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iPhoneの新iOS「メッセージ」アプリは遊べるテキスト効果や絵文字が大充実!

ASCII.jp / 2024年8月15日 12時0分

OS標準「メッセージ」アプリを楽しみながら使えるツールが充実します

 アップルがこの秋に正式リリースするiOS 18のほか、最新OSでアップデートされる「メッセージ」の新しい機能を紹介します。現在公開されているパブリックベータ版のOSで使い勝手も試しました。

※アップルの最新OSのパブリックベータ版の画面は一般に公開することが禁じられていますが、本稿では特別に取材許可を得たうえで掲載しています。

標準アプリの「メッセージ」を強化

 メッセージはiPhoneにiPad、Mac、Apple Watchなどアップルのデバイスに標準搭載されているコミュニケーションアプリです。筆者は同じiPhoneユーザーである家族や友だちと連絡を取り合う時には、メッセージを活用しています。でも実は、スタンプなどのツールが充実するLINEや、Androidユーザーも多く使っているFacebookのMessengerのような人気アプリの影に隠れがちでもあります。

 iOS 18には、メッセージのテキストに付けられる「動くエフェクト」が増えたり、メッセージにタップバックして付けられる絵文字やステッカーの表現力が高まります。同じアップデートはiPadOS 18、macOS SequoiaとwatchOS 11にも追加されます。

テキストを動かすエフェクトやタップバックの選択肢が増える

 iOS 18のパブリックベータを入れたiPhone 15 Plusでメッセージの新機能を試しました。なお、画面のデザインや機能の操作方法は秋に正式版のOSがリリースされた時点で変更されている場合もあります。

 メッセージアプリのテキストに吹き出しエフェクトを付ける機能はiOS 10以降からあります。iOS 18から操作がシンプルになり、付けられるエフェクトが増えます。

iOSのメッセージアプリが搭載する「エフェクトをつけて送信」する機能。iOS 17までの場合、テキストボックス横の上向き矢印アイコンを長押しして機能を呼び出します

 iOS 18以降はテキストボックスをタップするとポップアップメニューが表示されて、「テキストのエフェクト」が選べるようになります。全部で8種類の動くエフェクトはテキスト全体、または動かしたい文字を1ヵ所選べます。テキストを動かすだけでなく、シンプルに太字・イタリック・アンダーライン・取り消し線を設定して目立たせることもできます。

iOS 18以降はテキストボックスのポップアップメニューからも8種類のエフェクト、文字の太字化やアンダーラインの設定が選べます。エフェクトとアンダーラインを同時に設定することは不可でした

 受信メッセージへのタップバックは絵文字がカラフルになり、デザインも立体的になりました。iOSが搭載するすべての絵文字が選べます。

おなじみのサムアップや「笑」の絵文字がカラフル&立体的に表示されます。iOSが搭載するすべての絵文字でタップバックができます

 タップバックとして「ステッカーを追加」する場合、iOS 17までは任意のステッカーを選んで、メッセージにドラッグ&ドロップする操作方法でした。iOS 18からはメッセージのポップアップメニューで「ステッカーを追加」もできるようになります。

iOS 17もメッセージにステッカーをドラッグ&ドロップして貼り付けることができます
iOS 18はタップバックのポップアップメニューから「ステッカーを追加」を選択。小さくなったかわいいステッカーで返信ができます

 テキストのエフェクトと、新しいデザインによる絵文字のタップバックは秋に登場するアップルの新しいOSにアップデートしないと正しく表示されません。せっかく凝ったメッセージを送信したのに、相手の反応が想定外に薄かった場合はOSのバージョン違いが原因として考えられます。

 watchOS 11については、エフェクト付きのテキスト、ステッカーをアプリの画面で表示することはできます。送信まで対応しているのは絵文字に限られるようです。

時間を指定してメッセージを贈る機能も加わります

メッセージの送信取り消しに対応

 iOS 16からメッセージアプリには2分以内に「送信を取り消す」ことができる機能と、15分以内に最大5回まで「メッセージを編集」できる機能が追加されました。

 iOS 18には「メッセージをあとで送信」する予約機能も付きます。メッセージに写真やステッカーを追加する要領で、テキストボックスの左側「+」アイコンをタップします。「その他」の中にある「あとで送信」を選ぶと、任意の日時を設定してメッセージを送信できます。

 読者の皆様が秋の正式リリース前に各OSのパブリックベータ版を試す場合は、予期せぬ動作の不具合などを未然に防ぐためにも、現在メインとして使っている端末にではなくサブ機としているiPhoneで試すことを強くおすすめします。

 次回はwatchOS 11から、ますます賢くなる「写真の文字盤」を紹介します。

 

筆者紹介――山本 敦  オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。

 

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