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マジで薄い! 「Pixel 9 Pro Fold」は閉じても普通に使えるのがスゴい折りたたみスマホ

ASCII.jp / 2024年8月14日 4時30分

 昨年に「Pixel Fold」として初登場したグーグルの折りたたみ機。今年は「Pixel 9」シリーズに加わる形で、「Pixel 9 Pro Fold」としてリリースされた。

Pixel 9 Pro Fold
前モデルより大幅に薄くなった「Pixel 9 Pro Fold」が登場

閉じた状態でも20:9の6.3型有機EL 厚みも10.5mm 開いたらタブレット、閉じても普通のスマホ感覚で使える!

 その最大の特長は、開いた状態で5.1mm、閉じた状態で10.5mmと大幅に薄くなった点(前モデルは5.8mm、12.1mm)。アウト側に20:9の6.3型有機EL(同17.4:9、5.8型有機EL)を搭載することで、開いた状態ではタブレット級の大画面で、閉じた状態でもほぼ普通のスマホ感覚で利用できる点が最大の魅力と言える。

Pixel 9 Pro Fold
開いた状態では8型ディスプレー。タブレット感覚で利用できる
Pixel 9 Pro Fold
ピッタリと折りたためるのはもちろん、この際の厚みは10.5mmしかない

 予約受付はすでに開始しており、発売は9月4日。価格は25万7500円(256GBモデル)。

 ヒンジ部に高耐久性の流体摩擦ヒンジを採用するのは前モデル同様。ディスプレーは最大輝度が1600ニト、HDR時のピーク輝度が2700ニトと大幅に明るくなったほか、サイズも8型に拡大。大画面で動画コンテンツを楽しむほか、タブレットライクな操作性で利用できる。

光学5倍の望遠レンズ搭載など、Pixel 9 Proに近い性能強化

 「Pixel 9 Pro」という製品名が付いているだけに、カメラも強化。メインカメラは48メガ、超広角は10.5メガだが、望遠はPixel 9 Proと同じ光学5倍に強化(前モデルは光学3倍)。超解像ズームは最大20倍まで利用できる。また、IPX8の防水機能はPixel Foldから引き継がれている。

Pixel 9 Pro Fold
薄型の本体に高性能カメラを搭載するだけにカメラ部の出っ張りはそれなり
Pixel 9 Pro Fold
Pixel 9 Pro(右)とPixel 9 Pro Fold(左)。画面サイズは同じ。縦長すぎないディスプレーなので違和感なく操作できる

 AI周りについては、Pixel 9/9 Proと基本的には同等だが、2画面を利用した面白い要素としては、背面カメラでの自撮りなど既存の機能に加え、写真撮影時にアウトディスプレーにアニメーションを表示することで、子供の気を引いて笑顔の写真が残せる「こっちを見て」機能がある。

Pixel 9 Pro Fold
子供を撮影する際にアニメーションを表示して気を引く機能も

 そのほか主なスペックは、外側内側ともに120Hz対応のOLEDで内側のみLTPO技術採用による1~120Hz可変駆動。外側は6.2型で1080×2424、内側は8型で2076×2152。SoCはGoogle Tensor G4、メモリーは16GB、バッテリーは4650mAh。なお、ネットワーク面ではPixel 9/9 Proと異なり、ミリ波も含めた5Gをサポートしている。

 カラバリは、Obsidian、Porcelainの2色。なお、発売記念キャンペーンで9月2日までの購入で下取りや次回以降使えるクレジットの付与で実質9万9800円になるとしている。

Pixel 9 Pro Fold
お値段は約26万円。ただし、それだけの性能を持つ1台だ
 

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