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Lunar LakeことCore Ultra 200V採用、薄い軽い堅牢! な16型/14型のCopilot+ ノートPC登場

ASCII.jp / 2024年9月9日 19時0分

インテルの新CPU「Core Ultra プロセッサー (シリーズ2)」(Lunar Lake)を搭載した16型/14型ノートパソコンが発表された

 サードウェーブは9月9日、インテルの新CPU「Core Ultra プロセッサー (シリーズ2)」(Lunar Lake)を搭載したノートパソコンを発表した。14型が2機種、16型が1機種、一般向けとビジネス向けそれぞれにモデルをラインアップする。なお、価格および発売予定日は後報となる。

AI作業向け「NPU」搭載のCore Ultra 200Vシリーズ・プロセッサー採用 薄型軽量かつMIL規格にも準拠

 今回登場したノートパソコン3モデルの最大の特徴は、前述のとおりインテルの最新CPUとなるインテル Core Ultra 200Vシリーズ・プロセッサー」を搭載している点だろう。Core Ultra 200Vは、“Core Ultra”のブランド名で登場する2世代目のシリーズ。AI処理に特化した「NPU(Neural Processing Unit)」を搭載しており、前世代のNPUと比べると最大で4倍近い性能を実現しているという。

Core Ultra 200Vシリーズ・プロセッサーを搭載。内蔵GPUはインテルArc 140V/130V グラフィックスを採用

 これにより、マイクロソフトが掲げる「Copilot+ PC」の要件もしっかりと満たしたマシンになっているとのことだ。

「Copilot+ PC」の要件も満たしている

 加えて、CPU内蔵GPUはインテル Arc 140V/130V グラフィックスを採用。パフォーマンスは平均で30%向上しているようで、写真・動画編集といったクリエイティブワークに加え、軽いゲームプレイも視野に入る性能になっているという。

 16型の「THIRDWAVE DX-L7LA」は、Core Ultra7 258V、GPUはインテル Arc 140V グラフィックスを搭載。メモリーは32GB LPDDR5/x-8533 MT/S、ストレージは1TB SSD(Gen4 NVMe)という構成だ。

「THIRDWAVE DX-L7LA」

 ディスプレーの解像度はWUXGA(1920×1200ドット)で、リフレッシュレートは60Hz、sRGBカバー率は95%。16:10と通常より少し縦に広いディスプレーを採用しながら、厚さ20mm、重さ約1.3kgと薄型軽量を実現している。加えて、MIL規格(米国国防総省調達基準:MIL-STD 810H)に準拠しており、揺れ・落下・衝撃・低温/高温環境といった、厳しい条件を想定した11種類の耐久テストをクリアしている。そのため、カバンに入れて持ち運ぶ際にも安心できるポイントといえるだろう。

MIL規格(米国国防総省調達基準:MIL-STD 810H)に準拠している

 インターフェースは、右側にマイク入力・ヘッドフォン出力、USB 3.2 Gen1 Type-A、microSDカードリーダー(SD/SDHC/SDXC、UHS-I対応)、セキュリティースロットを、左側にUSB 3.2 Gen2 Type-C(PD対応/電源入力)、HDMI 2.1、USB 3.2 Gen2 Type-A、Thunderbolt 4 Type-C(PD対応)/電源入力を配置している。

左側
右側

 USB Type-Cを採用するデバイスが増えてきたものの、まだまだType-Aの製品も多い。そのため、どちらも2基ずつあるのでは、うれしいポイントだ。

 そのほか、フルHD画質のWebカメラと、Window Hello対応のIRカメラを内蔵。セキュリティーを確保しつつ、顔認証でログインが可能となっている。

Windows Hello対応のIRカメラを内蔵している

14型は1kg以下とさらに軽量!

 14型は、Core Ultra7 258V、インテル Arc 140V グラフィックス、32GBメモリー(LPDDR5/x-8533 MT/S)の「THIRDWAVE F-14LN7LA」と、Core Ultra 5 226V、インテル Arc 130V グラフィックス、16GB(LPDDR5/x-8533 MT/S)メモリーの「THIRDWAVE F-14LN5LA」を用意している。

こちらが14型モデル。1kg以下で軽い

 ディスプレーの解像度は1920×1200ドットで、こちらも16:10のパネルを採用している。リフレッシュレートは60Hzで、sRGBカバー率は95%だ。

 14型ということで、モビリティーも重視。サイズはおよそ幅313×奥行223×高さ18mmで、重さは約960g。1kgを切る薄型軽量ボディーなので、毎日持ち運ぶモバイルノートパソコンとしても最適といっていいだろう。なお、こちらもMIL規格(MIL-STD 810H)に準拠している。

横から見たところ。かなり薄いボディーだ

 インターフェースは、左側がUSB 3.2 Gen2 Typ-C(PD対応)/電源入力、HDMI 2.1、USB 3.2 Gen2 Type-A、Thunderbolt 4 Type-C(PD対応)/電源入力を、右側にマイク入力・ヘッドフォン出力、USB 3,2 Gen1 Type-A、microSDカードリーダー(SD/SDHC/SDXC、UHS-I対応)、PC動作モードインジケーター、セキュリティースロットを配置している。モバイルながら、スタンダードサイズのHDMI出力を搭載しているのは好印象だ。

左側
右側

 Webカメラは、16型モデルと同様フルHDカメラとWindows Hello対応のIR専用カメラを内蔵している。

 今回の16型と14型で印象的なのは、新たなCore Ultraを搭載していることも挙げあれるが、16:10のディスプレーでかつ薄型軽量な堅牢ボディーを採用している点にあると感じる。

 メインマシンとして仕事で使いながら、軽いゲームや写真・動画編集といった趣味もこなしたい、仕事を効率化するためにCopilot+をはじめとしたAIを活用したいという人は、後報となる価格と発売日も要チェックだ。

コンシューマー向けのモデルの主なスペック
ビジネス向けモデルの16型「THIRDWAVE DX-L7LA-B法人モデル」の主なスペック
ビジネス向けモデルの14型「THIRDWAVE F-14LN7LA-B法人モデル」の主なスペック
ビジネス向けモデルの14型「THIRDWAVE F-14LN5LA-B法人モデル」の主なスペック

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