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『THE FIRST SLAM DUNK』で契約トラブルは一切なし! アニメスタジオはリーガルテック導入で契約を武器にする

ASCII.jp / 2024年2月11日 15時0分

前編に引き続き、『THE FIRST SLAM DUNK』を手掛けたダンデライオンスタジオの西川代表に「アニメスタジオのDX化・リーガルテック導入で自社にどんな変化が訪れたのか?」などを広くおうかがいする

〈前編はこちら〉

DX化以前にダンデライオンが抱えたトラブルとは?

まつもと 国内でのトラブル事例をうかがってしまうと、どうしても御社が手がけたお仕事に関わるイメージを作ってしまいがちなので(笑)、たとえば海外とのお仕事などで起きたことをおうかがいできますか?

ダンデライオン西川 ある中国の企業さんと、新しいIPで共同制作しましょうという企画が立ち上がったことがあり、企画・制作の金額・条件・期間などについて締結合意しました。しかし、先方の情勢やご都合によって、たとえば入金されないとか、こちらが納品しても検収されない、というようなことを経験しました。

 当時は香港の仲裁機関を指定して問題解決を図っていたのですが、そこで具体的に何かできるのかと言えば、難しい。

まつもと 香港の仲裁窓口を通じて仲裁に必要な手続きを、中国企業側の担当者にも取ってもらう必要がありますね。

ダンデライオン西川 そしてこちらも手続きを取るにはそれなりのコストがかかります。そのため比較的初期の段階で、もう契約は履行されないと判断し、プロジェクトを中止しました。あの案件は、長引けば長引くほどリスクやデメリットが大きくなったと思う事例でした。

かつてはプロジェクト中止になったケースもあるという

まつもと 似たような事例は国内でもよく聞きます。企画が立ち上がると、当然企画書やキャラクター設定などさまざまなクリエイターさんが手を動かして、アニメスタジオに納品する。そして、クリエイターさんたちへの支払いが発生するわけですが、肝心の発注元から入金がないため、キャッシュフローが非常に悪くなる……というようなことは、かつて私がいた会社でも耳にしました。

 かつ、中国が相手だと先方も本意ではないかもしれませんが、政治情勢がありますよね。センサーシップが変わってしまったなど、確かにやむを得ない事情もあるのでしょう。しかしそれでも払うものは払ってもらわないと困る、ということですよね。

ダンデライオン西川 日本の場合はまだ業界が狭い部分もあるので、「あの会社はこういうことをするらしいよ」という風説に弱い部分もあります。そのため、契約で縛られていなくても慣習で縛られているわけです。善し悪しもあるかなとは思いますが。

まつもと 私も中国企業と契約の仕事を進めて本当に苦労したので非常によくわかるお話です。日本企業はむしろ世界的にもかなり真面目に対応するほうではないでしょうか。中国のみならず、海外で契約書通りに物事を進めるのはなかなか難易度が高いと実感しています。最終的に、この中国のケースは香港での仲裁はうまくいったのですか?

ダンデライオン西川 結局、香港での仲裁も諦めて、「この契約は解除させていただきます」ということを合意することで終了しました。

まつもと お金的には違約金なり着手金なり……。

ダンデライオン西川 ……は、もらえずですね(苦笑) ただ、別の中国企業との共同制作が最後までしっかり完結したプロジェクトもありますので、ケースバイケースですね。

契約トラブルを未然に回避する「転ばぬ先の杖」

まつもと 損害は丸かぶり、と。トラブルが起きた時点ではDX化のサービスは未導入だったと思います。もし、当時からサービスを利用していたら、何か違うアプローチが取れたのでしょうか? 仮定の話になってしまいますが、これはまず西村さんにおうかがいしたいです。

Sansan西村 今の西川さんのお話ですと、この事例での舞台は海外、そして繁体字や簡体字についてはまだサービスが100%追いついてないところがあり、それを前提でお話します。

 トラブルが起きたときに、契約書を扱うプロデューサーさんやディレクターさんには、「あれ? この事象は許容していいんだっけ?」「許容した場合、しない場合で、どれだけ我々に得られるものがあるのかな?」「向こうに何かペナルティーがあったはずだよね?」といった判断があると思います。

 一方で、「これは法務のAさんに1回聞いたことあるし、たぶん大丈夫でしょう」と判断したものの、実はそうではなかった……というような事例もあるようです。

 Contract Oneはアカウントがあれば常時アクセス可能ですので、場合によっては会議中に『あれ? Aさんはこう言ってるけれど、ちょっとおかしいかもしれないな』と思ったときには、すぐに契約内容を確認できるわけです。

 かつ、Aさんが「納期は1ヵ月ずれても大丈夫なはずだよ」と返してきた場合にも、それに疑問を感じたらContract One AIにその点を尋ねることができます。すると「きちんと納期を守ってもらわないとペナルティーで300万円の損益が発生します」といった回答が得られます。

 ビジネスで最前線にいる方々が(契約書をいつでも確認できるので)ルールを守れるというのは、弊社のサービスの1つの特徴でしょう。契約内容を目の前に置いて正直なやり取りができるということは、ビジネス的にも有益だと思います。特に、「法務にちょっと確認して来週またご連絡します」などと言ってビジネスが遅くなることは一切なくなります。

Sansan株式会社 Contract One Unitゼネラルマネジャー 西村仁さん。ダンデライオンが導入した契約データベースサービスの利点、そしてコンテンツ業界全般のトラブルについて解説いただいた

まつもと 私の経験ですと、中国の担当者と顧問弁護士が同席のうえで打ち合わせすることもありました。ただ、そうすると弁護士料がかかりますし、「ここに弁護士が座っているってことは……わかるよね?」という、いきなり険悪な雰囲気から打ち合わせが始まってしまうんです(苦笑) そういう事態を避けられるというのは、確かに大きな利点ですね。

 実際、ダンデライオンさんでもサービスを活用しながらミーティングを進めたりしていますか?

「ショートカットできた」という体感を社内に広めたい

ダンデライオン西川 現在は私や法務担当が顧問弁護士と打ち合わせする際に過去の契約書を確認したりといった使い方が主で、案件ベースの打ち合わせで担当者レベルが契約書を読みに行くかというと、まだそこまで普及できていないのが実情です。

 ただ、最近触っていて気づいたのは、たとえば契約書の内容を確認したいとき、以前なら紙の契約書を全部読みながら「あの条項はどこだっけ?」と探したり、法務に聞いて答えをもらっていたりしたのですが、今は検索するだけで答えが得られるわけです。これはずいぶんショートカットできているな、と。

 この体感を社内に普及させることが必要なんだな……というのは、ここでお話ししながらあらためて思いました。

まつもと 西村さんが挙げたトラブルの1つとして「権利超過」があります。契約において、権利をそこまで与えていない/譲っていないにもかかわらず、先方が解釈を間違えて、あるいは故意にその権利を利用してしまっているというケースだと思います。

 翻って、ダンデライオンさんで著作権をホールドしてビジネスする場合、制作時点の契約ではなく、完成して活用するという段階で契約の話になるはずですが、よりステータスを追いかけることが難しく、しかもずっと続く話なので、いつの間にか権利の契約期間が切れていたり、更新が漏れていたりといった問題が起こり得ると思います。そういった観点でこれまで何かトラブルはありましたか?

ダンデライオン西川 弊社でライセンス管理をしているIPのケースでは、過去には個人クリエイターの方との契約条件が、結ばれている内容よりも弊社が拡大解釈してしまっていたケースが部分的にあったようです。

 お互いの認識が違っていたということは、契約をさかのぼることで判明したので、その時点で修正した契約を結び直すことになりました。そのときの経験で、仮に契約の件数が多かった場合、非常に危ないことになると感じたため、IPをホールドしてライセンスを弊社独自で管理することは積極的にやらなくなったという経緯があります。

まつもと それは逆に言うと、会社の経営としては、ビジネスの機会損失になる意味合いもありますよね。

ダンデライオン西川 そうですね。以前は1つの部署として存在していたのですが、今はその部署を廃止して、たとえば我々が商品化する際でも優先権を持っていたり、別の会社がその権利主体を持っていたりするなかで、我々が運用のお手伝いをするという立ち位置に切り替えています。

 ただ、当時は法務の体制も今ほどしっかりしていなかったところもあるので、現在であればもう少し運用ベースで契約をきちんとできるかなと思います。またそれと同時に、Contract Oneは契約期限などがアラートとして定期的に通知されるので、法務も情報として常にピックアップできているというメリットもあると思います。

まつもと 契約期限の話は非常によくわかる話で、私も配信契約の際、上司から「契約期限の自動更新は絶対やめろ」と指示されていました。その理由は「更新のタイミングで契約条件を見直したいから」。要は、配信市場が拡大する予想のなか、より自社が有利な条件になるよう契約を結び直してアップデートするのが狙いだったんです。

 しかしそうなると、西川さんがおっしゃったように、それぞれ契約の期限をいつ迎えるか、すべて人力で管理することになってしまい、万が一漏れていると逆に先方から問い合わせが届いて謝罪から交渉が始まり、当方があまり強く出られなくなってしまう……という話もありましたね。

筆者がアニメスタジオに勤めていたのは10年以上前。リーガルテックなど影も形もなかった時代のさまざまな契約トラブルを経験している

個人クリエイターと「契約する」難しさ

まつもと 個人クリエイターさんとの契約のあり方については、毎日のようにSNSで話題になっています。現在、ダンデライオンさんは個人のクリエイターさんと基本的にどのような条件で契約しているのでしょう?

ダンデライオン西川 ある案件のある仕事内容を、この期間、こういう金額で、という委託契約が基本です。

まつもと これは手描きアニメの世界でもよく話題にあがるのですが、社員でなくても、クリエイターさんから上がってくる成果物は職務著作物として発注元の会社に権利があるという前提で納品してもらいます。ダンデライオンさんの場合も同様ですか?

ダンデライオン西川 そうですね。基本的に作品の権利自体、たとえばそのキャラクターのデザインなどが集約されていないとそもそもトラブルになるケースもあるので、今おっしゃったような形で契約しています。

まつもと 今度は西村さんにおうかがいします。個人クリエイターと制作会社との契約はトラブルが起こりがちだと思います。先ほどお話されていた事例ですと、契約書を送ったが読んでおらず締結もしていない、しかし締め切りが迫っているので納品はしてもらう必要がある、という話でした。

 そして上記のようなやり取りを経た末に、個人クリエイターさんがSNSで「納品した私のキャラクターが相手の会社のものになっている」というような投稿をして、フォロワーたちが「ひどい会社だ」と攻撃をしてくる……といったことは日常でよくある風景です。Contract Oneはそういったトラブルをどのように防ぐことができるのでしょうか?

Sansan西村 大きく2つのアプローチがあります。1つは個人クリエイターとの契約が紙だった場合、当社では紙の契約書の印刷、製本、捺印そして発送受領などの代行をサービス内で提供しています。 ※サービスの提供可否・内容は、Sansan社の状況によって異なりますのでお問い合わせください

 契約が止まっている原因が、実は自社にあったという事例は少なくありません。営業担当が忙しくて契約書を発送せず「文面でフィックスしたし、あとは判子をつくだけなので、とりあえず仕事をお願いします」と。その結果、契約書が発送されない状態で納品を迎えてしまい……というような事例を耳にすることもあります。

 Contract Oneでは契約書のデータがアップロードされた瞬間にオペレーションが走り出して、相手先には企業側の判子がつけられた状態で「ここにハンコをついてください」という付箋のついた契約書と、当社のセンターへの返信用の封筒に住所が書かれた状態で先方にお送りするので、契約書の回収率が非常に向上したと言われる機会も多くなっています。「時間がないから」という理由で契約が止まることを極小化しています。

まつもと 契約書の返送を催促する仕組みはありますか?

Sansan西村 それはまだできないのですが、要望としていただくケースもあるので今後検討していきたいと思っています。

アンケート調査で集まった契約トラブルの例。口頭で終わらせた結果、トラブルにつながる例が少なくない

まつもと 次段階はそういう話になりますよね。アニメ業界ですと、制作進行さんが原画の回収を担っていたのですが、最近「回収代行」という仕事が業界で広がっています。これも働き方改革の一環なのですが、今後は「契約書の回収代行」を担うサービスも現われるのかな、と思いました。

Sansan西村 もう1つのアプローチは、契約書がどんなステータスになっているかをContract One上で確認することです。たとえば、まつもと様にお仕事をお願いするとき、「あれ、契約書は行ってるけれど、まだ帰ってきてないな」といったステータスがわかります。

 そのステータスをプロデューサーやマネジメントが把握していれば、作業にかかる前に「申し訳ないんだけれど先に判子ついて戻してもらっていいかな」というコミュニケーションが現場で図れます。こういった「手間がかからない」という意識が現場に働くことで、課題解決できるかなと考えています。

まつもと それらを紙ベースでも対応できるところが、名刺サービスでSansanさんが培ってきた強みにつながっていると思います。一気にデジタルサービスに行くのではなく、厳然たる事実として「紙」があるからこそ、そこもケアしていくというところが非常に特徴的であり、また強みでもあると感じました。

期待するのは「関係者のやり取りごと学習して提案するAI」

まつもと 西川さんにはここまで契約書のデータベース化に伴う利点をお話いただきました。今後はさらに利用範囲を拡大されていくと思うのですが、期待や要望はありますか?

ダンデライオン西川 実現可能かどうかはわからないのですが、契約書データのみからの情報ではなく、たとえば日常的に甲乙間の会社の法務や担当者同士が交わしているメールやチャットのやり取りを学習していただいて、契約条文の内容や更新すべき事項を提案してくれるといったことが実現できれば、より法務や担当者間の時間がカットできたり、精度が上がったりするのかなと期待します。あくまで妄想的な期待ですが(笑)

まつもと 裁判に移行してデジタルフォレンジックをしましょうという段階になってから、ようやくメールやチャットの履歴を根掘り葉掘りして真実を見つけるのではなく、何気ない日常業務の段階でAIに学習しておいて欲しい、というわけですね。

Sansan西村 すでに名刺管理サービスのSansanでは、メーラーと連携して署名情報を自動的に抽出し、名刺データとして登録することを始めています。

 西川さんのご要望は、アプローチの難易度は高くなるのですが、特に個人のクリエイターの方々が大手の企業様とお仕事されるときに「必ずエビデンスを残す」という点において必要になるかもしれませんね。実際、契約締結は残せないものの、確認についてはメールで連絡を取られている、という話もありますので今後がんばっていきたいと思います。

契約状況の判定機能があれば、「いつの間にか期限が過ぎていた……」というようなトラブルも事前に回避できる(※開発イメージとなるため、詳細が異なる可能性があります)

まつもと 以前から言われていることですが、日本の特にモノ作りの分野では契約の重要性が軽視されてきたし、今も軽視されている部分もあると思います。「契約は大切」という意識の向上には啓蒙が重要ですが、リーガルテックの進展もまた欠かせないと思っています。

ダンデライオン西川 契約の重要性という意味で私が感じている課題は、まだ弊社の一部の従業員しかサービスを使いこなしていないところです。契約書の要約に触れられる、検索ができる、といったことがまだ十分に知られていない状態なので、まずは営業担当者、プロデューサー、マネジメントのスタッフに理解してもらいたいです。

 次に考えているのは、契約の締結時やデータ管理は最終的には法務でしっかりやるべきことだと思いますが、締結後に契約書を結んだ当事者同士が内容を理解して、適切に運用することも重要だと考えています。

Sansan西村 Sansanとしては、契約が重要であることを啓蒙するために、「契約は使うことで初めて活きてくるもの」と発信しています。法務担当に限らず、事業部門の方々にも日常的に使っていただきたいので、その旨を投稿したり、セミナーを開催したりすることで流れを作りたいですね。

 また、Contract OneはSansanとの連携を進めています。Sansanユーザーが世の中には9000社いらっしゃるのですが、サービス上ではさまざまな企業のニュースや人事情報が流れています。それらの情報をユーザーはほとんど毎日Sansanを起動して確認しているわけですが、たとえば取引先の業績やリリースの発表、あるいは人事異動などのニュースを目にした担当者は、すぐさまContract Oneで自社との契約についても画面上で確認できます。

 そこで「この会社の業績が上がっているけれども、弊社との契約はまだまだ細いな。今度面談があるからIDの拡大の相談をしてみようかな」というような意識が担当者レベルで高まっていきます。契約に対する自意識が高まることで、事業の活性化につながっていくと考えています。

契約データベースの利点はトラブル回避に留まらない。諸サービスと連携することで、ビジネスチャンスを広げる「武器」にもなるという

まつもと ありがとうございました。日本のアニメスタジオは、規模が小さい会社が多く、権利を保持するために必要な専門知識を持った人と運用ができるプロデューサーの両方を備えたスタジオは少ない状況です。製作委員会方式で多くのアニメが作られているなかで、そういった小さなスタジオが本当は権利を持って運用することで、成長の軌道に乗っていく、ということを早く進めなければならないという課題もあります。

 もちろんプロデューサーの契約に対するスキル向上など、さまざまなファクターがあり、Contract Oneのようなサービスのみでは完全に解決できる問題ではないと思いますが、1つの「武器」として活用を考えるというのは十分にあり得る話ではないか、と思います。そういう意味でも、ダンデライオンさんの試みは非常に先駆的ですし、契約の重要性をよく理解されているからこそ、であること強く感じました。

ダンデライオン西川 いえ、きっかけは総務担当が「ハンコつきに出社するのが面倒くさいです」と言ったからなんですけどね(笑)

まつもと それもあるかもしれませんが(笑)、その背景には契約をしっかり管理したいという、経営者としての問題意識があったこと、そしてコロナ禍が背中を押したということだと思います。

ダンデライオン西川 はい。真面目に言うとそういうことです(笑) それから最後に、弊社が手がけた映画『THE FIRST SLAM DUNK』については、契約トラブルは一切ありませんでした。ここは強調しておきたいところです。

まつもと そこはとても大事なところですよね! 本日はありがとうございました。

大ヒット映画『THE FIRST SLAM DUNK』は契約データベース利用中に制作した作品。契約トラブルはゼロだったと笑顔で語るダンデライオン代表取締役の西川さん

〈前編はこちら〉

筆者紹介:まつもとあつし

まつもとあつし(ジャーナリスト・コンテンツプロデューサー・研究者)

 ITベンチャー・出版社・広告代理店、アニメ事業会社などを経て、現在フリージャーナリスト/コンテンツビジネスアナリスト。コンテンツビジネスでの経験を活かしながら、デジタルテクノロジーやアニメをはじめとするポップカルチャーコンテンツのトレンドや社会との関係をビジネスの視点からわかりやすく解き明かす。ASCII.jp・ITmedia・毎日新聞経済プレミアなどに寄稿、連載。

 著書に『ソーシャルゲームのすごい仕組み』(アスキー新書)、『コンテンツビジネス・デジタルシフト』(NTT出版)、『スマートデバイスが生む商機』(インプレス)、「アニメビジエンス」(ジェンコ/メインライター)、『知的生産の技術とセンス』(マイナビ/@mehoriとの共著)など多数。また取材・執筆と並行して東京大学大学院情報学環社会情報学コース(後期博士課程)でデジタルコンテンツ・プラットフォームやメディアに関する研究を進めている。法政大学社会学部兼任講師・デジタルハリウッド大学院デジタルコンテンツマネジメント修士(プロデューサーコース)。公式サイト http://atsushi-matsumoto.jp/

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