【Galaxyまとめ】Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6がドコモとauで取り扱い! ほかにもウェアラブルも発売
ASCII.jp / 2024年7月11日 9時0分
折りたたみ以外にRingも正式発表! WatchやBudsなど盛りだくさん
サムスン電子は今日10日(現地時間)、フランスはパリで新製品発表会「Galaxy Unpacked」を開催し、折りたたみスマホの「Galaxy Z Fold6」「Galaxy Z Flip6」、Watchシリーズ「Galaxy Watch Ultra」「Galaxy Watch7」「Galaxy Watch FE」、ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3 PRO」「Galaxy Buds3」、そして指輪型ウェアラブルデバイス「Galaxy Ring」を発表した。
Ring以外は日本でも発売がアナウンスされ「Galaxy Z Fold6」「Galaxy Z Flip6」は7月31日にSIMフリー版が発売される。予約受付は7月17~30日まで。以下はメモリー構成と価格だ。なお、Budsはキャリアの取り扱いがないので注意してほしい。
Galaxy Z Fold6
・256GB 24万9800円 ・512GB 26万7800円 ・1TB 30万3800円
Galaxy Z Flip6
・256GB 16万4899円 ・512GB 18万2900円
さらにドコモとauでの取り扱いも発表された。取り扱い端末とカラバリなどは以下のとおり。なお、発売日はドコモが7月下旬以降、auが7月31日だ。
ドコモ版
・Galaxy Z Fold6 シャルバーシャドウ(256/512GB) ※ドコモオンラインショップ限定 ・Galaxy Z Flip6 ブルー、シルバーシャドウ、ミント(すべて256GB) ※ミントはドコモオンラインショップ限定
au版
・Galaxy Z Fold6 シルバーシャドウ(256/512GB/1TB、auオンラインショップ限定)、ネイビー(256GB) ・Galaxy Z Flip6 ブルー(256GB)、ミント(256GB)、イエロー(256GB)、シルバーシャドウ(256/512GB) ※イエローとシルバーシャドウはauオンラインショップ限定
AI機能が搭載され、より生産性や効率化がアップ 「Galaxy Z Fold6」
Galaxy Z Fold6は、開いたときが7.6型で、内側に閉じると6.3型のディスプレーになる、横折り型の折りたたみスマホだ。スペックはSoCにSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載し、メモリーは12GB、ストレージは256GBから1TBまで用意される。ディスプレーのリフレッシュレートは1~120Hzの可変で、輝度は2600nitと屋外でも見やすい明るさ。アウトディスプレーは前モデルより0.1型ぶん大型化した。
フォトレポートはこちら「サムスン「Galaxy Z Fold6」は14gの軽量化と1.3mmの薄型化! Fold5と比較チェック」
本体サイズは開いた状態で約132.6×153.5×5.6mm、閉じた状態で約68.1×153.5×12.1mm。重さは239g。なんといっても厚みが前モデル比で1.3mmも薄くなったことと、重さが前モデル比で14gも軽くなったことがトピック。前々モデルのGalaxy Z Fold4から比べると、2.1mm薄くなり、24g軽くなった。
リアカメラは5000万画素の広角、1200万画素の超広角、1000万画素の3倍望遠の3つ。フロントカメラは1000万画素。数字だけ見ると前モデルと変わらないが、Galaxy S24シリーズと同じく、Galaxy AIが搭載されているので、写真の切り抜き移動などの編集が可能になっている。
AI機能では同時通訳モードやPDFを素早く翻訳してくれる機能、文章を要約したり、様々なタイプノ文章を生成してくれたりといった機能に加え、リアルタイム通訳はLINEやInstagramの電話にも対応する。
アウトディスプレーの活用が楽しい Galaxy Z Flip6
カジュアルに持てるので、女性にも人気の縦折りスマホ「Galaxy Z Flip6」。前モデルではアウトディスプレーが大型化されて大きな進化があったが、今回はデザイン周りは基本的に前モデルを踏襲しており、見た目の変化は少ない。
フォトレポートはこちら「新「Galaxy Z Flip」は折り目がさらに目立たぬように! バッテリーは4000mAhへ」
とはいえ、スペックはSoCにSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載し、メモリーは12GBに増量(前モデルは8GB)、ストレージは256/512GB、バッテリーは4000mAhにアップした。カメラも標準が5000万画素へ、ディスプレーの輝度は2600nit、防水に加えIP4X相当の防塵機能が加わり、中身は大きく進化している。
ディスプレーは開いた状態で6.7型で本体サイズは約71.9×165.1×6.9mm、閉じた状態で3.4型で約71.9×85.1×14.9mm、重さは187g。前モデルよりバッテリーが増量して0.2mm薄くなって重量は据え置きだ。
カメラは標準(広角)が前モデルの1200万画素から5000万画素に強化。1200万画素の超広角とフロントカメラの1000万画素に変更はない。
こちらもGalaxy AIが採用され、Flaxモードでの撮影やAIズーム、アウトディスプレーにもテキストが表示されるハンズフリー通訳、選んだ写真に合わせた壁紙にしてくれる待受カスタマイズなどの機能がある。また、撮影した写真をAIでイラスト化する「ポートレートスタジオ」もあるので、カメラ撮影がますます楽しくなるだろう。なお、ポートレートスタジオはGalaxy Z Fold6にも採用されている。
AIで健康を管理する時代! FeliCaも対応 「Galaxy Watch Ultra」「Galaxy Watch7」
Galaxy Watchシリーズ史上最もタフを謳う、Galaxy Watch Ultra。チタニウム素材のボディー、サファイヤクリスタルガラス採用、最大100時間持つバッテリーや5ATMの防水性能とMIL企画準拠の頑丈さ、デュアルGPS、そしてGalaxy AIによる健康管理と、Watchの集大成といえるスペックだ。LTE対応でサイズは47mmのみ。
カラバリはチタニウムグレー、チタニウムシルバー、チタニウムホワイトの3色。
水泳やカヤック、ウィンドサーフィンなどのマリンスポーツでのトラッキングや、強化されたバイオアクティブセンサーによる心拍数計測、-20度~55度までの動作温度や標高9000mの耐久性など、海から山、砂漠まで、オールマイティーに活躍できるだろう。もちろん睡眠パターンの計測も可能で、睡眠コーチングをしてくれる。
また、なんらかのトラブルやアクシデントになってしまったら、クイックボタンを5秒長押しすれば最大86dBの強力なサイレンを鳴らして、助けを求めることができる。また、転倒の検知、ホームボタンを使ったSOS発信といった機能を搭載している。
Galaxy Watch7は44mmと40mmの2サイズが用意される。ガラスが浮いているかのようなフローティングデザインが特徴で、カラバリはグリーン、シルバー、クリームの3色展開(日本ではクリームなし)。3nmプロセッサーを搭載し、項目の切り替えも瞬時にでき、さらにバッテリーの駆動時間を最適化してくれる。
デュアルGPSで位置情報の正確性が大幅にアップしているほか、13個のLEDを搭載したバイオアクティブセンサーで心拍数や睡眠パターンを高い精度で計測する。
Galaxy Watch Ultraと同じくGalaxy AIを搭載し、メッセージの返信をAIが提案してくれたり、音声からテキストに変換してさらに要約してくれたりと、より快適に使えるようになっている。
また、転倒検知モードや睡眠コーチング機能も採用されている。
そして今回新たにラインナップに加わったのが「Galaxy Watch FE」だ。サイズは40mmでブラック、ピンクゴールド、シルバーのカラバリが用意されている。ディスプレーはサファイヤクリスタルガラス採用なので、傷にも強い。
バイオアクティブセンサーで100以上のワークアウトのデータが取れるだけでなく、睡眠パターンのモニタリングと睡眠コーチング
Galaxy Watch7と同じ純正アクセサリーが使えるのも特徴。ただし、ほかの2モデルとは違ってFeliCaとGalaxy AIは非搭載。
日本での発売はGalaxy Watch Ultraが7月下旬以降で価格は12万6940円、Galaxy Watch7は7月31日発売開始で価格は6万2700円~7万9640円。また、廉価版のGalaxy Watch FEは7月下旬以降の発売で価格は3万4760円。サムスンオンラインストアやGalaxy Harajukuなどで取り扱う。
また、ドコモとauでも取り扱い、発売日はドコモ版がGalaxy Watch Ultra、Galaxy Watch7ともに7月下旬以降、au版はGalaxy Watch Ultraが7月下旬以降、Galaxy Watch7が7月31日となっている。
没入感のあるサウンドを楽しめる 「Galaxy Buds3 Pro」「Galaxy Buds3」
カナル型イヤホンのGalaxy Buds3 ProにGalaxy AIが搭載。AIで強化されたノイズコントロールとリアルタイム通訳機能などで、単に音楽を聴くだけではないオーディオ体験を実現する。
Galaxy AIを活用したAdaptive EQ/Adaptive ANCは、それぞれの耳の形や装着感に基づき、AIで強化されたアルゴリズムが内部マイクと外部マイクで検出した音をリアルタイムにユーザーに合わせてピッタリな音を調整しくれる。また、ノイズキャンセル中でもAIが緊急車両のサイレンのみ聞こえるようにしてくれる機能も搭載している。
また、Galaxy Buds3 Proをつけて海外の人と会話するときは、リスニングモードでリアルタイムに言語を翻訳してくれるという。
ブレードライトというサイドが光るデザインが特徴的で、このブレードをスワイプしたりピンチすることで様々な操作ができる(アプリを割り当てることも可能)。また、サムスンシームレスコーデックが最大24bit/96kHzで圧縮とエンコードを実行し、Galaxy Buds3 Proでデコードして24bit/96kHzのHi-Fiサウンドが楽しめる。
Galaxy Buds3はオープン型のワイヤレスイヤホン。Proとの差違は、ブレード部分が光らない、アンビエントサウンド非対応、1WAYスピーカー(Proは2WAY)、バッテリーの持ちが1時間ほど少ないということ。それ以外はGalaxy AIや24bit/96kHzのサムスンシームレスコーディングといったほぼすべての機能が同じだ。
発売日は2モデルとも7月31日で、価格はGalaxy Buds3 Proが3万8500円、Galaxy Buds3が2万7500円。 取り扱いはサムスンオンラインストアやGalaxy Harajukuなど。
なお、Galaxy Ringの日本導入は未定とのこと……。
Galaxy Ringのフォトレポートはこちら「サムスン、指輪型デバイス「Galaxy Ring」を発表! 睡眠データも取得可能で日本発売を熱望!」
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