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最新スマホがずらりと並ぶ即売会、バンコクのモバイルエキスポは熱気がスゴかった!

ASCII.jp / 2023年12月1日 12時0分

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バンコクで最新スマホをチェック!

 スマートフォンの最新モデルをその場で割引価格で買える、そんな楽しいイベント「Thailand Mobile Expo 2023」が10月26~29日までタイのバンコクで開催された。年に数回行われる本イベントではiPhoneやGalaxyの最新モデルに加え、シャオミやOPPOなどの新製品も割り引き価格で買えるとあって、多くの来場者を集めた。

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Thailand Mobile Expo 2023の会場

 Thailand Mobile Expo 2023はバンコク市内の展示会場「クイーン・シリキット国際会議場」で開催された。出展したのはタイの主要モバイルキャリア、スマートフォンの販売代理店、家電量販店だ。メーカーとしての大々的な出展はサムスンのみだったが、ブース横で即売会を行なっており、代理店と組んでの出展だったようだ。会場内はスマートフォン最新モデルが特価で購入できるとあって、連日大きなにぎわいを見せた。

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サムスンブースの横では最新モデルを即売、来客が押し寄せた

◆Find N3とFind N3 Flip推しのOPPO

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OPPOコーナー

 Thailand Mobile Expo 2023で販売されていたスマートフォンはシンガポールやインドネシアなど、ほかの東南アジア各国でも販売されている各メーカーの主力モデルだ。会場で最も注目を集めていたのは、OPPOが発売したばかりの折りたたみモデル「Find N3」「Find N3 Flip」の2機種だった。

 会場には土曜日のお昼過ぎに入場したが、両モデルの展示エリアはどの代理店や量販店のブースに行っても近づけないほど来場者が実機をテストしており、両モデルに対する期待の大きさを感じることができた。Find N3はディスプレーを大型化したことでサムスンなど他社の横折りモデルと互角に勝負できるモデルになったし、Find N3 Flipは縦折りかつスタイリッシュなデザインが人気だ。

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割引価格のかかげられた実機ブースはどこも人の山だった

◆お手頃価格が魅力のrealme

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realmeコーナー

 OPPOの姉妹ブランドでもあるrealmeも、最新モデルを中心とした展示をしていた。主力モデルは「realme 11」シリーズで、「realme 11 Pro+」「realme 11 Pro」「realme 11 5G」「realme 11x 5G」とバリエーションは4モデルにもなる。

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realme 11シリーズが主力モデルだ

 最上位モデルのrealme 11 Pro+は、SoCにMediaTekのDimensity 7050、2億画素カメラを搭載したミドルハイクラスで価格は約7万2000円。エントリーモデルのrealme 11x 5GはDimensity 6100+に6400万画素カメラ搭載で約3万円と、手ごろな価格のラインナップを揃えていた。

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約3万円で買えるrealme 11x 5G

◆2ブランドで存在感をアピールするvivo

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vivoコーナー

 vivoはゲーミングモデルのiQOOブランド製品と合わせて最新機種を展示。vivoブランドの最上位モデルはカールツァイスとコラボしたカメラモデルの「X80」「X90」シリーズだが、会場でのイチオシはセルフィーとポートレート撮影に特化した「V29」シリーズだ。「V29」と「V29e」の2モデルがあり、それぞれSnapdragon 778G 5G、同695 5Gを搭載する。

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左からvivo X80、V29、V29e

 V29の最大の特徴は背面のLEDライト「Smart Aura Light」で、ライトの色を白色から暖色へ無段階に切り替えができる。室内などライティング環境が悪い時や、被写体の撮影イメージを変えたいときなどライトの色を手動で調整できるのだ。ポートレート撮影の幅を広げることができる機能だろう。

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背面ライトを白から暖色へ切り替えできる

◆タイでは新製品を次々投入するZTE

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ZTEコーナー

 ZTEのスマートフォンは最近影を潜めているが、タイでは定期的に新製品を出してまだまだ認知度は高いようだ。ZTEも傘下にゲーミングモデルなどを展開するNubiaを擁しているが「nubia neo」に人気が集まっていた。チップセットにUNISOCのT808を搭載した低価格な5Gモデルながら、ゲーミングブランド製品らしい外観デザインで、約3万円と価格は安い。

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nubia neo

 またZTEブランドの低価格モデルもカメラ周りのデザインに特徴を持たせ、価格以上の価値を持たせている。「Blade A54」はSoCにUNISOC SC9863A搭載の4Gエントリーモデルで、カメラは1300万画素、価格は約1万2000円。また「Blade A34」はカメラを5000万画素に抑え価格も1万円弱と格安とした。どちらもエントリーモデルには見えない背面仕上げに好感が持てる。

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Blade A54
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Blade A34

ほどよいミドルレンジ「Galaxy S23 FE」を投入のサムスン

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サムスンの大型ブース

 サムスンは折りたたみモデル「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Z Flip5」に加え、カメラモデル「Galaxy S23」シリーズを展示。Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5、Galaxy S23 Ultraはそれぞれオンライン限定カラーも展示し、ブース横の即売会上ではそれら限定モデルの販売も行なった。

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Galaxy S23 Ultraオンライン限定カラー

 また、発売されたばかりのミドルハイモデル「Galaxy S23 FE」の展示もあった。SoCはサムスンExynos 2200、カメラは5000万画素+1200万画素超広角+800万画素3倍望遠と性能は良く、価格は約11万円。Galaxy S23シリーズは3モデルが展開されているが、その間を埋めるモデルとなる。

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Galaxy S23 FEもオンライン限定カラーが展示された

◆ファーウェイ、ノキア、TCL、ASUSの最新モデル

 その他の大手メーカーも最新モデルが販売されていた。ファーウェイはカメラフォン「Pシリーズ」最新機種となる「HUAWEI P60 Pro」が注目を集める。グーグルサービスは搭載していないものの、大理石のような高級感あるボディーに高画質カメラを搭載。ファーウェイブランドはタイでもまだ健在だ。

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ファーウェイのHUAWEI P60 Pro

 ノキアブランドのスマートフォンは低価格モデルのXシリーズを展示。またワイヤレスヘッドフォンを収納できるフィーチャーフォン「Nokia 5700 ExpressAudio」は2022年夏販売モデルながら根強い人気がある。

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Nokia 5700 ExpressAudioとNokia X20

 TCLは反射型LCDで目にやさしいディスプレー「NXTPAPER」採用のタブレット「NEXTPAPER 11」を展示。キーボードカバーとスタイラスでノートPCのようにも使用できる。教育向けなど子供向けにも販売を強化しているとのこと。

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TCL NXTPAPER 11

 モバイルイベントながらPCやPC関連周辺機器などの販売もされていた。ASUSの「ROG ALLY」はPCゲームがそのまま利用できることから、スマートフォンに加えてもう1台、という購入者が多いとブースの販売員は話していた。なお、タイでの価格は約10万2000円だ。

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ASUS ROG ALLY

◆お買い得品も見つかる「展示品」販売コーナー

 一部のブースではショーケースの中に箱入りのスマートフォンを特価で販売していた。これらは店頭での展示品だ。タイでも中古スマートフォンの売買は活発だが、会場で販売されている中古品はすべて店舗で展示されていたもの。そのため水没品など程度の悪い中古品はなく、店舗でメンテされながら展示されていたためか傷が少ないものも多い。

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店頭展示品を集めた特価コーナー

 イベント初日には掘り出し物もかなり多かったようだ。比較的新しいモデルでも定価の7割程度、古い製品となれば半額以下で販売されるものもあった。最新モデルを購入するだけではなく掘り出し物も見つかるThailand Mobile Expo、次回の開催時は初日に訪問してみたい。

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訪問した3日目は目玉商品は少なくなっていた

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