レノボが縦長でも使える2画面のノートPC「Yoga Book 9i Gen 8」を発表

ASCII.jp / 2023年12月6日 13時0分

　レノボは12月6日、デュアルスクリーン2-in-1マルチモードPC「Yoga Book 9i Gen 8」を発表した。

　クラムシェル型の通常ノートPCのキーボードがある部分もディスプレーになっているのが最大の特徴。予想価格は38万2800円で、12月8日発売となる。

13.3インチ2.8KOLEDを2枚装備日本語キーボードとペン、ケースも付属

　Yoga Book 9iは2023年頭のCESで公開された2面ディスプレーのモバイルノートで、CPUは第13世代のCore i7-1355Uを搭載、メモリは16GB（6400MHz LPDDR5X）、ストレージは1TB（PCIe Gen4）を内蔵する。

　ディスプレーは2枚ともに13.3インチの2.8K OLED（2880×1800ドット）で16：10、100％ DCI-P3、60Hz、最大輝度は400nitだ。

　日本語Bluetoothキーボードとペンが付属し、キーボードとペンを収納するフォリオケースは、折りたたむことでスタンドとなり、縦または横位置で利用できる。

　マルチモード+（プラス）に対応し、2つの画面を上下・左右に並べて使う、下画面にBluetoothキーボードを置いてクラムシェルPCのように使う、またはタブレットやテントモードのように活用するなど、さまざまなスタイルで利用できる。

　デュアルスクリーンは、2画面をまたいだ全画面表示と、別々のモニターとしての表示を、タッチ操作で切り替え可能。さらに画面をタップするだけでVirtualタッチパッドやVirtualキーボードを表示できる。

　ヒンジ部分にはサウンドバーを搭載。4つのBowers & Wilkinsスピーカー、ツイーターとウーハー、Dolby Atomsを内蔵する。カメラはFHD IR+RGB (5M USB)でプライバシーシャッター付き。無線はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2を内蔵。

　インターフェースはThunderbolt 4×3で、バッテリーは80Wh。駆動時間はJEITA2.0で11時間。ボディサイズは299.1×203.9×15.95mm、重量は1.3４kg。