LINEで粗大ごみ収集の申込・決済まで完結する行政向けサービス

　KANAMETO ECOは、LINEヤフーコミュニケーションズとtranscosmos online communications（TOC）は1月30日、LINEでの粗大ごみ受付サービス「KANAMETO ECO」を提供開始した。KANAMETO ECOは、オンライン決済を利用して、粗大ごみの収集受付から手数料の決済までオンラインで完結する行政向けサービス。

　LINEヤフーコミュニケーションズが福岡県福岡市とともに2019年より本格稼働している「福岡市粗大ごみ受付LINE公式アカウント」の取り組みが利便性の高さから市民の好評を得たため、同アカウントの機能をベースに全国展開を目指してKANAMETO ECOを開発。

　本サービスを導入した自治体の住民は、PayPayやLINE Pay、クレジットカードでオンライン決済ができ、粗大ごみを出す際に従来のようにコンビニなどにごみ処理券を購入しに行く必要がなくなる。また、リマインドのメッセージを送付し、ごみの出し忘れを防止するなどLINEならではの機能も提供する。決済手段はPayPay以外にも、LINE Payなど複数のキャッシュレス決済が用意される。

住民から見た利用イメージ

　本サービスで粗大ごみ収集を申し込む場合、各自治体が提供する粗大ごみ受付のLINE公式アカウントを友だち追加し、LINE公式アカウントのリッチメニューより必要項目を選択して申し込み、粗大ごみ処理手数料を支払うと、申し込みが確定。リマインド通知がLINEに届く。

　本サービスは、すでに沖縄県名護市、滋賀県長浜市および米原市（湖北広域行政事務センター）、宮城県登米市での導入が決定している。

KANAMETO ECO 管理画面イメージ