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ハッセルブラッドが大口径超広角ズーム「XCD 3,2-4,5/20-35E」を発表

ASCII.jp / 2024年9月13日 8時0分

 ハッセルブラッドは中判ミラーレスカメラ「Xシステム」用の交換レンズとして、初の超広角ズーム「XCD 3,2-4,5/20-35E」を発表した。

ハッセルブラッドが超広角ズーム「XCD 3,2-4,5/20-35E」を発表

待望の超広角ズーム登場 フルサイズ換算16-27mmで 開放はF3.2-4.5

ハッセルブラッドが超広角ズーム「XCD 3,2-4,5/20-35E」を発表

 ハッセルブラッドのXシステムは、フルサイズより大きい中判サイズ(43.8×32.9mm)のセンサーを搭載したミラーレスカメラ・シリーズで、現行モデルは5000万画素の「X1DⅡ50C」と、1憶画素の「X2D100C」である。

ハッセルブラッドが超広角ズーム「XCD 3,2-4,5/20-35E」を発表

 交換レンズは15種類で、これまでの最も画角が広かったのは単焦点の「XCD 4/21」で、フルサイズ換算17mmのF4だった。「XCD 3,2-4,5/20-35E」は広角端は20mm(換算16mm)なうえ、開放もF4からF3.2と明るくなっている。

 「XCD 3,2-4,5/20-35E」は、Xシステム初の「E」シリーズレンズで、「E」は唯一無二(Exclusive)を意味する。Eシリーズレンズは、あらゆる焦点距離で非常に優れた性能を発揮する。

ハッセルブラッドが超広角ズーム「XCD 3,2-4,5/20-35E」を発表
ズーミング時のレンズの動き(ホームページより)

 レンズは、非球面レンズ3枚とED(異常分散)レンズ4枚を含む12群16枚構成。効果的に収差を抑制し、1憶画素の高解像度要件に対応している。

 AFにはステッピングモーターを採用し、フォーカス駆動のギアボックスと小型軽量のフォーカスレンズ群に組み合わせ、正確で静かな制御を可能としている。XシリーズカメラのPDAF技術との併用により、フォーカス速度と応答性が向上する。

ハッセルブラッドが超広角ズーム「XCD 3,2-4,5/20-35E」を発表
ステッピングモーター
ハッセルブラッドが超広角ズーム「XCD 3,2-4,5/20-35E」を発表
AFユニットの動き

 Xシリーズのカメラにはメカシャッターがなく、レンズ側にリーフシャッターを持つ。すべてのシャッター速度でフラッシュ同調撮影に対応し、最大1/2000秒でも同調可能だ。

ハッセルブラッドが超広角ズーム「XCD 3,2-4,5/20-35E」を発表
リーフシャッターの動き

 海外では5929ドル・6729ユーロで、日本での価格は93万4230円となる。

「XCD 3,2-4,5/20-35E」の主なスペック

焦点距離:20-35mm(フルサイズ換算16-27mm) 絞り範囲:F3.2-F32 対角画角:108-76度 サイズ:Φ81×117mm 重量:805g フィルター径:77mm 最短撮影距離:32cm 最大撮影倍率:1:10.6-6.4 撮影範囲:47×35cm-28×21cm

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