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「初音ミク V6 AI」年内リリースへ。6名分の歌声をまとめたパックも予約開始

ASCII.jp / 2024年8月1日 18時30分

 クリプトン・フューチャー・メディアは8月1日、6名のバーチャルシンガーの歌声を1つのパッケージにまとめた新製品「PIAPRO CHARACTERS SUPER PACK」の予約受付を開始した。8月30日の正式リリースに先駆けて、特設サイトでは歌声デモンストレーション動画も公開されている。

 このスーパーパックには、人気バーチャルシンガーである「初音ミク」「鏡音リン」「鏡音レン」「巡音ルカ」「MEIKO」「KAITO」の代表的な日本語VOCALOIDライブラリーが各1種類ずつ収録されている。同社は「VOCALOIDエンジンを使用したクリプトン製バーチャルシンガー・ソフトウェアのベスト盤」と位置付けている。

 収録されている歌唱ライブラリーは、これまでのV3~V4Xシリーズの「Original」音声に新たなチューニングを施し、発音や声色のバランスを向上させたもの。また、クロスシンセシス機能を使用することで、既存のV3~V4X製品所有者は声色表現をさらに拡張可能だ。

 本製品には、ボーカルエディター「Piapro Studio」やDAWソフトウェア「Cubase LE」も付属しており、購入後すぐにDTM(デスクトップミュージック)制作を始められる。

 価格は通常2万3100円で、対象となる過去の製品を所有している人は1万9250円の優待価格で購入できる。

Piapro Studioイメージ画像
Piapro Studioイメージ画像
Cubase LEイメージ画像

初音ミク NTの新バージョンとAI版初音ミク V6も年内にリリース予定

 同社は2024年内に「初音ミク NT」の新バージョンと、AI技術を用いた新製品「初音ミク V6 AI」のリリースも予定している。

 初音ミク NTの新バージョンは、同製品の正規ユーザーに向けて2024年秋頃に新バージョンのベータ版を提供した上で、後日公開されるメジャーバージョンアップ版を無償で提供する。

 初音ミク V6 AIは、AI技術を用いたVOCALOID6を採用する製品。VOCALOID6では、人間の歌声が持つ幅広い歌唱表現を学習するVOCALOID:AIにより、作り出せる歌声の幅がこれまでより圧倒的に広がるという。

 初音ミク V6 AIの発売時には、初音ミク V4X以降の関連ソフトウェアの正規ユーザーに向けた優待価格を設定するという。各詳細については後日あらためて発表される。

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