PayPay、一部機能が海外のWi-Fiで利用可能に

海外のWi-Fi接続下で表示される画面のイメージ

　PayPayとPayPayカード、PayPay保険サービスは4月9日、PayPayアプリの一部機能が海外において、Wi-Fi接続下で利用可能になったことを発表した。

　これまで、スマホが海外で提供されるWi-Fiの接続下にある状況では、PayPayアプリを開くことができなかった。今回、海外滞在中のユーザーのニーズが高いPayPayの取引履歴やPayPayカードの利用速報、PayPayほけんの契約内容などの一部機能について、海外のWi-Fi接続下で確認などができるようになった。

　海外のWi-Fi接続下でPayPayアプリを開くと、利用可能な機能に限定された海外専用のホーム画面が表示され、セキュリティーが担保された安全な環境下で、必要な情報の確認などができるという。不正利用防止の観点で、海外からは新規端末でのログインはできず、日本国内で利用している端末の継続利用のみが可能となる。海外で利用できない機能を選択した場合は、エラーメッセージが表示される。

海外で利用できない機能を選択した場合は、エラーメッセージが表示される

　例えば、PayPay・PayPayカードの取引履歴やカード番号などがPayPayアプリ上で確認できるほか、海外でPayPayカードを利用した際に、利用速報で日本円に換算された金額を把握できるようになる。なお、決済や「送る・受け取る」などの機能は対象外となり使用できない。

　また、PayPayほけんのあんしん海外旅行などに加入している場合、契約内容がPayPayアプリ上で確認でき、さらに保険金請求も可能になる。