世界初の「ライブGND」機能搭載のM4/3カメラ「OM-1 MarkⅡ」発表
ASCII.jp / 2024年1月30日 15時0分
OMデジタルソリューションズは1月30日に、ミラーレスカメラの新モデル「OM SYSTEM OM-1 MarkⅡ」を発表した。世界初の「ライブGND(グラデーションND)」機能を搭載しているのが特徴だ。
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OM-1 MarkⅡの想定価格はボディのみで約30万円、「ED 12-40mm F2.8 PRO II」とのレンズキットが38万円で、2月23日発売の予定である。
世界初の「ライブGND(グラデーションND)」搭載 ボディー単体で8.5段の手ブレ補正を実現
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搭載する撮像素子はM4/3(マイクロフォーサーズ)の2037万画素、裏面照射積層型Live MOSセンサーで、最新の画像処理エンジン「TruePic X」(トゥルーピック エックス)を搭載する。
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手ブレ補正はボディー内5軸で、効果はボディー単体で8.5段、「5軸シンクロ手ぶれ補正」でも最大8.5段と向上している。
世界初の「ライブGND(グラデーションND)」機能は、フィルター段数(GND2、GND4、GND8)、フィルタータイプ(Soft、Medium、Hard)を、EVFもしくは背面モニターを見ながらリアルタイムに確認、効果がかかる位置や角度の調整も行えるもの。また、「ライブND」では段数の上限がND64相当からND128相当に拡大された。
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複数枚の画像を合成し、ISO感度約2段分のノイズを低減しながらセンサーサイズを超えた高解像画像を生成する約5000万画素の「手持ちハイレゾショット」、同じく約8000万画素の「三脚ハイレゾショット」を搭載し、RAWでは14ビットでの記録が可能。明るく変化した部分のみを比較明合成する「ライブコンポジット」、被写界深度をコントロールできる「深度合成」も内蔵する。
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「AI被写体認識AF」では、フォーミュラーカー・バイク、飛行機・ヘリコプター、鉄道、鳥、動物(犬・猫)に加え、新たに人物の認識も可能となり、人物が横向きや後ろ向き、目や口が隠れていてもオートフォーカスが働くよう認識能力が向上している。
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連写はAF/AE固定で最高約120コマ/秒、AF/AE追従でも約50コマ/秒の高速連写が行え、1stレリーズで記録を開始、2ndレリーズの瞬間からさかのぼって記録するプロキャプチャーも搭載。さかのぼって撮影可能な枚数は約99枚、約120コマ/秒時の連写枚数はJPEGで約219枚、RAWで約213枚にアップした。
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マグネシウム合金ボディーの適所にシーリング部材を配置、高い防塵・防滴設計(防塵・防水保護等級IP53)に対応、耐低温-10℃も合わせて実現している。
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ファインダーは576万ドット有機EL(OLED)になり、高い解像度と見やすいファインダー倍率0.83倍、表示遅れ0.005秒、120コマ/秒の高速表示が可能だ。
パワーバッテリーホルダー「HLD-10」 5万2250円 リチウムイオン充電池「BLX-1」 1万3750円 ワイヤレスリモコン「RM-WR1」 1万2100円
新レンズ2本も同時発表 「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II」 「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS」
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ED 9-18mm F4.0-5.6 IIは35mm判換算18-36mm相当の超広角レンズながら、小型軽量が特徴で、価格は8万2500円で2月23日発売予定。
サイズはΦ56.2×49.3mm、154gで、沈胴機構により、収納時には全長49.3mmとなる。
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最短撮影距離は全域25cm、最大撮影倍率は35mm判換算でワイド端0.11倍、テレ端で0.2倍となる。
ED 150-600mm F5.0-6.3 ISは35mm判換算300-1200mmの望遠ズームで、価格は55万円で3月発売の予定だ。
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2倍テレコンバーターの併用で最大2400mmの超望遠撮影が可能で、レンズ単体では最大6段、ボディーと協調で7段の手ぶれ補正が可能。
ズームリングのトルクは「ズームトルク/ロックスイッチ」により S(Smooth)と T(Tight)の 2 段階に設定ができる。
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最短撮影距離はワイド端で0.56m、テレ端で2.8m、最大撮影倍率は0.7倍と0.39倍でテレマクロ撮影もできる。
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