【格安スマホまとめ】シャオミのFeliCa搭載エントリー機に8GBメモリーモデル登場 これは“使える”1台か!?

　主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、シャオミがFeliCa搭載のエントリー機「Redmi 12 5G」に8GBメモリーモデルを追加。価格も手頃で人気が出そうな1台だ。

FeliCa搭載のエントリー機「Redmi 12 5G」に8GBメモリー版が登場。写真は4GBモデルの発表会時のもの

10月に登場したばかりのシャオミのエントリー機に メモリー＆ストレージが倍増になったモデルが登場

　シャオミが10月に発売した新エントリー機「Redmi 12 5G」。2万9800円の価格で、フルHD＋のディスプレーに加え、FeliCaも搭載しており、お手頃価格の1台だが、メインメモリーが4GBなのが、アプリをいろいろ入れる人にとってはやや不安に感じさせるスペックなのも確かだった。

　そのRedmi 12 5Gにメモリー／ストレージ増強バージョンが追加で登場。従来モデルがそれぞれ4GB／128GBだったのに対し、新モデルは8GB／256GB。実用性能はよりグッと増したと言える。

　メモリー／ストレージ以外のスペックは従来モデルと基本的に同等。ディスプレーは90Hz対応の6.8型液晶（1080×2460）、SoCはSnapdragon 4 Gen 2、カメラは5000万画素＋深度センサーの200万画素（イン500万画素）、5000mAhバッテリー、FeliCa対応、側面指紋センサー＋顔認証、5000mAhバッテリー、Android 13（MIUI 14）など。

シンプルな外観にも好印象。ただし、カメラはメインこそ5000万画素だが、深度センサーとの組み合わせの2眼止まり

　ネットワークはnanoSIM＋eSIMのデュアルSIM対応だが、ドコモ4.5GHz帯は非サポート。防水防塵についてもIP53と生活防水レベルに留まる。サイズ／重量も約76×169×10.3mm／約200gと比較的大柄だが、それらを気にしないなら有力な選択肢になりそうだ。

　ライバルは、モトローラのエントリー機「moto g53j 5G」、前年モデルでセール対象になる機会も多い「OPPO Reno7 A」「moto g52j 5G」あたりだろうか。moto g53j 5GはHD＋液晶、SoCはSnapdragon 480＋とスペックはやや見劣りするが、一回り小さくて軽い。3万円台前半まででお手頃なSIMフリースマホを探すなら、これらが選択肢となりそうだ。

こちらは「moto g53j 5G」。Redmi 12 5Gと比べると、画面解像度などでやや見劣りする

人気の音声通話付きSIMの料金表（税込）

^{※1：au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある ※2：加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円） ※3：加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円）}