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Amazonが第3世代の「Echo Show 8」を発売、リビングに置いて家族と使いたい!!

ASCII.jp / 2024年8月1日 11時0分

Echo Show 8 第3世代
Echo Show 8は2色展開

 Amazonは8月1日、スマートディスプレー「Echo Show 8(第3世代)」を発売した。価格は2万2980円。カラーはグレーシャホワイトとチャコールの2色展開。Amazon.co.jpなどで購入できる。

第3世代のEcho Show 8とは?

 外観デザインをブラッシュアップし、空間オーディオ技術やスマートホームハブ機能を新たに搭載している。8インチの画面は離れた場所からも情報を確認しやすく、これ1つが家庭にあれば、日本のユーザーがやりたいことは一通りまかなえるバランスの取れた1台に仕上がっている。

第3世代のEcho Show 8
Alexa音頭を再生しているところ

 ディスプレー部分にはフレームレスのガラスカバーを採用。柔らかな曲線を描く外観デザインとした。搭載するプロセッサー「Amazon AZ2ニューラルネットワークエンジン」も8コアで高速化。タッチ操作に対するレスポンスがスムーズになり、ホーム画面をより直感的に操作できるようになった。

第3世代Echo Show 8のスピーカー
スピーカーは後方に左右に向けて配置、2インチと大口径であり、部屋全体に音を広げられる

 本体には2インチ(52mm)と口径の大きなスピーカーを2台搭載。空間オーディオは、ステレオスピーカーを用いた仮想サラウンドで実現する。Echo Studioなどと同様、部屋の音響特性に合わせて自動的に再生音を補正する機能を装備している。パッシブラジエーターも装備。明瞭で深みのある低音が再現され、前世代に比べより上質な音楽体験ができるという。

 カメラは本体上部に装備し、中央にあるためビデオ通話をする際の視線なども自然にできるという。画素数は13MPと高くなっており、自動フレーミング機能やノイズ低減技術なども機能する。離れた場所にいる家族との通話もできるため、家族の集まるリビングルームでぜひ活用してほしいという。

第3世代のEcho Show 8
カメラが中央にあるので、ビデオ通話時の見え方も自然だ

 スマートホームハブ機能を活用することで、Matter、Threadに加え、Zigbeeに対応したスマートホーム製品と直接ペアリングできる。

第3世代Echo Show 8
見る距離によってホーム画面に表示される項目が変化する

 ホーム画面には、よく使うウィジェットのショートカットアイコンが表示され、タップするだけですぐ利用できる。本体にはカメラを使ったモーションセンサーを装備。温度に連動したアクションの活用や在人管理が可能となっている。

 このカメラはコンピュータービジョンとして利用者の距離を知ることにも使っており、「表示の自動調整機能」という見る距離に合わせてホーム画面の画面の表示内容を変える機能も持つ。具体的には遠くにいる際には時間や天気、シンプルなニュースの見出しなどを大きく表示し、近くで見るときはその情報の詳細を示す。さらにビジュアルIDを登録しているユーザーは、最近聞いた楽曲のプレイリストやファイナンス情報など、パーソナライズされたコンテンツを表示できる。

第3世代Echo Show 8の特徴
第3世代Echo Show 8の特徴

 プライバシー保護の観点では、マイク/カメラのオン/オフボタンや内蔵カメラを覆うためのカメラカバーの搭載、音声録音の削除機能などを引き続き提供している。なお、Echo Show 8(第3世代)で使用する梱包材の98%は森林やリサイクル資源から調達した木質繊維で作られている。また、待機時の消費電力低減などにも配慮。Amazonの再生可能エネルギープロジェクトでは、2025年までにすべてのお客様のEchoデバイスが使用する電力に相当するクリーンエネルギーを生産する予定だとしている。

Echo Showなどと比べると画面はかなり大きく、音も迫力があるので、リビングでの使用に適したモデルと言える

 本体サイズは幅200×奥行き106×高さ139mm。重量は1033g。IEEE 802.11ac対応のWi-Fi機能を装備。Bluetooth送受信も可能。

子供と一緒にEchoを使う、そんな家庭が増えている

 なお、Echoシリーズの月間アクティブユーザー数は国内販売が始まった2018年から約10倍の規模に伸長しているという。複数台のEchoを所有する家庭も増え、Echoの置き場所としては7割がリビングルーム、4割が寝室などのパーソナルスペースだという。また、日本のユーザーの特徴として、ディスプレー付きの製品を好む傾向があり、世界の中でも高い水準であるとしている。

Alexaを何に使っているか? 2020年と2024年の比較
Alexaを何に使っているか? 2020年と2024年の比較

 また、2020年と2024年の調査結果を比較したところ、スマートスピーカーの基本的な機能である音楽、ニュース、天気予報、アラームなどの利用率は変わらない一方で、ビデオ通話やスマートホーム操作など発展機能の利用が増えているという。日本の特性としては、ビデオ通話を活用したり、他の部屋の様子を確認して子供やペットの見守りを実施したりするなど、ディスプレー付きのモデルだからできることの割合が上がっている。

Amazon Echo Show 8
部屋のどこに置くかで適した機種は変わる

 特筆したいのは家族がいる家庭の伸び率が高く、特に小学生以下の子供がいる家庭での活用が進んでいることだという。教育的な内容のスキルの利用も増えており、親もうろ覚えになりがちな「漢字の書き順」をディスプレーに表示したり、「日本で2番目に高い山は?」などすぐに答えにくい子供の質問に答えたりと子供と一緒に使うシーンが想像できるという。

 スマートスピーカーやスマートスピーカーは家庭におけるパーソナルアシスタント的な役割に価値を見出されているようだ。

発売されたばかりのEcho Spotは目覚まし時計の置き換えになるようなパーソナル向けの製品

 新製品の「Echo Show 8」はミッドサイズ、フルサイズモデルのカテゴリーに属し、離れた場所から視認できるディスプレーや広い空間でも問題がない高音質スピーカーなども備えるため、リビングでの利用に適したモデルだ。寝室などでの利用に適した賢い目覚まし時計であるスマートアラームクロック「Echo Spot(第2世代)」とともに訴求していきたいという。

Echo Showシリーズの比較
Echo Showシリーズの比較
Echo Showシリーズの比較
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