ラトックシステムのBluetoothワットチェッカーが「obniz」と連携

　ラトックシステムは12月14日、obniz（オブナイズ）のIoTプラットフォーム「obniz」と連携したことを発表した。同日より、アドバタイズデータのフォーマット資料のダウンロード提供を開始した。

Bluetoothワットチェッカー「RS-BTWATTCH2」

　ラトックシステムのBluetoothワットチェッカー「RS-BTWATTCH2」は、コンセントに挿して接続機器の消費電力をはかるデバイス。定期的に消費電力、電流、電圧を計測し、本体にログを蓄積し、ホストと通信していないときも、30秒ごとに計測値をBluetooth（アドバタイズ）で通知する。設備の稼働状況の可視化、機器ごとの消費電力量の把握に活用されている。

　obnizは、IoTに必要な機能や要素を含んだ共通のIoTインフラ、アプリケーションを提供するIoTプラットフォーム。今回連携したことにより、BluetoothワットチェッカーをIoTデバイスのひとつとして、既存のシステムやウェブサービスに取り込むことが可能となった。ハードウェアとの連携およびネットワークやセキュリティーといったIoTの基幹となる仕組みはobnizがプラットフォームとして提供する。

　obnizのIoTプラットフォームを用いて複数拠点にある設備の消費電力を取得し、外部システムと連携して稼働状況を可視化、集中管理するなどの使い方が可能。