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75%の人が「大人になると新しい友だちが作りにくい」と考えている。解決策は?

ASCII.jp / 2024年7月26日 11時0分

アウトドアシーンを一緒に楽しめるような友だち、ほしくても大人になると作りにくい

大人になると友だちが作りにくくなるらしい

 「大人になってから昔の友だちと会う機会が減った」「新しい友だちができなくなった」とは、よく耳にする話。

 なぜ大人の友だち付き合いは難しいのか? 本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)が全国の20代・30代の社会人男女800人を対象に「大人の友だち付き合い」について調査をしたところ、およそ75%が社会人になってから「新しい友だちができにくい」と感じており、およそ50%が「知り合いから友だちになるきっかけが欲しい」と考えていることがわかったという。

 調査は、コンパクトSUV「VEZEL(ヴェゼル)」でアウトドアを楽しんでもらいながら、 友だち関係を深めるきっかけにしてもらうことを目的としたコミュニケーションゲーム「OuTDooR Hunting Card(アウトドアハンティングカード)」by VEZELの制作にあたって実施したもの。以下に、その内容を紹介する。

 まずは「社会人になる前と比べ新しい友だちができにくいか」という質問。41.3%が「当てはまる」、33.6%が 「どちらかというと当てはまる」と回答しており、およそ4人に3人が「新しい友だちができにくい」と感じていることがわかる。さらに 「仕事や居住地の変化(61.0%)」や「結婚や出産などライフステージの変化(計58.8%)」で「友だちとの共通の話題が減りがち」と感じている人も多いようだ。

 じゃあ回答者たちが「新しい友だちは必要ない」と思っているのかというと、そうとも言えないらしい。

 「知り合いから友だちになるきっかけが欲しい」と回答した人は全年代の合計でおよそ51.0%。入社歴別に見ると、入社1年目(65.3%)と2年目(59.6%)では特に割合が高く、知り合いから友だちになるきっかけがほしいと考えている人が非常に多いことがわかる。

 勤め先での交友関係についてもたずねたところ、入社1〜2年目の世代では「もっと仲良くなりたい同僚がいる」や「休日に遊びに誘ってみたい同僚がいる」という回答が多かった。一方で、彼らの7割前後は「職場の同僚と仲良くなる機会があまりない」とも感じているようだ。

 まとめると、社会人になると友だちができにくく、同僚など身近な人に対して「知り合いから友だちになりたい」という気持ちを持っている人は特に若年層に多いが、そのきっかけはなかなかない、といったところだろうか。共感できる人の多い話かもしれない。

友だちと「遊ぶ」ってなに?

 続いて、友だちとの遊びの内容に関する調査結果を紹介していく。

 「社会人になって友だちと遊ぶときにすること」をたずねると、「食事(65.5%)」、「飲み(47.3%)」、「カフェなどでお茶(44.4%)」の項目に回答が集中した。飲酒・飲食をともなう付き合いが、大人の遊びのスタンダードと言えそうである。

 ところが、およそ61.6%は「お酒が絡まない遊びをしたい」、60.9%は「たまには遠出して遊びたい」と回答しており、飲み会や食事会だけでなく「遠出をして遊びたい」と望んでいる社会人も実は多いようなのだ。

 より具体的にはどうか。「知り合いや友だちと、さらに仲良くなるためにはどんなことが効果的だと思うか」とたずねたところ、「アウトドア」と答えた人が計70.3%(当てはまる22.9%+どちらかというと当てはまる47.4%)で最も多く、続いて 「遠出(69.4%)」、「ドライブ(66.5%)」、「ゲーム(63.4%)」といった回答が集中した。

 調査結果をまとめると新しい友だちはほしいけど作りにくい。きっかけがない。本当はドライブで遠出をしてアウトドアを楽しんだりしたいが、なかなか難しい……そんな大人像が見えてくる。

アウトドアで楽しめるカードゲームというホンダの提案

 さて、これらの調査結果をもとにホンダが作ったのが、冒頭で書いたコミュニケーションンゲーム「OuTDooR Hunting Card(アウトドアハンティングカード)」by VEZELだ。

 カードゲームではあるが、公園やキャンプ場、海、山といった自然を感じられる屋外で遊ぶことを想定したゲームである。VEZELのカタログから車の特長や世界観を表す形容詞を抜き出した「VEZELワード」(30枚)と、自然や人を表す名詞の「アウトドアワード」(15枚)の2種類のカードをそれぞれ1枚ずつ引き、その組み合わせがゲームの“お題”になる。

OuTDooR Hunting Card(アウトドアハンティングカード)の一例

 参加者は、近くの自然を探索し、お題にふさわしいアイテムを探してスマホで撮影、または現物を持参する。全員が再集合したら、発見したものとお題が“いかにぴったりであるか”を1人ずつ発表。全員の発表後、お題にいちばんマッチしていると思う人を「せーの」で指さし投票し、最多得点の人が1ポイントを獲得する。

 お題を変えて繰り返し、最速で3ポイントを獲得した人が優勝となる。自然を楽しみながら参加者同士の距離を縮めていくという、アウトドアなカードゲームなのだ。

 なおこのカードゲーム、8月9日まで「Hondaウエルカムプラザ青山」でアンケートに回答すると、先着100名様に無料で配布される。友だち作りのきっかけとして、あるいは友だちともっと仲を深めるために、興味のある方は青山を訪れてみてはいかがだろう?

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