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ロングバッテリーが人気「HUAWEI WATCH GT 4」はカスタマイズが簡単

ASCII.jp / 2024年1月13日 12時0分

筆者はHUAWEI WATCH GT 4の46mmモデル(3万3880円)をiPhone 15 Proとペアリングして使っています

 ファーウェイ・ジャパンが2023年10月24日に発売した「HUAWEI WATCH GT 4」の46mmモデルをiPhone 15 Proとペアリングして使っています。4回に渡るレビューは今回が最終回。1ヵ月ほど使ってわかった基本機能の使い勝手やカスタマイズ性について、紹介します。

無料でも十分に楽しめる文字盤カスタマイズ

 HUAWEI WATCH GT 4には46mmモデルと41mmモデルがあり、筆者が使っているのは46mmモデル。約1.43インチの大画面ディスプレーは発色のよいAMOLED(有機EL)で、解像度は466×466ピクセルです。表示される情報が見やすいことが利点。また、自分が使いやすいようにカスタマイズすることもできます。

文字盤を長押ししてスワイプすると、インストールされている文字盤デザインを選択できる

 まず、文字盤は11種類のデザインがプリセットされていて、それぞれ配色を変えたり、表示する機能を変えたりできます。時刻や目標の達成状況によって開花が進むアニメーションといった、ユニークな文字盤もプリセットされています。

デザインを選んだ後に、さらに配色をカスタマイズすることも可能
花のアニメーションが表示される文字盤もプリセット。花はツバキ、スイレン、デイジーから選べる

 さらに、「HUAWEI ヘルスケア」アプリで、好みの文字盤をダウンロードして追加することも可能。ファーウェイによると、文字盤のデザインは1万種類以上。有料(購入にはクレジットカードの登録が必要)のものもありますが、無料のものもたくさんあり、それだけでも十分に満足できそうです。

「HUAWEI ヘルスケア」アプリの「デバイス」→「時計の文字盤」から新しい文字盤デザインを追加できる

 GT 4のディスプレーは高精細なので、アナログ時計のように見せることもできるし、アート系の文字盤を選んで、フツーの時計ではない趣を演出することもできます。

アナログ時計っぽいデザインも充実
画面が大きいので、多くの情報を表示しても見やすい

 ディスプレーの明るさは自動調整が可能。常に現在時刻を確認できる「常時表示」にも設定できます。その場合、明るく点灯した状態と、暗めに表示される待機中とで、デザインが若干変わるのもおもしろいところ。なお、常時表示を有効にすると電池持ちは悪くなりますが、筆者が実際に使った感覚では、1日の電池消耗はせいぜい20%程度で、5日ほどの連続使用は見込めそうです。

左が点灯時、右が常時表示の文字盤。現在時刻だけがわかる状態になる
文字盤をダウンロードする際に、常時表示のイメージも確認できる
左がグリッド、右がリストの画面。いろいろなアプリを使う人は初期設定のグリッドのほうが使いやすいだろう

ホーム画面やカスタムカードも編集可能

 右上のボタンを押して表示するホーム画面(アプリのメニュー)は、初期設定が「グリッド」ですが、「リスト」に変更することも可能。

 左右にスワイプして表示する「カスタムカード」は並び順を変えたり、ほかのカードを追加したりすることが可能。例えば「ボディメーカー」や「AIランニングプラン」を使っている人は、それらをすぐに確認できるカードを設定しておくと便利でしょう。

カスタムカードは5枚が初期設定されていて、長押しすると並び順を変えたり、「+」をタップして新しいカードを追加したりできる。ただし、設定できるカードは最大6枚なので、2枚以上を追加したい場合は、初期設定のカードを削除する必要がある

 なお、スマートウォッチの中にはアプリをダウンロードして追加できる機種もありますが、GT 4はアプリの追加には対応していない模様。ただし、Harmony OSのアップデートによって追加されるアプリはあるかもしれません。

メールの通知設定には注意が必要

 スマートフォンに連携する通知の設定は「HUAWEI ヘルスケア」アプリでできます。Android向けアプリでは、アプリ個別に通知のオン/オフが設定できたと記憶していますが、iOS向けアプリでは個別に設定できるアプリは限定的。個人的には「メール」アプリが個別設定に対応していないことは不便に思いました。

通知の設定などデバイスのカスタマイズは、「HUAWEI ヘルスケア」アプリの「デバイス」から行う。ただし、カスタムカードの編集など、ウォッチ本体でしかできない設定もある
「通知」を選択すると、通知の設定ができる。ただし、個別に設定できるアプリは限定的

 スマホがEメールを受信した場合に、GT 4にも通知するには、通知の設定画面で「その他」の通知をオンにする必要があります。ですが、オンにすると、不要な通知もいっぱい表示されるようになってしまいます。

 そこで、筆者はGT 4での「メール」の通知はあきらめて、「メッセージ」「Facebookメッセンジャー」「LINE」の通知だけを有効にしています。どうしても通知させたい場合は、iPhoneに「Gmail」アプリをインストールして通知を有効にし、該当するEメールをGmailに転送するようにするといいでしょう。といいつつ、面倒なので、筆者はしていません。むしろ、これを機にiPhoneの通知の設定を見直して、GT 4で通知を確認したいアプリを除いて、ほかのアプリの通知は無効にしたほうが手っ取り早いように思います。

バンドの付け替えは簡単だった

バンドの着せ替えも簡単

 バンドの付け替えが簡単にできることは、以前にも書きましたが、筆者もときどき交換しています。筆者が使っている46mmのブラウンは皮革のバンドなのですが、運動する際には以前「HUAWEI WATCH GT 2」で使っていたフルオロエラストマー製の黒いバンドに付け替えています。汗に強く、手首にフィットするので、使いやすいんですよね。その際、文字盤のデザインも変えることで、時計をまるごと着せ替えたような気分を味わえます。

バンドを付け替えて、文字盤も新たにダウンロードしたものに変えてみた。気分も変わった

 ファーウェイ純正のバンドに限らず、市販の22mm幅のバンドにも付け替えられるので、みなさんもシーンやファッションに合わせて着せ替えを楽しむことをおすすめします。ということもあり、HUAWEI WATCH GT 4は長く使い続けられそうなスマートウォッチだと感じています。

 

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