薄型&軽量化! 究極ゲーミングスマホ「ROG Phone 8」は真のハイエンド機に進化
ASCII.jp / 2024年1月9日 9時0分
ASUSは8日、ゲーミングスマートフォン「ROG Phone」の最新モデル「ROG Phone 8」シリーズを発表した。
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666125/x/c9ced27271a8b3e5.jpg)
薄型&軽量化にIP68の防水防塵にも対応 実用性もより高まったハイエンドスマホとしてリニューアル
ゲームに特化したスマートフォンとして、究極とも言える性能を叩き出し続けてきた「ROG Phone」シリーズ。最新モデルの「ROG Phone 8」では、ゲームでのパフォーマンスはもちろん重視しつつ、スリムで軽量化された筐体、IP68の防水・防塵対応、大きく進化したカメラなど、日常での実用性もさらに高まったハイエンドスマホとして、完全にリニューアルされて登場した。
まずは筐体から。ディスプレーサイズこそ、従来モデルと同じ6.78型ながら、ベゼルの細型化(上部で5.9mm→1.65mm、左右は1.9mm→1.65mm)により、特に縦方向は7の173mmに対し、163.8mmに小型化。厚みも10.4mmから8.9mmになることで、重量は225gまで軽量化された(ROG Phone 7 Ultimteは246g)。ただし、フロントカメラはパンチホール型になっているので、この点は若干意見が分かれるかもしれない。
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666126/x/cb6d5280d5afb07a.jpg)
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666127/x/c8821cebe3fd2df9.jpg)
この筐体はIP68の防水・防塵対応。前モデルはIP54と生活防水レベルだったので、大きな進化だ。ASUS側も「世界初のIP68準拠ゲーミングスマートフォン」とアピールしている。
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666128/x/69d075200a9ebba5.jpg)
背面デザインは「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」で差がつけられている。前者には「Aura RGB Lighting logo」、後者には「Anime Vision Mini-LED display」を搭載。ともにゲーミングスマホらしいカラフルな演出で楽しませてくれるが、Anime Vision Mini-LED displayではユーザーが用意したGIFデータでアニメーションを表示できるなど、さらに一歩進んだ遊びの要素が含まれている。
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![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666130/x/400bca8452ce10d3.jpg)
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666131/x/d87444fdd74fd35f.jpg)
続いてはディスプレー。前述のように6.78型AMOLED(1080×2448、165Hz対応)なのは7と同じ。パネルはLTPO技術を用いた「Samsung E6 AMOLED」で、普段使いの場面では1~120Hzまで、必要に応じてリフレッシュレートを可変で変化させることで省電力で利用できる。
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666132/x/aa4ca5dbb467cc61.jpg)
進化が大きいのはカメラ。ROG Phoneシリーズのカメラは、これまであまりアピールされることがない要素だったが、8ではメインセンサーに1/1.56型で5000万画素のソニー「IMX890」を採用。Zenfone譲りの6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーとの組み合わせで、移動中の動画撮影はもちろん、通常の写真撮影でも高度な手ぶれ補正が利用可能。
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666133/x/2513f37b4e49b2b6.jpg)
さらにこれまではなかった光学3倍の望遠レンズも搭載。5倍での劣化なしズーム、10倍でのハイブリッドズーム(デジタルズームでは最大30倍)での撮影が可能。ここに超広角と組み合わせた3眼構成になっている。
ゲーミングスマホとしての究極性能はもちろんそのまま オプションの外付けクーラーはもちろん今回も用意
ここからは肝心のゲーミングスマホとしてのパフォーマンスだ。
まず、SoCにはもちろん現行最速の「Snapdragon 8 Gen 3」を採用。8533MHzのLPDDR5XメモリーはROG Phone 8で12GB、8 Proで16GB、最上位の8 Pro Editionでは24GBの組み合わせ。Antutu 10のスコアは220万点を突破する。
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666134/x/34178418d3b2530d.jpg)
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666135/x/b1bd4b88f36a557d.jpg)
高い性能を安定して引き出すための放熱性能ももちろん重視。窒化ホウ素のシートを通じて、SoCから背面カバーに直接熱を伝導して効率的に効率する。
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666136/x/36194ce6c413f65a.jpg)
より強力に冷却したい人向けのオプションとして、「AeroActive Cooler X」を用意(ROG Phone 8 Pro Editionには付属)。従来タイプと比べると、29%小型化されているにも関わらず、放熱効率は20%アップ。AURA RGBによる演出、左右のトリガーキー、キックスタンド機能、イヤホン端子/充電用USB-C端子も用意されている。
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666137/x/8f46f87894f9059e.jpg)
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666138/x/2c09681954154ddf.jpg)
ゲーム関連の機能では、カスタマイズ可能な側面の「AirTrigger」は引き続き搭載。対応タイトルで、ゲーム内の印象的なシーンを自動で録画する「X Capture」、プレイの手助けをしてくれる「X Sense 2.0」も用意されている。
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666139/x/7d56c4a12c747509.jpg)
サウンドにも力が入っており、双方向のAIノイズキャンセリングテクノロジーで、音声通話やゲーム内音声チャットでクリアな会話が可能。イヤホン端子も引き続きしっかり用意されている。バッテリー容量は、薄型化もあってか、前モデル(6000mAh)より若干少ない5500mAhだが、まずは十分だろう(65W急速充電/Qi対応)。
![ROG Phone 8](https://ascii.jp/img/2024/01/08/3666140/x/7d6aed6302bb7fba.jpg)
バリエーションは、「ROG Phone 8」「ROG Phone 8 Pro」「ROG Phone 8 Pro Editon」の3モデルで、メモリー/ストレージはそれぞれ12GB/256GB、16GB/512GB、24GB/1TB。海外での価格はいずれも税抜で1099.99ドル(約15万8000円)、1199.99ドル(約17万3000円)、1499.99ドル(約21万6000円)、AeroActive Cooler Xは99.99ドル(約1万4400円)。カラバリはROG Phone 8がRebel GreyとPhantom Black、ROG Phone 8 Pro/Pro EditonはPhantom Blackが用意される。
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