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ポルシェだから実現できた「愛車に合わせた自分だけの腕時計」はクルマをもっと楽しくする!

ASCII.jp / 2024年7月18日 12時0分

ポルシェ
ポルシェデザイン/クロノグラフ1-HODINKEE EDITION(145万円)

ポルシェデザインが限定モデルと 2025年からカスタムオーダー対応を発表

 ポルシェデザインと世界有数の腕時計サイト「HODINKEE」は、全世界限定350本のクロノグラフ「クロノグラフ1-HODINKEE EDITION」を、7月13日からウェブサイトおよびポルシェディーラー、全国有名腕時計専門店での取り扱いを開始した。日本割り当て分は150本で、価格は145万円。

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フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ

 クロノグラフ1は1972年、911をデザインしたフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェによってデザインされた腕時計。911と同様、制限のない機能性を備えた時計を作りたいという想いから誕生したという。

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クロノグラフ1 ALL BLACK NUMBERED EDITION(販売終了)
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ポルシェ 911(930型)
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911のメーターパネル

 見やすい文字盤を、ということから911のメーターパネルからインスパイアされたというクロノグラフ1は、世界で初めての「真っ黒な時計」として誕生。腕時計業界に衝撃を与えるとともに、高い機能性により、数多くのレーシングドライバーに愛された。

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各国軍隊に納入されたクロノグラフ1
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CHRONOGRAPH 1 UTILITY-LIMITED EDITION TITANIUM CARBIDE WERK 01.240
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CHRONOGRAPH 1 MILITARY US AIR FORCE “TIGER” STAINLESS STEEL LEMANIA 5100
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CHRONOGRAPH 1 MILITARY US AIR FORCE “TIGER” STAINLESS STEEL LEMANIA 5100
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CHRONOGRAPH 1 MILITARY ROYAL NAVY STAINLESS STEEL LEMANIA 5100
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CHRONOGRAPH 1 MILITARY STAINLESS STEEL/BLACK LEMANIA 5100
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CHRONOGRAPH 1 MILITARY STAINLESS STEEL LEMANIA 5100

 クロノグラフ1は、モータースポーツシーンだけでなく銀幕も彩った。映画「トップガン」でトム・クルーズが着用するや、MA-1とともにファッションアイテムとして世界的にブレイク。その影響は各国の軍隊にも波及。クロノグラフ1のカスタマイズモデルがオーダーされるようになった。

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911 カレラT(992型)

 その後、ポルシェデザインはウェアや自転車など、アイテムを展開。その一方で腕時計に関しては、自社でムーブメントを製造ができるようになるなど、ポルシェは「世界で唯一、マニュファクチュールを有する自動車メーカー」へと成長していった。

コンセプトは「50年前のクロノグラフが発見されたら?」

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ポルシェデザイン/クロノグラフ1-HODINKEE EDITION(145万円)
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 今回登場する「クロノグラフ1-HODINKEE EDITION」は、クロノグラフ1誕生50周年を記念して企画したもの。フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェのデスクから、50年前のクロノグラフ1が出てきたら? というコンセプトのもと、文字盤の蓄光部分にはヴィンテージ加工がなされているほか、12時間積算計にはHODINKEEとのコラボレーションを意味するHのマークがあしらわれている。また曜日表示は日本語と英語表示の2種類に対応する。これらの意匠にHODINKEEが関わっているようだ。

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Stefan Buescher ポルシェライフスタイルグループCEO

 ポルシェライフスタイルグループのStefan Buescher CEOは「現在、ポルシェデザインは最高水準のデザインとクオリティーのアイテムを数多く展開しています。私たちの製品を手にしていただくことは、単にエクスクルーシブな体験だけでなく、ポルシェファミリーの一員になることも意味します」と挨拶。続けて「クロノグラフ1は、現在のポルシェデザインの礎となったモデルです。そしてポルシェのデザイン哲学の象徴でもあります」とモデルを紹介した。また、今後2年間で2本のスペシャリティモデルを登場させるとも名言した。

愛車に合わせた1本を作るサービスを2025年から開始!

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Daniel Feuchtポルシェジャパン マーケティングダイレクター&CRM

 続けてポルシェジャパンのDaniel Feuchtマーケティングダイレクター&CRMが挨拶。「日本の消費者は、ドイツの職人技を高く評価しています。911は日本の多くの方にとって特別な存在になるとともに、日本の自動車文化に貢献してきました」と語ると「現在911は、自分だけのカスタマイズモデルを作ることができます。同じように腕時計も2025年からお客様に合わせたオリジナルモデルをオーダーできるようにします」と宣言。

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カスタマイズ例
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自動巻きのローター部がホイールのデザインとなっていることに注目

 具体的にはベルトのほか、自動巻きのローター部分、そしてベゼルなどを自分好みにできるようにするとのこと。ローター部分は911のホイールデザインに似せていることから、自身の911に合わせたカラーとホイールデザインの腕時計を作ることができるという。

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新旧のポルシェ911

 各自動車メーカーの多くは、ブランドロゴを入れた腕時計を販売しているが、その多くは既製品にロゴをいれたものがほとんどだ。愛車の意匠をまとったオリジナル時計がオーダーできるというポルシェの新サービスは、他社とは異なる「真のオーナー向け」サービスとして注目を集めることは必至だ。

 腕時計でなくても、同様のサービスがほかの自動車メーカーから出たら、もっとカーライフは楽しくなるだろうと思ったのは言うまでもない。

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