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THIEAUDIOの「Hype 10」12ドライバーハイエンドイヤホン発売、実売14万円台前半

ASCII.jp / 2024年2月7日 7時0分

 ナイコムは、中国THIEAUDIO(セーオーディオ)の高級イヤモニ「Hype 10」を2月7日に発売する。価格は14万3180円。

 ダイナミック型ドライバーを2基、バランスド・アーマチュア型ドライバーを10基搭載した12ドライバーのハイブリッド構成となっている。

 2基のダイナミック型ドライバーは、サブバスの音色を再定義する「IMPACT2」(インパクトスクエアード)として紹介。10mmの複合振動板ドライバーを2基にして低域を増強している。また、独自のアイソバリック・チャンバー設計により、周波数と音圧を一定に保持することにも配慮している。結果、音色の再現性を犠牲にせず、質の高い低音を楽しめるのだという。

 BAドライバーはKnowlesのSWFK 31736シリーズ・ウルトラ・トゥイーター、SonionのE50DTミッドレンジ・ドライバー×2、Sonion 28UAPベース・ドライバー2基を搭載しています。4つの独立したサウンドボア、4ウェイのクロスオーバーを採用。高域は40kHzまで再現。

 周波数特性は、ほぼ10dBの低音シェルフを持ち、パンチ力が強く強力なサブベースと明瞭な高域によって、音楽の深い響きやきらめくようなディテールを引き出せる。一方で、全体のトーンバランスに不自然な濁りが生じないよう、低音はTHIEAUDIOらしく300Hzまで維持している。楽器やボーカルの自然な音色を際立たせるため、300Hzから1kHzまでの中域はフラット。高音域は低音域と同調するようにチューニングされ、全体的なサウンドにメリハリと明瞭さを与えるよう配慮されているという。 ケーブルは、高品位銀メッキOCCケーブルを標準装備。従来のモデルの標準ケーブルよりアップグレードしている。ハウジングは3Dプリントされた医療グレードの樹脂で、肌に優しい。フェイスプレートはそれぞれ個別に装飾とコーティングが施され、オーダーメイドの体験を提供するという。

 インピーダンスは18Ω、感度は105dB、重量は約50g(ケーブル/プラグ含む)。ケーブル接続端子は2ピン(0,78mm)。モジュラーケーブル・プラグ3種(2.5mm/3.5mm/4.4mm端子)、シリコンイヤーピース3ペア(SML 各1ペア)、フォームイヤーピース3ペア(SML 各1ペア)、キャリーケースが付属する。

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