【格安スマホまとめ】日本通信、30GB＋1回5分かけ放題で月2178円！ AQUOS sense8のSIMフリー版発売

ASCII.jp / 2023年11月12日 15時0分

　主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、日本通信が20GBプランの通信量を30GBにアップ。月2178円で30GB＋1回5分のかけ放題が可。また、AQUOS sense8のSIMフリー版が発表された。

日本通信の新プランは月2178円で30GB＋1回5分のかけ放題ドコモ「ahamo」対抗プランが通信量を増量

　日本通信SIMが新プラン「合理的30GBプラン」を11月27日に開始する。

　このプランは従来の「合理的20GBプラン」をアップグレードしたもので、料金は月2178円で変わらずに通信量を20GBから30GBに増量している。また、通話定額も標準で付属しており、「1回5分までかけ放題」もしくは「1ヵ月70分まで」から選択可能。定額超過分も30秒あたり11円と格安だ。かけ放題のオプションは月1200円。日本通信のサービスは、通話アプリ不要、MVNOの通話定額では珍しく中継電話を使わず、VoLTEによる高音質と、通話をよく使う人にもメリットがある。

　「合理的20GBプラン」は元々ドコモ「ahamo」を強く意識したプランで、「20GB＋1回5分までかけ放題」までは同じながら、料金がより安いのが売りだったが、30GBへの増量でGBあたりの単価ではさらにオトクになった。なお、「合理的20GBプラン」のユーザーは自動的に「合理的30GBプラン」へと移行する。

　日本通信では「合理的」シリーズとして、小容量（1GB）の「合理的シンプル290プラン」（月290円）、平均的容量（10GB）の「合理的みんなのプラン」（月1390円）、平均よりやや多い容量（30GB）の「合理的30GBプラン」（月2178円）と豊富なラインアップがあり、ヘビーユーザー以外は同社のサービスで格安に利用できるとアピールしている。

AQUOS sense8のSIMフリー版が早くも11/17に発売 OISに90Hz対応とより魅力が増したミドルクラスの定番

　シャープの定番ミドルクラスの最新モデル「AQUOS sense8」。キャリアモデルに続いて、SIMフリー版が11月17日に発売されると発表された。予想実売価格は5万円台後半、大手量販店のECサイトでは6万1600円の10％ポイント還元で予約受付中となっている。

　AQUOS sense8は、外観こそ前モデルのAQUOS sense7とあまり変わらないが、実用性能で大きく進化しており、魅力度の高いスマホに仕上がっている。

　具体的には従来弱点と見られていたディスプレー。6.1型IGZO OLEDであることは変わらないが、リフレッシュレート90Hz対応となり表示がスムーズに。さらに黒挿入での180Hz駆動もサポートする。カメラはミドルクラスとしては大型の1/1.55型センサーを搭載するのは前モデルと同じだが、OIS（光学式手ぶれ補正）機能の追加、センサーの中央部を活用した画質を落とさない光学2倍撮影、マルチショットによるHDR撮影など、大きく進化している。

　こうした点に加え、5000mAhの大容量バッテリーを搭載しながら、横幅約71mm、重量約159gという、“ちょうどいいサイズ＆重さ”は従来と変わらず。また、マスク対応の顔認証、ドコモ4.5GHz帯のn79を含む5G対応といった美点は引き継がれており、OSの3回アップデート、5年のセキュリティアップデート提供が予定されているのもうれしい。今回もSIMフリースマホの人気モデルとなりそうだ。