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240Hzでゲームを、16:10でクリエイティブを、ノートPCで持ち運んで快適に!

ASCII.jp / 2024年7月25日 11時0分

「GALLERIA ZL9C-R47-6B」

 サードウェーブが販売する「GALLERIA ZL9C-R47-6B」は、CPUにCore i9-14900HX、GeForce RTX 4070を搭載する16型ゲーミングノートパソコンだ。ディスプレーはリフレッシュレート240Hzに対応しており、FPSやTPSといったタイトルもバリバリプレイできる。

 今回は、GALLERIA ZL9C-R47-6Bの外観や使い勝手について紹介する。

ガンメタリックでシンプルなデザイン 持ち運ぶならリュックがオススメ

ガンメタリックでシンプルな筐体

 GALLERIA ZL9C-R47-6Bは、全体的にカラーはガンメタリックで、シンプルかつ高級感のあるデザインとなっている。天板にはGALLERIAのロゴがあるが、主張が激しくないオフホワイトで、THEゲーミングパソコンといったようなライティング要素もないので、ゲームだけでなくクリエイティブ作業や普段使いとしても利用しやすい印象を受ける。

 サイズはおよそ幅357×奥行255×高さ27mmで、重さは約2.3kg。スタンダードパソコンとして考えると軽くはないが、ゲームができてクリエィティブ用途も使える性能を持ったマシンと考えると標準的だろう。ただし、常に持ち運びたいというのであればトートバッグは厳しいと感じる。ただ、リュックを使った際は普通に持ち運べそうだなと感じたので、頻繁に持ち運びたいという人はリュックがオススメだ。

 とくに、背面のThunderbolt 4端子は、電源オフ時の供給にのみ対応しているようで、起動しながらだと充電はできない。ゲームプレイや負荷高めのクリエイティブをする際は純正のACアダプターを使用する必要があるので、一緒に持ち運ぶことを考えると、リュックの方がいいと思う。

ディスプレーは16:10でリフレッシュレートは240Hz しっかりゲームプレイできる

ディスプレーは16:10で、リフレッシュレート240Hzに対応している

 ディスプレーは前述のとおり、アスペクト比が16:10の16型となっている。通常の16:9と比べて縦に少し広くなっているだけではあるが、じつはこの少しの広がりが結構作業効率をアップする。加えて、解像度が2560×1600ドットと高精細なので、エクセルでの数字入力や動画の細かい編集などの作業がしやすい。なお、ノングレアで映り込みも少ないので、そとで作業するといった際にも便利だ。

 リフレッシュレートは240Hzなので、ゲームプレイも超快適。とくにFPSやTPS、バトルロイヤルといったジャンルでは高リフレッシュレートのほうが遊びやすい。どこでもエイム調整・練習がしたい、オフラインで友達と遊びたいというときに重宝する。

 ただし、直販サイトの製品ページに色再現域は表記がないため、写真編集+色チェックといった用途にも使いたいという場合には、しっかりと表記がある製品を選んだほうがいい。YouTubeをはじめとした動画サイトに投稿するための動画編集といった用途であれば、まったく問題ないだろう。

インターフェースはType-Aもしっかり搭載 Wi-Fi 6Eでネットワークも安心

 インターフェースは、右側にSDカードスロット、USB 3.2 Gen1 TypeA×2を、左側にUSB 3.2 Gen1 TypeA、USB 3.2 Gen1 Type-C、音声入出力、背面にThunderbolt 4、HDMI出力、有線LAN端子を配置している。

右側にSDカードスロット、USB 3.2 Gen1 TypeA×2を備える
左側にUSB 3.2 Gen1 TypeA、USB 3.2 Gen1 Type-C、音声入出力を配置している
背面にThunderbolt 4、HDMI出力、有線LAN端子がある

 USB Type-C端子対応のデバイスが増えてきているが、まだまだType-Aを使用する製品も多い。ノートパソコンもType-CメインでType-Aが減ってきているマシンが多い中、Type-Aが3つあるのはうれしいポイントといていいだろう。

 有線LAN端子も備えているので、ホテルやサテライトオフィスといった場所で無線環境が弱い場合でも、しっかり有線接続で通信できるのは魅力。加えて、Wi-Fi 6Eにも準拠しているので、無線環境でも比較的安定かつ快適な速度で通信が可能だろう。

テンキー付きのキーボードで普段作業に便利

キーボードはテンキー付き

 キーボードは、テンキー付きのフルサイズとなっている。ゲームだけ遊ぶためのマシンであればテンキーは必要ないと思うが、仕事やクリエイティブ作業で使うとなればテンキーは便利。また、矢印キーの←↓→が一段下に来ていることで、一番下の列のキーのサイズもしっかりと確保されている印象。ゲームでよく使うスペースや左シフト、Ctrkといったキーのサイズは大きい。

 タッチパッドもしっかり大きく、感度も良好。持ち運ぶ際はマウスを使えない場所も少なくないので、タッチパッドが使いやすいのも好印象だ。

 エアフローは底面の半分が吸気口となっており、しっかりと冷たい空気を内部に取り込むことができる。内部で熱くなった空気は、両サイドと背面に用意された排気口から排出される。ゲームプレイ中やベンチマーク中は筐体がほんのりと熱くなったが、熱々になって集中できないということはなかった。

底面の半分が吸気口で拾い

価格は30万9980円から、フルHD以上でゲームプレイしたい、クリエイティブ作業もこなしたい人にオススメ

 GALLERIA ZL9C-R47-6Bの価格は30万9980円からとそれなりにする。とはいえCore i7とRTX 4070に加え、32GBメモリーを搭載しているほか、240Hzの16:10ディスプレーを採用しているため、ノートでもゲームをフルHD以上で遊びたい、動画編集といったクリエイティブ作業もこなしたいという人などにはオススメだ。

 次回は、GALLERIA ZL9C-R47-6Bの性能についてベンチマークやゲームのフレームレート計測結果などで紹介しよう。

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