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エリア面積約8800平米! 大阪万博の大注目ショー「アオと夜の虹のパレード」

ASCII.jp / 2023年12月21日 20時0分

アオと夜の虹のパレード

 サントリーホールディングスとダイキン工業は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における未来社会ショーケース事業および催事企画コンテンツの一つとして、2社共同で出展する水上ショーのタイトルを、「アオと夜の虹のパレード」に決定したことを発表した。合わせて、ショーのストーリーを紹介するウェブサイトも公開している。

 アオと夜の虹のパレードは、水、空気、光、炎、映像、そして音楽を駆使して、生命の物語を壮大なスケールで描くスペクタクルショー。万博を象徴するエリア「ウォータープラザ」で、万博会期中毎日、日没後に開催される予定だ。

 ショーのコンセプトは「水」と「空気」、そして「生命」がつながり、めぐっていく祝祭の物語。何十億年も昔に地球に生まれた水と空気。人間を含むすべての生きものは、水と空気を共有し、生命と進化のバトンをつないできた。「もし、地球のすべてを見てきた水と空気に話を聞くことができたなら、地球上に起きたいろんな話を教えてくれるのではないか? そして、人間が今後進むべき未来へのヒントをくれるのではないか?」との着想からコンセプトは生まれたという。

 タイトルの「アオ」は物語の主人公の子どもの名前。水と空気それぞれに共通するイメージの「青」から名付けられている。「夜の虹」は、空気中の水分量が豊かで、かつ明るい月が出る夜に虹が見られる、稀に観測される自然現象を意味している。

 舞台の大きさも注目ポイント。「ウォータープラザ」の水上に、幅およそ200メートル、奥行きおよそ60メートル、ショーエリア面積およそ8800平米の巨大な舞台空間が建設され、舞台の中心には、水のスクリーンをつくりだすモニュメント「ウォーターカスケード」が設置される。およそ300基の噴水や照明、レーザーなどさまざまな演出装置と音楽が共鳴し合い、物語を奏でる様子は必見だ。

豪華制作陣の作り出す壮大な世界に注目

 制作陣としては、小橋賢児氏が催事プロデューサーを務めるほか、TOKYO2020 パラリンピック開会式「PARAde of ATHLETES」で、カラフルなプロジェクションマッピングの演出を手がけた田中直基氏、2023年 Newsweek誌の「世界が尊敬する日本人100人」にも選出され、国内外で幅広く活動する作編曲家/音楽プロデューサーの菅野よう子氏、20年以上にわたり世界的なイベントやショーを企画開催してきたフランスの制作会社ECA2などが名を連ねる。

田中直基氏
菅野よう子氏

 月夜に虹がかかる時、その島では生きものたちによる祝祭が開かれるという。そんな言い伝えが残る島で、ひとりの子ども「アオ」が夜の虹と出会う。繰り広げられる祝祭に歓喜するアオが、多様な生きものたちと交わり心を通わせていく不思議な物語。

 内容も、物理的にも、万博ならではの壮大さを持ったショーになりそうだ。大阪・関西万博を訪れる予定のある人は、特設サイトを見て、今から期待を高めておこう。

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