FPSも快適にできる高性能15.6型、ノートPCでゲーム+作業したいゲーマー社会人・学生は要チェックだ!
ASCII.jp / 2023年11月28日 11時0分
サードウェーブの「GALLERIA ZL7C-R47」は、15.6型の高リフレッシュレートディスプレーを搭載した、ハイパフォーマンスなゲーミングノートパソコンだ。持ち運びも可能な本体サイズにデスクトップ級の性能を搭載しており、本格的なゲーム環境を省スペースで実現できる。
今回その実機を試すことができたので、製品の外観や使い勝手、パフォーマンスなどを2回にわたって紹介していこう。
洗練されたデザインの薄型ボディーに高機能を搭載
サードウェーブの「GALLERIA」は、モバイルノートパソコンからタワー型デスクトップパソコンまで、幅広いラインナップを展開しているゲーミングパソコンブランド。そのうちノートパソコンはエントリー向けからフラグシップモデルまで全4シリーズにわかれており、ユーザーのレベルや必要とするスペックに合わせて製品を選ぶことができる。
今回試した「GALLERIA ZL7C-R47」は、その中でもハイスペック寄りの「Z-Series」の製品で、重量級ゲームもストレスなく楽しめる性能を実現しているのが特徴。CPUにCore i7-13700HX、GPUにGeForce RTX4070 LaptopGPUを搭載しながら、直販サイト「ドスパラ」では税込で28万2980円からという価格で販売されており、スペックの高さを考えるとコストパフォーマンスは良好だ。
ゲーミングノートパソコンというと近未来的なとがった本体デザインを思い浮かべがちだが、本製品はシンプルかつ洗練されたデザインで、街中のカフェや会社の会議室で使っていても違和感を覚えることはないはず。
本体カラーはシルバーグレーで、重厚さと上品さを併せ持つ独特の佇まいが印象的。天板はヘアライン加工が、キーボード面やパームレストは梨地風の表面加工が施されており、本体の質感は高い。
画面サイズは15.6型と標準的だが、狭額縁設計によりフットプリントは幅約361mm、奥行き約242mmに抑えられている。厚みは最薄部でも25.0mmとそこそこあり、質量が約2.4kg。屋内で場所を移動して使いたいときなどは、気軽に持ち運ぶことができる。また、日常的に持ち運ぶには気合がいるが、いざというときはカバンなどに収納して出先に持ち出す程度であれば十分可能だ。
インタフェースはかなり充実しており、本体左側面にUSB 3.2 Gen1(Type-A)×2、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子、マイク入力端子、本体右側面にmicroSDカードリーダー、USB 3.2 Gen 2(Type-C)、Thunderbolt 4(Type-C)が、本体背面にMini DisplayPort 1.4、HDMI 2.1、LAN、電源入力端子、セキュリティースロットが搭載されている。
このうち、映像出力端子は本体右側面のUSB 3.2 Gen 2とThunderbolt 4、本体背面のMini DisplayPortとHDMIの4系統あり、マルチディスプレー環境を簡単に構築できる。またThunderbolt 4ポートはUSB PDにも対応しており、65~100W出力のUSB PD対応充電器であれば本体を充電することも可能だ。付属のACアダプターが大型なので、出先などでサードパーティ製の汎用的な充電器を利用できるのはありがたい。
ディスプレー上部にはフルHD画質のWebカメラが内蔵されており、オンライン会議やビデオ通話などに活用できる。無線LANはWi-Fi 6Eを採用しており、対応ルーターとの組み合わせで最大2.4Gbpsの高速通信を実現。このほかBluetooth 5.3を搭載しており、マウスやキーボード、イヤホンなどのワイヤレス機器とペアリングして使用することが可能だ。
165Hz駆動の15.6型液晶ディスプレーを採用
ディスプレーは、15.6型フルHD(1920×1080ドット)の非光沢パネルが採用されている。視野角が広く色再現性も良好で、ゲームだけでなく写真編集や動画編集などのクリエイティブ用途でも使用することができた。
リフレッシュレートはゲーミングディスプレーでも少し高めの165Hzを実現しており、残像感の少ない滑らかな映像表示が可能。FPSやTPSなどの動きの激しいゲームはとくにその効果が大きく、一般的なディスプレーに比べると敵の動きなどが格段に把握しやすくなる。普段使いでもマウスポインターの動きやページスクロールがスムーズになるため、目が疲れにくいというメリットもある。
キーボードは日本語配列107キーで、キーピッチは実測で約19mmとなっている。一部の記号キーがやや幅狭(実測で約16mm)になっているが、キーとキーの間隔が適度に離れていてキーストロークが十分確保されていることもあって、タイピング自体はしやすくミスタイプも起きにくかった。4列テンキーが標準搭載されており、数値入力が行ないやすいのもうれしいポイントだ。
キーボードにはRGBバックライトが内蔵されており、プリインストールされているユーティリティー「Gaming Center」を使えば好みの色や輝度に設定することができる。ゾーンごとに異なる色を割り当てるような複雑なことはできないが、そのときの気分や利用シーンに合わせて色を手軽に切り替えられるのはやはり楽しい。
タッチパッドはクリックボタン一体型で、操作スペースが幅約120mm、奥行き約73mmと広く、指感触もいいため、写真のレタッチなどの細かい作業がしやすく、マルチタッチジェスチャーもやりやすく感じた。
グレーシルバーの洗練されたデザインの本体に165Hz駆動の液晶ディスプレーやバックライト内蔵キーボード、充実したインターフェースを搭載した「GALLERIA ZL7C-R47」。今回は、その外観や使い勝手を中心に紹介したが、次回はベンチマーク結果などを交えながら気になるパフォーマンスを紹介していこう。
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