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裏配線マザボ対応ピラーレスPCケースやiCUE LINKも! PC自作がしやすくなるCORSAIR新製品を台湾で見た!

ASCII.jp / 2024年6月6日 17時0分

COMPUTEX 2024でCORSAIRが日本人向けのセッションを実施。なんとYouTuberのカズチャンネルさんも参加していた

 6月4日から開催されているCOMPUTEX TAIPEI 2024。CORSAIRもグランドハイアット台北にプライベートブースを設けており、新製品を展示。5日には、日本メディア向けのセッションが実施された。

 この記事では、CORSAIRの自作パソコン向けの製品を紹介しよう。

タッチセンサーでRGBライトを変更! 縦長タイプのPCケース「CORSAIR ONE」(だが日本発売は今のところなし)

「CORSAIR ONE」

 まず紹介するのが、縦長でスリムなPCケース「CORSAIR ONE」だ。このケースの前面サイドにはRGBライトが縦に伸びている。面白いのが、ケースの前面がタッチセンサーになっており、ライトの色や光方、明るさなどの設定が変えられる点だ。  加えて、背面のインターフェース部分を照らすライトを備えており、机の下に置いた際でも、わざわざスマホや懐中電灯のライトで照らすことなくインターフェースにアクセスできる。

背面のインターフェース部分にライトが搭載されている

 前面パネルは複数のデザインが用意されており、好みのものを選択可能。カスタマイズ性も高いPCケースとなっている。残念なのは日本で発売する予定がないこと。現在は北米市場のみで販売している。  ただし、CORSAIRは中国で専売していたキーボードを、遅れて日本で発売したこともある。ユーザーからの反響が大きければ、もしかしたら販売してくれるかもしれない。

フロントパネルも複数用意

サーキュレーターのように風を集中して冷却性能をアップ! ケースファン「RSシリーズ」

 こちらはケースファンの「RS」シリーズだ。ラインアップは、デイジーチェーンが可能な「RS BLACK」「RS WHITE」と、デイジーチェーンはできないが、液晶ポリマーを採用することで堅牢性を高めた「RS MAX」。どちらもサーキュレーターのように風を1点に集中することで冷却効率を上げる技術を搭載している。

ケースファン「RS」シリーズ
「RS BLACK」「RS WHITE」はデイジーチェーンによって接続可能
RSのアドレサブルRGB版

 iCUE LINKでは、RGBライトを搭載しない「RX」と「RX MAX」を新たにラインアップ。iCUEリンクはPC自作が簡単になるとても良い技術だが、そのぶん価格も高くなっている。もっとiCUE LINKの良さをいろいろな人に体験してほしいということで、エントリーモデルとしてRGBライトを搭載しないこの2モデルを開発したのだという。

iCUE LINK対応ファン

 また、RGB搭載モデルでも、従来のQX RGBシリーズはファンの2面とも光る仕様になっていたが、片側のみ光る「LX RGB」シリーズも登場。ただ片面のみが光るというわけではなく、片面のみの光だと従来モデルよりもキレイとのことだ。

 QX RGBシリーズは、ファン性能自体はRXシリーズと比べて劣るというわけではなく、風を集中させる技術も踏襲しているそうだ。

発光する電源ケーブル「LIGHTNING ACCESSORIES」

 続いて、LED PSUストリップ「LIGHTNING ACCESSORIES」を紹介しよう。写真左のモデルは、24ピンと8ピンに対応しており、電源ユニットのマザーボードから後ろの配線まで接続できるストリップとなる。  IQ LINKにも対応しているのだが、本製品に付属しているコントローラーは、iCUE対応CPUクーラーや販売中のコントローラーと比べるとスリムなタイプとなっている。右側は3ピンで接続できるLEDストリップ。磁力を備えているほか、曲げて接続できる。

水冷のヘッド部分を取り外して変更可能な 「iCUE LINK TITAN RX RGB」

「iCUE LINK TITAN RGB」

 iCUE LINK対応の水冷CPUクーラーとしては、水冷のポンプヘッドを取り外して好みのヘッドに変更できる「iCUE LINK TITAN RGB」を発表。ポンプヘッド部分は、RGBを搭載するヘッド2種類と、LEDディスプレー採用モデルが1種類用意されている。

 また、ポンプも3ステップで簡単に装着できるようになっているのもポイントとのこと。水冷CPUクーラーは装着するのが面倒と思っている人がわりと多いかもしれないが、iCUE LINKの製品はどんどん取り付けが簡単になっている。ラジエーターサイズは240mmと360mmの2モデルをラインアップするという。

ポンプヘッド部分は付け替えできる
ラジエーターの全長が240mmのモデルもある

 電源は、ATX 3.1に対応する「SFシリーズ」を発表。小さいからといってパワーがないわけではなく、ベンチマークを走らせてもしっかりと性能が出せるようになっているという。なお、隣りに展示してあった「CORSAIR PSUs」シリーズと同様、100%日本製のコンデンサーを採用しているのも特徴となっている。

「SFシリーズ」

ファン合計38基! 巨大なフルタワーのケースが登場 ミドルタワーピラーレスの新モデルも

巨大なフルタワーケース

 フルタワーの「9000D」が登場。展示モデルは38基のファンが搭載されていたほか、裏配線マザーボードにも対応している。なお、前面のラジエーターを付けるフレームの幅が変えられるようになっているので、さまざまな大きさのラジエーターに対応できるとのこと。

38基のファンが搭載されていた
ラジエーターのサイズに合わせてフレームの幅を変更できる
裏配線マザーボードに対応する

 ピラーレスケースとして、ミドルタワーの「3500X」シリーズも発表。こちらも裏配線マザーボードに対応。主幹パーツと電源ユニットの部屋が分けられているほか、ケース内に段差があり、底面にファンを1基増設することで、底面から空気を取り込める。

「3500X」シリーズ
前からみた様子
右サイドからもファンの光が漏れる
背面
天面もメッシュパネルを採用

 以上がCORSAIRのメディア向けのセッションとなる。裏配線マザーボード対応PCケースや、iCUE LINKなど、PC自作がより簡単になる製品群が多いように感じた。

 なお、Elgatoの製品についてはこちらの記事で紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてほしい。

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