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パインアメも“わたあめ“に! 屋台気分でワクワクの「わたあめメーカー スイートマルーン」【実食レビュー】

ASCII.jp / 2024年1月25日 18時0分

ライソン「わたあめメーカー スイートマルーン」 価格6980円

 わたあめと言えば夏祭り!

 でも、いまは冬!

 やだやだ! 冬でも、わたあめを食べたい!

 ……と、ちょっといささか強引ではございますが、ライソンさんから、なんと家庭でわたあめを作れる「わたあめメーカー スイートマルーン」を借用したので、郷愁にかられながら実機レビューをお届けします。真面目な話、べたつきがちなわたあめは、湿度が低く、気温の低い冬にこそピッタリだなーと思うんですよ。

お祭り定番のわたあめを自宅で作れちゃう キッズ大歓喜のクッキングデバイス

 「わたあめメーカー スイートマルーン」は、わたあめ専用のクッキングデバイス。本体サイズは直径27cm、高さ17cm、重量は約1kg。中央にヒーターが内蔵されており、その上に回転皿が配置されています。回転皿のなかにザラメやあめ玉を入れてスイッチをオンにすれば、ヒーターが過熱しつつ、皿が高速回転。1~2分ほどすると受け皿内にわたあめが糸状に広がっていくので、付属のスティックでからめ取っていくことにより、1人前のわたあめが完成します。

製品パッケージはファニーなデザイン。思ったほどお祭り要素はありませんね。ワッショイ!(←祭り感を足しておきました)

 パッケージには本体、スティック×3、さじ×1が同梱。あとはザラメやあめ玉を用意するだけで、すぐわたあめ作りにチャレンジできます。まんまるなわたあめを作りやすいロリポップ型スティックが同梱されている点もユーザーフレンドリーですね。

左上から本体、回転皿、スティック×3、さじ×1。説明書は入っていなかったですが、製品公式サイトからダウンロード可能です
本体中央にはヒーターが内蔵。消費電力は350W。安全装置として121℃で作動する温度ヒューズが搭載されています
これは回転皿の裏側。ヒーター中央のモーターに差し込むことで、高速回転するわけです
スティックはライソンオリジナルのロリポップ型。筆者はロリポップと聞くと、ホッペを内側から指で弾きたくなる世代です。オ〜ラ〜リラリラリラリ
付属のさじで、ちょうどわたあめ1回ぶんのザラメをすくい取れます

 本製品を使わないときは受け皿を反対にして重ねることで、コンパクトに収納可能。このような単機能型クッキングデバイスは使わないときの収納場所に困っちゃったりするわけですが、本製品は比較的コンパクトに食器棚などにしまっておけるわけです。

これは使用時のスタイル。受け皿内にわたあめがたまっていくわけですね。アイアンマンの「アーク・リアクター」を彷彿とさせる形状です
そしてこちらが収納するときのスタイル。高さは実測13.5cmとコンパクトになります

あれ……きれいなわたあめを作るのって 意外と難しいのかも

 それでは実際にわたあめを作ってみましょう。手順としては前述のとおり、回転皿のなかにザラメやあめ玉を入れて、電源スイッチを入れるだけ。あとは出てくるわたあめをスティックで巻き取れば、いっちょ完成であります。

 「わたあめを作るのはベリーイージー!」と当初は書こうと思っていましたが、やってみたら結構難しかったです。早く巻き取るとふんわり仕上がりませんし、ゆっくり巻いていると綺麗な形になりません。ちょうどいいスピードというのが難しいんですね。でも、人によって形や味が異なるというアナログ感が、逆にとても楽しいですよ。

ヒーターを付けてから最初のわたあめの糸が出るまでは時間がかかります。ただし連続して作るのであれば、ほとんど待ちません
最初は受け皿に沿って回すことで、スティックにわたあめを巻き付けて、その後、本体の上でくるくる回して大きく育てていきます
ヒーター部は高熱。夢中になって手をつけてしまわないよう、火傷には十分気をつけましょう
底面はあまり熱くなりません。手のひらのほうがよほど温度が高いことがわかります

お味とカタチは作り手によって変わる ふんわり作れば作るほど美味しくなる

 さて今回複数回わたあめを作ってみたのですが、味は作り手によるというのを痛感しました。今回試したかぎりでは、ふんわり仕上がりを心がけたほうが絶対に美味しいです。わたあめは舌の上で雪のように素早く溶けて、なんぼなんだなーと強く感じました。作れば作るほど美味しくなりますね。

 また、味とは関係ないのですが、わたあめひとつに使うザラメの量は半端ないなと恐ろしくなりました。ひとつ食べるだけでも脳にガツンと来て、頭が活性化します(当人比)。楽しくなってくればくるほど糖分摂取量が増える。今回のレビュー記事において血糖値が爆上がりしたはずなので、しばらくはスイーツを控えることにいたします。

左からストロベリー、グレープ、ブルーハワイ色のザラメ
かき氷のシロップと同じで味は同じなのですが、不思議と果汁感を感じられるから、人間ってミラクルです
ウマー! ふわ〜

 ちなみに、この「わたあめメーカー スイートマルーン」は市販の飴を使ってわたあめが作れるというのも魅力のひとつ。広報さんのオススメをお聞きしたところ「パインアメ」で作るのがめちゃくちゃオススメだとか。私は通常のザラメで十分夢中になってしまったため、挑戦できませんでしたが、あの絶対美味しいパインアメの味で黄色いわたあめができるとしたら、そりゃ間違いないだろうというのは想像に容易いです。あめによって味や色、ふんわり具合が変わってくるようなので、自分の好きな飴で色々とチャレンジしてみると楽しそうです。

作って楽しい、食べて美味しい お勧めのクッキングデバイスです

 さて恒例の主観的評価ですが、エモ度は100点満点中100点、レトロ度は100点満点中95点です。筆者は今回初めてわたあめを作りましたが、くるくる巻き取って大きく育てていくのが予想以上に楽しかったです。人によってできあがりに差が出るところも含めて、家族や友達、恋人と一緒に作れば非常に盛り上がるガジェットではないかと。レトロ度も100点にしようかなーと考えたのですが、どちらかというとオシャレであまりレトロ感があるものでもないのでこちらで。

 業務用のわたあめ製造機と比べると、作れるスピードは明らかに遅いですが、だからこそ家族や友達、恋人とキャッキャ、ワイワイ、アハハウフフコイツー! イッケナーイ!みたいに盛り上がれること間違いなし。仕上がりもウン十年前に食べたわたあめそのもの。夏のお祭りの屋台のワクワク感が好きな方は、即購入すべき1台です。

この記事を書いた人──ジャイアン鈴木

 EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始した。

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