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銀座のスウォッチストアで「亀仙人」モデルを衝動買い

ASCII.jp / 2023年12月1日 11時30分

スウォッチストア銀座で 偶然「Swatch×ドラゴンボール Z コレクション」に出会った!

 大阪から遊びに来ていた友人夫婦と銀座のホコ天を散歩していて、たまたまニコラス・G・ハイエックセンター4階にできたスウォッチストア銀座に入った。そこで偶然見つけた「Swatch×ドラゴンボール Z コレクション」の中から一瞬で気にいってしまった「Kamesennin(亀仙人)」(以降、亀仙人)モデルを衝動買いしてしまった。

 2022年夏に発売されたころはウェブニュースで見ただけで、実際に現物を見る機会はなかった。同時に発売されたドラゴンボール Z コレクションは全部で7種類、さらに限定モデルとセットが各1種類。Goku(悟空)、Cell(セル)、Frieza(フリーザ)、Majin buu(魔人ブウ)、Gohan(悟飯)、Vegeta(ベジータ)、Kamesennin(亀仙人)だ。別に限定モデルとしてShenron(神龍)、8本すべてを1パッケージにキッティングしたLimited Edition Setがあるようだ。

 ラッキーなことに、その日は店頭には全7種類が全て展示されおり、販売できる在庫も十分あるようだった。実はドラゴンボールは放送開始したころ、テレビで観た程度の素人なのであまり詳しくはない。登場人物でハッキリと違いが分かっているのは「悟空」と「亀仙人」の2人だけなのだ。

 悟空と亀仙人の両方のスウォッチを手に取って比べて見たが、悟空は「Big Bold」タイプのためケース径47mmと少しサイズが大き目。値段も数千円高かった。かたや亀仙人も普通のスウォッチ「Original Gent」に比べると一回り大きい「New Gent」タイプでケース径41mmだが、装着性もバッチリでなによりコミックを観た我々が想像している通りの出で立ちが気に入り、速攻で亀仙人に決定した。

 亀仙人といえば、「禿頭」と赤フレームの「サングラス」「白い髭」、背中に背負った大きな「亀の甲羅」、そして「ジャッキー・チュン コスチューム」「ブルーのパンツ」、最後は「ド派手なアロハ」という印象が強い。今回衝動買いした亀仙人スウォッチにはこれらの全ての要素が完璧に盛り込まれている。

 何と言っても亀仙人に惹かれるのは、そのいでたちと性格だ。コミックの中でも全体的には極めていい加減でありながら、こだわるものには着るモノから生き方まで超こだわる頑固で真面目な性格だ。そんな亀仙人の雰囲気を亀仙人スウォッチのあちこちに感じてしまう。

 腕時計表面で見ることのできるベルトの白い尾錠側は、普段から亀仙人がよく着ている「オレンジのシャツ」。反対側の小穴の開いている側のベルトは「ブルーのパンツ」。そして背面側はパープルの小さな幾何学模様とアルファベットがランダムに散らばった80年代のファンキーで「ド派手なアロハ」の柄だ。

 バッテリー交換は標準的なスウォッチと同様、コインでねじるだけで誰でも簡単に交換できるスウォッチの標準スタイル。余ったベルトを固定するベルト通しは固定された定革(ていかく)はなく、2個のベルトの上ならどこにでも移動できる遊革(ゆうかく)が2個だ。

 2個の遊革は漢字で片面に「亀仙人」と、もう片面にはアルファベットで「Kamesennin」と描かれた遊革が1つ。もう1つは、片面に「丸で囲んだ亀」ともう片面に「Dragonball Z」のロゴが描かれた遊革の2個が付属する。柔らかいシリコンゴム系の遊革なので、指先でねじって好きな面を表にすることができる。

 亀仙人スウォッチが他のモデルと違うのは、亀仙人の赤いフレームのサングラスだ。写真ではイマイチはっきりとしないが、屋外や明るい室内なら比較的良く見えるはずだ。なんとサングラスのブルーグレーのガラス部分を通して、腕時計の内部メカが透けて見えるのだ。これはなかなか楽しい、亀仙人ならではの仕様だ。

スウォッチの魅力はコラボだけじゃない サイズ感や装着性能の良さ、そして価格!

 スウォッチが人気の理由は、映画やコミック、ミュージシャン、アーティストやミュージアムとのセンス良いコラボが一番の理由だと思うが、筆者は同じスウォッチでもそのサイズ感や装着性能の良さ、軽さが常に気になってしまう。そしてそれらが実現した段階での価格感だ。

 今回衝動買いした亀仙人スウォッチは、実測でたったの28g。いちばんよく見かけるレガシーなタイプのスウォッチがそれよりはるかに軽い16g近辺だが、筆者が普段装着しているステンレス製の腕時計は150〜170g近辺と重い。しかし、これは一般的な金属ブレス腕時計の平均だろう。

 時にはズッシリした重い腕時計がしっくりくる場合もあるが、時々超軽い腕時計をしたい時はダイソーの300円腕時計か、スウォッチがベストチョイスだ。ダイソーの安価な腕時計は、絶対的安価とコスパのウンチクは語れても、自慢できるこだわりやストーリーを語れるのは圧倒的にスウォッチだろう。

 筆者はここ3ヵ月ほど、ついついこの調子でハードウェア的にはほぼ同じスペックのスウォッチを買い続けてしまっている。いずれも他社とスウォッチとのコラボ商品だ。共通しているのは装着性能が高いのに、ねっとり感なしのサラサラ系シリコンラバーのベルト、視認性能の高い41mmの大き目のダイアル。そして、30gを切る超軽量性能が共通のアドバンテージだ。

 コミックのキャラクターやアートの表現性を狙うなら、従来の小さなダイヤルのレガシースウォッチ「Original Gent」より、ダイヤルサイズがひと回り大きいスウォッチ「New Gent」は圧倒的に有利だ。今後も引き続き登場してくるであろうコラボウォッチに期待したい。

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:Swatch×ドラゴンボール Z コレクション「亀仙人」 ・購入:スウォッチストア銀座 ・価格:1万5950円

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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