1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

Core UltraとGeForce RTXの組み合わせを計ってみた = 「AORUS 15 (2024)」実機レビュー

ASCII.jp / 2024年2月21日 10時0分

 さてお待ちかねのベンチマークだ。「Intel Core Ultra 7 プロセッサー155H」(16コア[6P+8E+2LPE]、22スレッド、4.8GHz、28W)と、「NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU」(8GB GDDR6)を搭載する「AORUS 15 (2024)」はどのぐらいの性能を発揮するだろうか?

 まずCPU性能については、「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は17941pts、CPU(Single Core)は1746ptsとなった。

 「Core i7-13700H」(14コア[6P+8E]、20スレッド、最大5.00GHz、45W)と「NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU」を搭載する「AERO 14 OLED」がCPU(Multi Core)は15280pts、CPU(Single Core)は1893ptsだったので、「AORUS 15 (2024)」はCPU(Multi Core)で117%相当、CPU(Single Core)で92%相当のスコアを記録したことになる。

「AORUS 15 (2024)」実機レビュー
「HWiNFO64 Pro」で取得したシステムの概要
「AORUS 15 (2024)」実機レビュー
ベンチマークは設定ソフト「GIGABYTE CONTROL CENTER」で、「AI Power Gear」をパフォーマンス、「FAN CONTROL」をターボに設定して実施している
「AORUS 15 (2024)」実機レビュー
「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は17941pts、CPU(Single Core)は1746pts、「CINEBENCH 2024」のGPU(System Requirements)は9125pts、CPU(Multi Core)は935pts、CPU(Single Core)は102pts

 一方3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のTime Spyは10867、Fire Strikeは23952、Wild Lifeは64297、Port Royalは5948となった。

 RTX 4050を搭載する「AERO 14 OLED」がTime Spyは6165、Fire Strikeは12180、Wild Lifeは29852、Port Royalは3258だったので、176%、197%、215%、183%相当のスコアを記録したことになる。RTX 4060とRTX 4050の地力の差が表われた結果だ。

「AORUS 15 (2024)」実機レビュー
「3DMark」のTime Spyは10867、Fire Strikeは23952、Wild Lifeは64297、Port Royalは5948
「AORUS 15 (2024)」実機レビュー
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは14347(非常に快適)

 「AORUS 15 (2024)」はストレージにPCIe Gen4 x4接続SSD「GIGABYTE AG450E1024-G」が搭載されており、「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は5020MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4845MB/sとスペックどおりのパフォーマンスが出た。PCIe Gen4 x4接続SSDであれば、やはりこのぐらいの転送速度が出ていると満足感が高いのである。

「AORUS 15 (2024)」実機レビュー
ストレージはPCIe Gen4 x4接続SSD「GIGABYTE AG450E1024-G」を搭載、「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は5020MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4845MB/s

 バッテリー駆動時間については、設定ソフト「GIGABYTE CONTROL CENTER」で、「AI Power Gear」を省電力、「FAN CONTROL」をエコに設定し、ディスプレー輝度40%まで下げてから「PCMark 10 Gaming Battery Life」を実行したところ、11時間44分も動作した。低消費電力高効率コア(Low-power Efficient-cores)を搭載する「Core Ultra 7 プロセッサー155H」を組み合わせているだけに、ゲーミングノートPCとしては規格外のスタミナ性能を備えていることになる。

「AORUS 15 (2024)」実機レビュー
ディスプレー輝度40%で「PCMark 10 Gaming Battery Life」を実行したところ、11時間44分動作した

Core Ultra 7 155HとRTX 4060で27万円はお買い得

 Core Ultra 7 プロセッサー155HとRTX 4060の組み合わせはゲーム、クリエイティブアプリでバランスのいい組み合わせであり、27万円という価格はお買い得感が強い。

 現状でCPUのAIアクセラレーション機能を利用できるアプリが多いわけではないが、少しずつ対応アプリは増えていくことだろう。「AORUS 15 (2024)」はいわば段階的に本領を発揮していくゲーミングノートPCなのである。

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください