薄型軽量やデザインの魅力はしっかりキープ! OPPOの“全部入り”スマホ「Reno11 A」は円安でも4万円台
ASCII.jp / 2024年6月20日 11時0分
OPPOの人気の“全部入り”スマホが進化! 手頃なサイズ&薄型軽量路線は維持しつつ、価格も抑えめをキープして新製品「OPPO Reno11 A」が登場。6月27日に発売する。SIMフリー版の価格は4万8800円。楽天モバイル/Y!mobile、主要MVNOからの販売も予定されている。
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751160/x/1bfb7bd74975606d.jpg)
手頃な価格、手頃なサイズ、手頃な性能の「OPPO Reno11 A」 バッテリーは5000mAh、カメラは4K動画撮影も
海外メーカー製でありながら、防水・防塵やFeliCaをサポートし、さらにお手頃価格でもある“全部入り”スマホの先駆けとなった「OPPO Reno A」シリーズ。
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751161/x/2197a922c4a78c8d.png)
ミドルクラスでもスペックやコスパを前面に押し出すライバルが登場する中、OPPOは薄型軽量+日本のユーザー向けのデザインとやや路線を変えてきた印象があったが、OPPO Reno11 Aもその方向性は継続。円安進行の中でも価格帯を4万円台に抑えつつ、必要十分な性能、そして薄型軽量の本体を実現してきた。
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751162/x/54d704a555469df8.jpg)
まずはそのデザインから。OPPO Reno Aシリーズでは最薄となる約7.6mmの厚み、そして前モデルの約183gから、さらに軽い約177gの重量を実現。それでいて5000mAhという大容量バッテリーを搭載している。しかもこのバッテリーはオプションのACアダプターと組み合わせることで、67Wの急速充電(SUPERVOOC)に対応。約20分で50%、約48分で100%の充電が可能としている。
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751163/x/f6f52808cef62582.jpg)
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751171/x/35cdc18f39ee2c37.png)
カラバリはダークグリーンとコーラルパープルの2色で、独自の背面加工技術「OPPO Glow」を今回も採用。触り心地の良さも含めて、魅力的な部分の1つとなっている。
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751164/x/16f6feaf77876d57.jpg)
SoCにはMediaTek Dimensity 7050を採用することで、従来モデルのSnapdragon 695 5Gから大きく進化。4K動画撮影にも対応した。ちなみにAntutu 10のスコアは60万点弱。ライバルとなる「Redmi Note 13 Pro+ 5G」や「Nothing Phone (2a)」が搭載するDimensity 7200 Ultra/Proは70万点程度を叩き出すため、この2機種にはかなわないものの、Snapdragon 695が約45万点、ミドルクラスで採用例が増えているSnapdragon 6 Gen 1は約55万点なので、それらよりは上でもある。
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751165/x/ee663b28bd83c106.png)
なお、メモリーは8GBで、ストレージを利用した拡張機能で最大16GB相当で利用可能。ストレージは128GB。microSDの追加もサポートしている。ディスプレーは6.7型有機ELで画面解像度は1080×2412、リフレッシュレートはついに120Hz対応となった。
カメラはメインが6400万画素で、超広角の800万画素とマクロの200万画素との組み合わせ。ミドルレンジながら生成AI機能を活用した写真編集機能を搭載していることをうたっており、具体的には写真に写り込んだ邪魔な要素をきれいに消してくれる「AI消しゴム機能」(発売後の7月のソフトウェアアップデートで追加予定)が挙げられるが、これは基本的にはクラウドでの処理によるものとのこと。
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751166/x/4bd5d2abc948f3ae.jpg)
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751167/x/b8ce3ecb12ddee2d.jpg)
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751168/x/cc79731a8978ae83.jpg)
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751169/x/e58659662b0942a8.png)
一方、前モデルから若干スペックダウンした点としては防水仕様がある。IP68をサポートした前モデルに対し、IP65となった。生体認証はディスプレー内蔵の指紋センサー+顔認証(編集部でのテストではマスク着用時も可)。SIMスロットはnanoSIM×2で、nanoSIM+eSIMとどちらの使い方でもできるのはOPPO端末ならではのメリットだろう。
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751170/x/54b925cc131ace02.jpg)
![OPPO Reno11 A](https://ascii.jp/img/2024/06/20/3751172/x/8844c95e810deef9.png)
今回もスペックでライバルと競うのではなく、デザインや持ちやすさ、そしてバッテリー容量と日本のユーザーが求める部分をしっかりカバーしてきたOPPO Reno11 A。引き続き人気モデルとなりそうだ。
「AI消しゴム機能」について、提供時期の記述を追加しました。(6/21 22:00)
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