Garmin、音声操作に対応したスマートウォッチフラグシップモデル「fēnix 8」

　ガーミンジャパンは8月29日、Garminのフラグシップモデルとなるスマートウォッチ「fēnix 8」シリーズを発売した。

　直販価格は51ｍｍモデルが19万8000円、47mmモデルが17万8000円、43mmモデルが17万8000円。レザーバンドを備えるモデルは51mmが21万8000円、47mmが21万8000円。

　fēnix 8シリーズは、高彩度のAMOLED（有機EL）ディスプレーモデルとソーラー充電Dual Powerを搭載したモデルの2タイプで展開する。

AMOLEDモデル

Dual Powerモデル

　同時にタフネス設計やスポーツの計測、分析機能はそのままに価格を抑えた「fenix E」も発売する。価格は13万8000円。

fenix E

　いずれのモデルも高性能デュアルマイクを新たに搭載、環境背景ノイズを除去し、クリアな音声入力に対応。またGarmin初搭載の「音声コマンド」機能により音声操作が可能に。各機能の起動や設定ができる。

　筐体はCNC加工された軽量チタン、ダイヤモンドライクカーボンコーティング、高強度ステンレススチールサファイアレンズなどを使用。MIL-STD-810準拠の高い耐熱性、耐衝撃性および耐水性を備えながら軽量を実現している。

　内蔵マップは操作性、視認性を向上させ、クイックマップレイヤー選択では見たい地図情報、地図画面をワンタッチで選択できる。

　さらに、目標距離を指定するとルートを自動作成しナビゲーションを開始する機能が「ダイナミックラウンドトリップ」に進化。途中でコースを外れても自動で調整し、出発地点から目標距離の近くまで確実に戻れるという。

　技術標準規格EN13319に準拠し、エントリー/エキジット地点記録、水温、水中コンパス、深度、浮上速度アラート、サーフェスインターバルなど、ダイビングにおいて40mまでの潜水をサポートする。

　日本詳細地形図（DKGマップ）や世界4万3000以上のゴルフコース、2000以上のスキーマップを内蔵。さらに海外大陸地図（TopoActive）を無料でダウンロード可能。加えて、日本詳細道路地図と日本登山地形図を有料で入手できる。

　そのほか、ルートなどを共有する「Garminシェア」や、GNSSマルチバンドによる精密な位置情報の受信、LEDフラッシュライト、ヘルスモニタリング機能などを搭載する。

fēnix 8シリーズラインアップ