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新生活を始める10〜20代が引越しの際に気にする「スペパ」ってなんですか?

ASCII.jp / 2024年2月19日 19時0分

新生活を始める若者、気にするのは「対面回避」と「スペパ」

 UQコミュニケーションズは、今春から初めて一人暮らしをする予定の18歳~29歳の男女を対象に、新居選びや引っ越し準備、理想的な居住空間などに関するインターネット調査を実施した。

 その結果、新居選びの過程で、半数以上の回答者がオンラインでの入居申し込みや入居手続きができることを重視しており、インターネット回線工事のために人が自宅に入ることに「抵抗感がある」という回答が目立つなど「対面回避」志向であることがわかったという。

 また居住空間においては、モノを減らし、空間を効率的に使う「スペパ(スペースパフォーマンス)」の高い生活空間をつくろうとしていること、 8割以上の回答者が、「コンセント周りをスッキリさせたい」と考えていることもわかった。

なるべく人に会いたくなく、モノも減らしたい

 結果を詳しく見ていこう。対象者は2024年春から、初めて一人暮らしを始める予定の全国の18歳~29歳の男女553人。そのうちおよそ64.7%以上は「インターネット回線の契約を検討したい」と回答しているが、さらにそのうち61.7%は「回線工事で人が自宅に入ることに抵抗感がある」と回答している(「まあある」と「かなりある」の合算)。

「インターネット回線の契約を検討したい」という回答は多いが、同時に「回線工事で人が自宅に入ることに抵抗感がある」と考える回答者も多かった模様

 学生も社会人も、インターネットを活用する機会は多いから、インターネットの回線を用意したいとは考えるものの、その過程で、見知らぬ人が自宅に立ち入ることには抵抗を感じるという傾向があるようだ。気持ちはわからなくもない。

 「スペパ」についてはどうか。回答者全員に「新居をスッキリさせるために行いたいこと」をたずねたところ、最も高い回答率は「モノを減らす」で、61.5%という結果に。ほかには、「家具・インテリアを統一する(51.9%)」という回答が過半数になり、「隠す収納(39.6%)」「配線を隠す(36.7%)」なども上位に挙がった。

モノを多く持たない傾向が見られる

 これらの傾向を合わせて読み解くと、できるだけモノを少なくし、かつ、効率的に空間を利用しようとしている=スペースパフォーマンスにこだわる回答者が多いことがわかる。

 具体的に、「新居でスッキリさせたい場所」をたずねたところ、「衣類の収納周り」が83.2%で1位に。以下、「日用品の 収納周り(82.8%)」「コンセント周り(82.1%)」という回答が多かった。

衣類や日用品の効率的な収納は、単身向け物件を快適に使うために重要だ

 単身向け賃貸物件の広さは20~25平米が主流だろう。しかし近年、都市部では家賃の上昇が続いており、不動産情報サイトを覗けば、20平米に満たない18平米や19平米の物件も目立つ。限られた予算の中で、可能な限り快適な空間を構築しようとした際、空間を効率的に使用しようとする工夫は不可欠になる。一人暮らしでの新生活を検討している消費者には、その意識が強く根付いているようだ。

 なお同社は、同社の提供するホーム/モバイルルーター「UQ WiMAX」について、工事なしで即日利用を開始でき、対面工事も不要な点、またLANケーブルやモデムが不要で、電源アダプタのみの接続で利用できる点から、「対面回避傾向」と「スペパにこだわった空間作り」の双方をかなえるとして、その強みをアピールしている。

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