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世界初!! グローバルシャッターの画質を徹底チェック=「α9Ⅲ」実機レビュー

ASCII.jp / 2023年12月26日 10時0分

「α9Ⅲ」実機レビュー
被写体認識AFで撮影した作例をいくつか。ピントをカメラ任せにできるはのは楽だ。使用レンズFE100-400mmF4.5-5.6・絞りF5.6・シャッタースピード1/1600秒・ISO1600。
「α9Ⅲ」実機レビュー
使用レンズFE100-400mmF4.5-5.6・絞りF5.6・シャッタースピード1/320秒・ISO250。
「α9Ⅲ」実機レビュー
使用レンズFE100-400mmF4.5-5.6・絞りF5.6・シャッタースピード1/400秒・ISO1600。
「α9Ⅲ」実機レビュー
使用レンズFE100-400mmF4.5-5.6・絞りF5.6・シャッタースピード1/1250秒・ISO250。
「α9Ⅲ」実機レビュー
使用レンズFE100-400mmF4.5-5.6・絞りF5.6・シャッタースピード1/8000秒・ISO800。
「α9Ⅲ」実機レビュー
使用レンズFE100-400mmF4.5-5.6・絞りF5.6・シャッタースピード1/30秒・ISO6400。

 測距エリアも、スポット時のサイズがL/M/Sの3段階からXLとXSが追加され5段階になった。さらに縦横を自由なサイズにカスタマイズできる機能も新搭載され、より自由度が高いAFが可能になった。

 ストロボ撮影時のシャッタースピードも全速同調が可能。日中シンクロなど高速シャッターで撮影したいときに、光量ロスが大きいFP発光を使わなくてすむのは朗報だ。ただ全速同調に対応しているのは純正の「HVL-F60RM2」と「HVL-F46RM」に限られ、サードパーティー製やスタジオ用の大型ストロボは1/500秒までとなる。

 製品によっては「発光タイミング設定」機能で同調速度を速くすることができるので、所有しているストロボで試してみた。クリップオンタイプの小型ストロボなら1/1000秒まで同調したが、モノブロックタイプでは1/500秒くらいから光量低下があった。つまり対応ストロボ以外は1/500~1000秒程度が上限のようだ。そうなると最高1/400秒(かつ最低感度ISO100)で同調できる「α1」のほうが使い勝手は良い気もする。

「α9Ⅲ」実機レビュー
ストロボと同調するタイミングを変える機能もあるが、製品ごとに調整する必要があり、設定の保存もできないので、実用性の面ではもう一工夫欲しい。

 高速性能は飛び抜けているが、一般的な撮り方では画質や機能面でいくつか気になる点があるのは確かだ。

 ただ今回試用していて一番感じたのは撮り心地の良さ。手にしたときの安定感やシャッターを押したときの感触、操作中の俊敏なレスポンスなどは、かつて一眼レフ時代のフラッグシップに匹敵する。おそらく現行ミラーレスではもっともハイエンドのボディーといえるだろう(あくまで個人的意見です)。

 となると、このボディーでα1とかα9Ⅱの積層型ローリングシャッターの強化バージョンがあってもいいじゃないかと妄想してしまう。理想のカメラを求める旅はまだまだ続きそうだ。

「α9Ⅲ」実機レビュー
 

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