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ヤマハ、高機能なDSPはそのままに安価になったゲーマー向けオーディオミキサー「ZG02」

ASCII.jp / 2024年2月2日 20時0分

 ヤマハは1月31日、ゲームストリーミングオーディオミキサー「ZG02」を発売した。実売価格は2万3100円前後。

 ヤマハは2022年6月に、ゲーム配信やボイスチャットに最適なオーディオインターフェースとして「ZG01」をリリースした。ZG02は、ZG01に搭載されていた音声を抽出できるHDMI端子を取り払うなどして、安価にしたモデル。パソコンはもちろん「PlayStation 5」や「Nintendo Switch」など家庭用ゲーム機での使用も可能になっている(別途電源供給用にUSB接続が必要)。

 ZG02の特徴は、音声出力/入力をそれぞれ2チャンネルもっていること。。出力には「Voice」と「スピーカー」があり、音声チャットソフトの音声をVoiceに出力することで、ゲーム音声などとは別に、チャットの音声のみを「Voice Chat Level」のつまみから調整できる。

 入力には「Voice」と「Streaming」がある。Voiceはその名の通りマイクの音声を出力する。そしてStreamingは、配信で音声を出力するためのチャンネル。これをソフトウェア上で調整することで、自分に聞こえる音量は変えることなく、マイク、チャット音声、ゲーム音声のバランスを変更できる。

各ノブからハードウェア上で音量バランスの調整が可能

 高機能なDSPはそのままに、ゲームサウンドやマイク音声にエフェクトをかけられるプリセットボタンを搭載している。また、パソコン上で専用ソフトウェア「ZG Controller」を使用することで、音量や各種エフェクトの設定を細かく調整できる。

 ゲームエフェクトには、サラウンドのゲーム音声をステレオヘッドホンでも立体音響で楽しめるヤマハ独自技術「ViReal Technologies for headphones」を搭載。さらに、サラウンドに変換された信号はそのまま出力することができ、配信などでは視聴者も立体音響を楽しめる。そのほか、FPSゲームなどで活躍する足音にフォーカスしたものなど、特定の音を聞きやすくするEQもある。

サウンドへのエフェクトはボタン1つですぐに呼び出せる

 先日、ヤマハとElgatoがコラボを発表したが、ZG02でもElgatoの「STREAM DECK」からZG Controllerの調整が可能となる。

 ZG02は従来のZG01から、ほぼHDMI端子の部分を取り除いただけのものになっている。HDMI入力は音声を抽出してPCの音声とミックスするもので、キャプチャー機能はないため、使う予定がないと考えた人もいたのではないだろうか。この機能は省略されたが、ZG01譲りの高機能なDSPはそのままに安価になり購入しやすくなった。フレンドとのボイスチャットや配信を始めて見ようという人は検討してみてはいかがだろうか。

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