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モトローラの新ミドル機は控えめ価格なのに、FeliCa&防水&薄型軽量に美しいデザインと贅沢な1台

ASCII.jp / 2024年5月19日 12時0分

 モトローラから、SIMフリーの全部入り新ミドル機「motorola edge 40 neo」が5月24日に発売される。FeliCa&防水&高リフレッシュレートの有機ELと国内のユーザーが求める機能をしっかり備えつつ、魅力的なデザインに8mm弱/約170gの薄型軽量筐体という美点も持つ。

 詳しいレビュー記事は後日予定しているが、まずはスペックと外観写真を中心に、その特徴を紹介していこう。

motorola edge 40 neo
モトローラからミドルクラスの新端末「motorola edge 40 neo」が登場。全部入りで防水対応ながら、約170gの軽さが魅力的

motorola edge 40から一部スペックを変更しつつ、より安価に PANTONEカラーに染められた背面が美しい

 motorola edge 40 neoという製品名からもわかるように、本機は昨年リリースされた「motorola edge 40」から、一部スペックを変更し、価格も安価になったリフレッシュ版と言える。

 6.55型有機ELと比較的大型のディスプレーを搭載しながら、横幅は約72mmで、さらに両側面の曲面により、サイズ以上に持ちやすく、さらに薄型軽量な点は基本そのまま。SoCは若干性能が抑えられたものに切り替わっているが、その分、円安の進行にも関わらず、5万円台半ばになったのがうれしい。

motorola edge 40 neo
背面はマットな仕上げで手触りも気持ちいい。PANTONEでのカラーの名称は「Caneel Bay」。カリブ海のヴァージン諸島にある海岸らしい

 また、8GB/256GBといった十分なメモリー&ストレージ、比較的大型のセンサーを用いたカメラ、防水・防塵にFeliCaといった国内ユーザー向け機能はキープ。Qiこそ非対応になったが、バッテリー容量は5000mAhにアップし(edge 40は4400mAh)、68Wの急速充電にも引き続き対応している。

motorola edge 40 neo
カメラは2眼構成。「2.0μm」という表記から前モデルと同等のセンサーサイズと推測できる。レンズのF値は1.8

 そして、motorola edge 40 neoの最大の魅力として挙げたいのがデザイン面。ブラックビューティ/カリビアンブルーともにPANTONEカラーを採用。特に今回試したカリビアンブルーは、熱帯の海を思わせる濃い青が非常に美しく、背面のマットな素材との組み合わせもバッチリ。側面もしっかりブルーの仕上げだ。

motorola edge 40 neo
側面も美しいブルー
motorola edge 40 neo
こちらはブラックビューティ

Antutu 10のスコアは50万点台半ば 尖った部分はないが、広いユーザー層にマッチしそう

 SoCはMediaTek製のDimensity 7030。前モデルのDimensity 8020と比べると、高性能コアが2つになり、GPUも異なる。とは言え、Antutu 10のスコアは50万点台半ば。70万点前後のNothing Phone (2a)など、最近の高性能が売りのミドル機と比べればやや見劣りするが、まずは十分という印象。

motorola edge 40 neo
左がGeekbench 6で、中央がAntutu 10の1回目、右が2回目。連続してのテストでもスコアはほぼ同じ
motorola edge 40 neo
素のAndroidに近い仕様なのもモトローラ端末の人気の理由。端末の背面をダブルタップして、特定のアプリを起動するなどのジェスチャーには対応している

 また、薄型軽量で防水対応ということもあって、発熱を気にする人も多いと思うが、Antutu 10のテスト中も若干暖かくなった程度で、連続テストでもスコアは大きく落ちなかったのはプラス材料と言えそうだ。

 カメラはメインがOIS(光学式手ぶれ補正)に対応した5000万画素で、マクロ撮影も可能な1300万画素の超広角との2眼構成。「2.0μm」の表記から前モデルとセンサーサイズは同等と推測できる。

 ネットワーク面ではSIMスロットはnanoSIM+eSIMで、ドコモ4.5GHz帯のn79は非対応。生体認証は画面内指紋センサー+顔認証で、マスク着用時は認証できなかった。ステレオスピーカーを搭載。OSはAndroid 13。

motorola edge 40 neo
スロットはnanoSIM(+eSIM)でmicroSDの追加には非対応

 スペック的に尖った部分はないのも確かだが、程よいサイズで軽量の本体に魅力的なデザイン。価格も円安の状況でもお手頃。その魅力が伝われば、広いユーザー層に受け入れられそうな1台と言えそうだ。

 

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