アップル、iPadでモンストのキャラデザ学べる講座開催。参加者には「スーパーレア」なプレゼントも

ASCII.jp / 2023年10月30日 12時0分

モンストの10周年を記念し、Today at AppleのセッションにMIXIのデザイナー鈴木景子氏が登壇

　Apple StoreにはToday at Appleというセッションがある。通常はアップルのファシリエーターがアップル製品の使いこなし術やクリエイティブなスキルを深めるための知識などを教えてくれるセッションを開催しているが、さまざまな分野のスペシャルゲストによる特別なToday at Appleのセッションが実施されることもある。

　10月12日にはなんとMIXIの人気ゲーム「モンスターストライク」（以降、モンスト）のデザイナー鈴木景子氏が登壇し、「モンストの10周年を記念してiPadで人気キャラクターを変身させよう」という贅沢なセッションが開催された。

直接、リアルで話が聞けるのが Today at Appleセッションの醍醐味！

　セッションの前半では、モンストのキャラクターをクリエイトする上で鈴木氏が大切にしていることやキャラの秘話など、モンストファンにはたまらない内容を披露。後半は、鈴木氏のアドバイスのもとiPadを使い「モンストのキャラを変身させよう」をいうテーマでワークショップが実施された。

セッションではモンストのキャラづくりやキャラデザインについて、ストーリーの背景とともに鈴木氏が直々に解説

　Today at Appleの特徴は、アップル製品やアプリの使い方に不慣れでも問題ないこと。台数に限りがあるが、セミナーの参加者にはワークショップで利用する製品に必要なアプリをインストールした上で、無料で貸してくれる。つまり、手ぶらで気軽に参加できるのだ。

　もちろん、使い慣れた愛用の製品を持ち込むこともできる。また、操作や作業の進め方で分からないことがあれば、ワークショップをサポートする複数のスタッフがすぐに駆けつけて教えてくれるので安心だ。ぼっち参加でも、友だちと一緒でも定員内であればOKなので、参加しやすさも魅力のひとつといえる。

自分のストーリーをキャラクターで表現するにあたり、情報を整理するために「自分の10年を振り返る」ステップを設けた

自分に起こった10年を振り返ってそのストーリーをキャラクターで表現

　「あなたのストーリーをキャラクターで表現しよう」と題して、モンストのキャラクター「オラゴン」を題材にしたお絵描きタイムが実施された。今回は多くのアーティストから絶大な支持を受けるアプリ「Procreate」を使用して、レイヤーやブラシ、色の変更方法など基本的な操作方法を解説を聞きながら、参加者自身が作業を進めていった。

参加者側で操作が必要なシーンでは、ステップごとに解説がつく。今回のファシリテーターはテレビ番組の司会者顔負けのトークで盛り上げてくれたKAITOさん

　鈴木氏から「伝えたいことをひとつに絞る」「キャラクターの重要な要素は大きめにデフォルメして描く」「枠の中にはみ出ないですべてを入れるように」と3つのアドバイスがあった。

　参加者が実際にオラゴンに絵を書き足す時間は10分ほどであったが、参加者の作品はどれも力作ぞろい。セッションの最後には全員の作品を見ながら、鈴木氏が講評した。

　なお、参加者には「スーパーレア！」のフレームが特別なプレゼントとして贈られた。これは今回のセッションで描いた作品と組み合わせることができるというもの。モンハンのゲーム内でも手に入れることができない、自分だけの特別でしかもスーパーレアなオラゴンを記念として手に入れることができて、参加者は喜びを隠せない様子であった。