1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

格安SIMなら月1000円台でかけ放題が可! 音声通話重視の人にピッタリなSIMはこれ

ASCII.jp / 2024年1月21日 15時0分

 主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。今回は、音声通話重視派の人向けに、「基本料+かけ放題」が月1000円台で利用できる格安SIMについてまとめた。

かけ放題
mineoの「マイそく スーパーライト」だと、基本料+オプションで月1460円から、かけ放題可能なSIMを持つことができる

格安SIMなら、かけ放題可能なSIMが1500円以下から持てる 営業マンやフリーの人など、仕事で電話をよくかける人に

 LINEなどの通話機能があるアプリのおかげで、電話番号を用いた通話はほとんど使わないという声はよく聞く。しかし、仕事で使うとなるとそうもいかない。特に外回りの営業マンやフリー/自営業で働いている場合、まだまだ電話は欠かせず、従来型ケータイを愛用している人も多く存在する。

 主要キャリアにも「かけ放題オプション」は用意されているが、格安SIMなら基本料+かけ放題で月2000円以下も一般的。通話専用を前提に格安SIMのオトクなプランを以下に表にした。

mineoは月1460円でかけ放題のSIMを入手可能! 3社のネットワークから選択できるのも◎

 3大キャリアのネットワークを用いていて、表内で最安なのがmineo「マイそく スーパーライト」。基本料250円に、かけ放題オプション1210円を加えて、月1460円で済む。しかもドコモ/au/ソフトバンクと3社のネットワークから選択できるので、使いたい端末の対応周波数が特定のキャリア向けだったり、自宅や職場で電波が入りにくいキャリアがあっても大丈夫だ。

かけ放題
mineoは通話重視派のユーザーを意識してか、1月31日まで通話定額オプションを割り引くキャンペーンも実施している

 なお、データ通信は最大32kbpsの制限が常時あるので、実用性はほぼない。データ通信を使いたいときは、1回198円で24時間使い放題になるオプションの追加が必要。なお、ソフトバンク回線だが、4月15日(1月31日から延長)で3Gサービスは終了し、ソフトバンクのMVNOも同様。3Gのみのソフトバンク端末(VoLTE非対応の4G端末も同様)では通話できなくなるので、従来型ケータイで利用したい人は注意してほしい。

povo2.0はMNOのサービスでありながら、月1650円でかけ放題 料金も音質も重要なら、日本通信やHISモバイルが候補

 つづいて候補になるのが、KDDIのオンライン専用プラン「povo2.0」。基本料0円で、必要なサービスをトッピングとして追加していくタイプだが、かけ放題オプションは月1650円なので割安。しかもMVNOの格安SIMで多い、中継電話を使わないので、通話品質も上々。auネットワークで問題無いならオススメだ。データ通信については、こちらも標準状態(128kbps)ではほぼ実用性はなく、トッピングでの追加が必要だ。

かけ放題
povo2.0は基本料0円なので着信専用のサブ回線として使う人も多いが、かけ放題もお手頃に追加できる

 料金も重要、仕事の話をするので音質も重要、という人なら日本通信SIMまたはHISモバイルが有力になる。日本通信は1GBのデータ通信込みで月1890円、HISモバイルは100MBまでなら月1770円。ドコモネットワークを用いているので、課題がある都心部はともかく、人口が少ないエリアでは引き続き強みを発揮する。また、MVNOでは珍しく、中継電話を使わないのでVoLTEによる高音質での通話が期待できる。

かけ放題
HISモバイルは、最安値の月1770円を実現するには100MB以下にする必要があるが、7GBのプランも基本料は月990円と最安級なので、標準的なスマホユーザーでもおトクに使える

楽天モバイルは最安で国内かけ放題も、要アプリ&エリアに課題 電話かけまくりでないなら、月70分の通話料込みのSIMも

 楽天モバイルは、データ通信が3GBまでなら月1078円で使えて、しかも国内通話はかけ放題。安さという点では一番と言える。

 しかし、通話はRakuten Linkアプリから発信する必要があるのでスマホでの利用が前提。また、仕事での電話を着信することを考えると、エリアの問題も気になるところ(特にビルの屋内)。圏外時の着信転送も通話料が発生する。業務用の回線としては判断が難しい。

かけ放題
楽天モバイルはかけ放題が基本料に含まれているが、そのかけ放題を利用するにはRakuten Linkから発信する必要がある

 MVNOはどうも……3大キャリアのサービスがいい! という人なら、前述のpovo2.0のほか、ドコモ「irumo」も選択肢に入る。irumoは0.5GBプランとかけ放題のセットで月2530円。

 それほど通話時間はないのでかけ放題までは必要ない、電話番号で発信するのは実家の親だけ、でも「1回10分まで」では超過するという人なら、日本通信の「合理的みんなのプラン」や「合理的30GBプラン」も視野に入るだろう。

かけ放題
「合理的みんなのプラン」は10GBと月70分まで(または1回5分まで)の通話定額が付いて月1390円。超過分の通話料も30秒あたり11円と安価

 「合理的みんなのプラン」は10GBのデータ通信と、1ヵ月あたり70分までの通話料込みで、月1390円。「合理的30GBプラン」はデータ通信が30GBになって、月2178円。超ヘビーユーザーでなければ、十分な通信量があって、通話も一定量可能。それでいて安価な料金設定になっている。

人気の音声通話付きSIMの料金表(税込)

※1:au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある ※2:加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される(以降、月550円) ※3:加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される(以降、月550円)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください