価格は5万円台後半を予定。

　前モデルの「AQUOS sense7」は、軽量で高耐久の筐体に、このクラスとしては性能が高いカメラ、そしてマスク対応顔認証と、日本のユーザーにとっての使い勝手の良さが売りだが、一方でリフレッシュレートが60Hz止まり、SoCの性能が今ひとつでカメラを活かし切れないなどの弱点も見られ、「Pixel 7a」などのライバルの台頭を許した感もあった。

　AQUOS sense8では、こうした弱点をカバーすべく、外観こそ大きく変わらないが、中身は大きく進化している。

こちらが主要スペック。耐久性や軽さなどの強みはそのまま。バッテリー容量も5000mAhになった

　まず、SoCはSnapdragon 6 Gen 1に。CPU／GPUとも約30％程度、性能アップしたほか、画像処理エンジンも強化。マルチショットの非圧縮データを合成するHDR撮影、センサー中央部を用いた光学2倍相当の望遠撮影が可能に。また、光学式手ぶれ補正（OIS）への対応で、暗い室内でも失敗写真が減らせる。スマホに詳しくないユーザーでも使いやすさが増している。

カメラのOIS対応でより気軽に使いやすい端末になった

　ディスプレーが6.1型IGZO OLED（1080×2432）なのは、前モデルと同じだが、リフレッシュレートは90Hz対応に。さらにゲームなどでは黒挿入による180Hz駆動も可能。可変駆動なので、バッテリー持ちへの影響は小さくなっている。

　そのほかの基本スペックは前モデルに近い。バッテリー容量は大きくなりつつ（4570mAh→5000mAh）、売りとなっている軽さは約159gと前モデルから1gしか変わらない。サイズもわずかに増した程度だ（約70×152×8mm→約71×153×8.4mm）。OSのバージョンアップは最大3回、セキュリティアップデートは最長5年もうたわれている。

上がAQUOS sense8で、下がAQUOS Sense7。前モデルでは電源キーと指紋センサーが別になっているのが、やや使い勝手が悪かったが、今回はしっかり一体化されている

カラバリはコバルトブラック、ライトカッパー、ペールグリーンの3色

Pixel 8／Pixel 8 Proが発表も 値上げ＆円安で国内価格は3万円以上のアップ

　先週は、Pixel 8／Pixel 8 Proも発表。詳細は特集記事で確認いただきたいが、ドルベースで100ドルアップ（699ドル／999ドル）、さらに昨年は相当に有利だった為替レートの調整もあり、国内価格は3万円前後の値上げの11万2900円／15万9900円からと手が届きにくい存在となった。

Pixel 8／Pixel 8 Proが発表。ただし、価格は11万円台からだ

　ただし、10月20日までの特典として、Googleストアでの購入で次回以降／1年間有効なGoogleストアのクレジットが、Pixel 8は3万円分、Pixel 8 Proが5万円分プレゼント。さらに端末の下取りも可能なので、毎年乗り換えていくなら、比較的小さめの負担での入手も可能そうだ。とは言え、コスパ重視なら来年の登場が期待される「Pixel 8a」を待つことになりそう!?

Pixel 8は横幅70.8mmとかなり小型化。日本のユーザーにさらに人気が出そうだ

人気の音声通話付きSIMの料金表（税込）

^{※1：au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある ※2：加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円） ※3：加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円）}