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高校生で「フォートナイト」が一番強いのは?

ASCII.jp / 2024年1月30日 18時0分

「NASEF JAPAN 日本全国高校eスポーツ選手権」のフォートナイト部門決勝、リーグ・オブ・レジェンド部門、VALORANT部門の準決勝がオンラインで開催された

 1月27日~28日に、「NASEF JAPAN 日本全国高校eスポーツ選手権」のフォートナイト部門決勝大会と、リーグ・オブ・レジェンド(以下LoL)部門およびVALORANT部門の準決勝が、オンラインにて開催された。今回は、フォートナイト部門決勝戦の結果をレポートする。

NASEF JAPAN 日本全国高校eスポーツ選手権の概要
ゲーミングパソコンブランド「GALLERIA(ガレリア)」を展開するサードウェーブが特別協賛している

大会詳細:「NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権」決勝大会が開幕

 フォートナイト部門では、MCに岸大河さん(DAY1)・OooDaさん(DAY2)、実況には大和周平さん、解説に新兵えすさん、アナリストにMelonを起用。プロの大会と変わらない布陣での実況解説は、見応えがあった。

フォートナイト部門のDAY1のMCは岸大河さんが担当
DAY2はOooDaさんが担当
実況は大和周平さん、解説は新兵えすさんが担当
アナリストはMelonさんが担当

 また、アナリストのMelonさんが岸さんに注目チームを聞かれると、「ルネサンス高等学校 池袋キャンパス/検討します」と返答。理由は「対面が強い子がいて、ゼロビルドでも成績優秀なので、気になります」とのことだった。

 加えて、大会応援リーダーとしてぶいすぽっ!所属VTuberの胡桃のあさんが就任。胡桃さんは「フォートナイトをプレイしたのは片手で数えられるくらいなんで、普段色々なFPSを遊んでいるぼくでも操作が難しいと感じるので、応援しながら学べて行けたらいいなと思っています」とコメントした。

大会応援リーダーは胡桃のあさん

 フォートナイト部門の決勝は2日間にわたって開催され、全40チームが出場。決勝DAY1は3試合、DAY2は2試合の計5試合実施し、生存ポイントと撃破ポイントを合わせた合計ポイントで順位が決定する方式が採用されていた。

出場チーム

上位チームのポイントが拮抗したDAY1

 第1試合では、ゾーン12直前で3チーム4人が生存。ゾーン12では「ルネサンス高等学校 池袋キャンパス/検討します」がゾーン内に、「大阪eゲームズ高等学院 AK Clover」が安地外耐久となった。途中で見つかってしまいダメージを受け、安地ダメージに耐え切れず、「ルネサンス高等学校 池袋キャンパス/検討します」のビクロイとなった。

安地内をキープする「ルネサンス高等学校 池袋キャンパス/検討します」
安地外で耐久する「大阪eゲームズ高等学院 AK Clover」
「ルネサンス高等学校 池袋キャンパス/検討します」がビクロイ
試合の合間には、Melonさんによる解説も。フォートナイトが上手くなりたい人は、参考になるはず

 第2試合では、第1試合よりゾーン12での生き残りチームが多く乱戦に。終盤に「ルネサンス高等学校/太陽神天照」がジャンプパッドでハイグラウンドを取ることに成功し、撃ちおろす状態を確保。そのまま決着が付き、「ルネサンス高等学校/太陽神天照」がビクロイを獲得した。

第1試合よりも終盤に残っているチームが多かった第2試合
ジャンプパッドを使ってハイグラウンドを取得
2人でハイグラウンドから様子を伺う
そのまま上手く立ち回り、「ルネサンス高等学校/太陽神天照」がビクロイ

 第3試合目では、終盤で3チーム生存かつ1対1対1の戦いに。最終的にはハイグラウンドを1人で確保していた「N高等学校/アルポリズム」がそののままビクロイを勝ち取った。

3試合目は山肌付近が最終安地に
1対1対1の戦いになった
「N高等学校/アルポリズム」がビクロイ

 DAY1を終えて、「ルネサンス高等学校/太陽神天照」が1位で合計が29ポイントとなった。

DAY1終了時の順位

 しかし、2位の「ルネサンス高等学校(池袋キャンパス) 暗黒神ゴッドゼウス」と3位の「大阪eゲームズ高等学院 AK Clover」が28ポイント。さらには4位~7位も23ポイントと上位チームの差は少なく、どのチームが優勝するのかまだまだ分からない状態でDAY2での決戦へとなった。

いよいよ優勝が決まるDAY2

 残すところ2ゲームとなったDAY2。第4試合は、混戦の中「ルネサンス豊田高等学校 名古屋eスポーツキャンパス アジアを制した朝は気分がぇぇな」がハイグラウンドを獲得し、優位に見えたが途中でダウン。最終的には1対1でどちらも安地外耐久となったが、「ルネサンス高等学校 池袋キャンパス/検討します」がビクロイを獲得した。

第4試合目は、DAY2だけあって慎重な試合運びになったのか、さらに終盤での生存チームが増えた印象
ハイ、ミドル、ローで1人ずつという展開に
「ルネサンス高等学校 池袋キャンパス/検討します」がビクロイ

 最終戦となる第5試合も、最終盤で1対1対1の構図になったが、安地外耐久が間に合わ ず1対1に。第4試合で最終盤まで残った「ルネサンス豊田高等学校 名古屋eスポーツキャンパス アジアを制した朝は気分がぇぇな」と、「S高等学校/Pの一族」の一騎打ちとなったが、見事「S高等学校/Pの一族」がビクロイを獲得した。

最終安地付近になると、戦いも激化する
またしても1対1対1に
「ルネサンス豊田高等学校 名古屋eスポーツキャンパス アジアを制した朝は気分がぇぇな」がハイグラウンドを確保するが
一瞬のスキをついて「S高等学校/Pの一族」がビクロイ!

優勝は「ルネサンス高等学校 池袋キャンパス/暗黒神ゴッドゼウス」

 DAY1の均衡したポイント数を経て、DAY2でも順位が変動し、見事優勝したのは、「ルネサンス高等学校 池袋キャンパス/暗黒神ゴッドゼウス」で47ポイント。2位は、「ルネサンス豊田高等学校 名古屋eスポーツキャンパス アジアを制した朝は気分がぇぇな」で43ポイント、3位は「大阪eゲームズ高等学院/AKClover」で42ポイントとなった。

3位は「大阪eゲームズ高等学院/AKClover」で42ポイント
2位は「ルネサンス豊田高等学校 名古屋eスポーツキャンパス アジアを制した朝は気分がぇぇな」で43ポイント
優勝は「ルネサンス高等学校 池袋キャンパス/暗黒神ゴッドゼウス」で47ポイント

 いずれのチームもビクロイは獲得していないが、安定して高順位を獲得しつつ、撃破ポイントもしっかり獲得した結果の順位だった。全5試合での合計ポイントというルールだったからこその順位で、複数の試合でしっかり高順位に位置する立ち回りと、撃破数も安定して稼ぐ技術力があるチームが上位についたという印象だった。

LoL部門、VLORANT部門、ロケットリーグ部門の決勝戦はオフラインで!

 激闘だったフォートナイトに続いて、2月11日にはLoL部門の決勝戦と、ロケットリーグ部門の準決勝、12日にはVALORANT部門の決勝とロケットリーグ部門の決勝戦が、オフラインで実施される。会場はラフォーレ原宿の最上階にある「LAFORET MUSEUM HARAJUKU」」。高校生たちの熱い戦いを間近で見たいという人は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

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