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KDDI、SUPER GTでのチャンピオンを記念して、ファン感謝祭開催で大盛り上がり!

ASCII.jp / 2024年1月6日 12時0分

最前列左から伊藤大輔監督、坪井 翔選手、宮田莉朋選手、央川かこさん、辻門アネラさん

 KDDIはLink Forest(東京都多摩市)にてSUPER GT/GT500クラスのシリーズチャンピオン獲得を記念したイベント「au TOM'Sファン感謝祭」を年末に開催。選手・監督・サーキットクイーンの5名と200名のファンがチャンピオンの喜びに沸いた。

◆モータースポーツにチカラを入れるKDDI

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KDDIのStarlinkシステム

 今年からはラリー・ジャパンにも協賛するなど、近年モータースポーツに対し積極的にスポンサードするKDDI。技術面でもTRD(トヨタ・レーシング・デベロップメント)に、衛星回線を用いた高速インターネット接続サービス「Starlink」サービスを提供するなど、レーシングチームを支えている。それゆえか、2023年シーズンを振り返ると、au TOM’Sは8戦中3勝と圧倒的な強さをみせ王座奪還に成功した。

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一昨年行なわれたau TOM'S ファン感謝祭2022の様子

 またKDDIは、2022年からはシーズン終了後にファン感謝祭を開催しはじめたほか、2023シーズンのSUPER GTではファン応援シートを拡大するなど、電波だけでなくモータースポーツファンとチームの「つながる」も積極的にサポート。ファンの熱量も高まりつつある。

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 2022年のファン感謝祭は銀座4丁目にあるショールーム「GINZA 456 Created by KDDI」で開催したが、今回はKDDIのデータセンターとミュージアム、イベントホール、宿泊施設等を統合した施設Link Forestにて開催された。大ホール「FOREST HALL」は多摩市の成人式会場として使われているほか、TBSドラマ 日曜劇場「半沢直樹」でも使用されたので、見覚えのある人もいるだろう。

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 会場の玄関前には、今シーズンを戦い抜いたマシンがお出迎え。サーキットでも、ここまでマシンに近づいて撮ることはできないので貴重だ。室内を見ると、助手席側のロールゲージにドライバーのビックリマンシールが貼られていた。優勝後に貼られたものらしい。なお、2022年はレプリカだったが、今回はチャンピオンになったのもあり、本物のレーシングカーが用意されていた。

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 ファンからの温かい拍手に迎えられ、定刻の14時にステージに5名が登壇。昨シーズンを簡単に振り返った後、トークテーマは2023年に印象に残ったできごとへ。

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 坪井選手は「愛犬を迎えたこと」と回答。「可愛くて毎日ノロケています」と、2年前の正月に迎えたという「もち」を紹介。「普段は家にいないのですが、帰ってくるとしっぽを振って喜んでくれます」と笑顔をみせた。

 宮田選手は「人生思ってもみなかったことが起きる」として、チャンピオンを獲得したことを報告。「僕は夢は発言した方がいいと思っていて。チャンピオンを取ります、優勝しますと言ったら取れました。そして来年、世界に行けるようになったので、自分が目指すものがあったら発言した方がいいです」と金言を語った。

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 伊藤監督は「最終戦のレース後のインタビュー」を紹介。「最終戦は予選に対してナーバスな時間があって。最終戦は張り詰めた中で戦い抜いて、終わったあとの選手のギャップ、テンションについていけなかったんです。坪井選手が弾けることが見ることがあまりなかったので、それがうれしかったですね」と頬を緩めた。

 サーキットクイーンの央川さんは、オートポリスのポニーを紹介。「イベント広場のスポンサーステージの後に、サーキットにいるポニーに会いにいったんです。そのポニーに名前がなかったようなので、かこちゃんという名前をつけたんですよ」と語ると、今年からチームに合流した辻門さんからは「央川さんは何でもできそうで、すごい運動音痴なんです」と暴露。「走っても腕しか動いていないんですよ」というと、央川はステージ上で走らされることに。ドタドタとした走りに、ファンの笑いを誘った。

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 その後、ファンからのQ&Aコーナーとプレゼント大会を実施。なかでも注目を集めたのがオートポリス戦での優勝賞品だった「空気清浄機」に、ラッピングとサインを入れた世界で唯一の品。誰もがうらやむ中、若い男性に譲渡された。

 最後に伊藤監督から「今年チャンピオンを取りましたけど、強いau TOM'Sであり続けたいです。宮田選手がいなくなるのは寂しいですけれど、レベルアップしたau TOM'Sを皆様にお見せします」と力強く来シーズンの連覇を宣言。坪井選手も「皆様のおかげでチャンピオン奪還することができました。これ以上ないシーズンを迎えることができました。宮田選手から変わって、山下選手を迎えますけれど、しっかり36号車らしいレースをして、来年も皆様によい報告ができるようにしたいです」と誓った。

 一方、宮田選手は「2024年、僕は日本を離れるんですけれども、日本に戻ってきた時はぜひ応援してほしいです。僕の海外レースの応援もよろしくお願いします」と、名残惜しさとこれからのサポートをファンに願った。

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 その後、ファン全員とのサイン会が開催。長時間にわたってのイベントは大盛況にて終わった。

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 今回のイベントの特徴としては、会場設営やイベント進行など、すべてがTOM'Sおよび、KDDIの社員で行なわれていたこと。終始アットホームな雰囲気で、予定していた時間を大幅に過ぎてもトークは終わららないなど、他社イベントに比べてやや緩いところも感じられたのだが、その手作り感が、ファンとチームを「つなげる」イベントに奏功したように感じた。

◆チームメンバーが通信の歴史を社会科見学!

 イベントに先立ち、選手・監督・サーキットクイーンの5名が、施設2階にあるKDDIミュージアムを社会科見学したので、その様子もご紹介したい。

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 KDDIミュージアムは、我が国の国際通信と携帯通信の歴史を楽しく学べる場所。事前予約制で、休館日は土・日・祝日と年末年始、そして施設の休館日とのこと。入場料は一般が300円で、大学生以下および障がい者手帳ご提示の方、および介護者は無料となっている。

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 ミュージアムに入った5名は、最初に通信の歴史を簡単にまとめた動画を鑑賞。

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 その後、日本の通信の歴史を実際の機械を見ながら学びます。その始まりは1853年のペリー提督が持ち込んだ「モールス信号機」というから驚き。サーキットクイーンのお2人は「社会科の時間で習った、あのペリー提督!?」と目を丸くしていた。

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 実際にモールス信号を体験。「R」と「SOS」を打電するのですが、これが結構難しくて誰もが苦戦することに。

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 通信機器は進化を続けていきます。その昔はオペレーターが交換機のケーブルを抜き差しして接続していた。

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 通信の方法も衛星の時代へ。本物の人工衛星を見て「意外と小さい」と驚く御一行。

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 海底ケーブルも進化を続けています。海底ケーブル埋設の様子であったり、実際のケーブルを手にとることもできる。「こんなに細いんですか?」と伊藤監督。細くないと水圧に耐えられないという話に、納得していた。

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 KDDIのもう1つの柱が携帯電話事業だ。まずは携帯電話誕生当時のショルダーホンから。伊藤監督が持つと、ドライバーとサーキットクイーンから「似合う」「六本木にいそう」と茶化した声が。このアットホームさがチームの魅力といえる。一方でサーキットクイーンが持つと、全員がシャッターチャンスとばかりにスマホでパチリ。

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 次に、携帯電話の進化の過程をパネルで見学。ここで監督とドライバーとで世代の差が明確に……。

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 そして過去の端末がズラリとならぶエリアへ。「懐かしい」「持っていた」という声がきこえました。

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 未来の技術を体験。スマートグラスに映し出される映像に驚いていた。

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 こうしてKDDIの歴史と通信技術を学んだ5名は、ただただ感嘆していた様子。au TOM'Sファンならずとも、日本の通信の歴史をわかりやすく紹介しているKDDIミュージアムに、一度足を運んではいかがだろうか?

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